電子レンジ選びのチェックポイントとおすすめモデルをご紹介。

電子レンジ・オーブンレンジ

パナソニック ビストロ スチームオーブンレンジ 30L ホワイト NE-BS1400-W

最近では"あたため機能"が主となっていた電子レンジの需要は減り、レンジ機能にオーブン機能やグリル機能などがプラスされた多機能型電子レンジが主流となっています。

手間暇かけていた下準備がボタン一つで出来るだけにとどまらず、焼く・蒸す・煮る等多くの調理法が可能となりました。

そこで電子レンジの種類やおすすめモデルを簡単にご紹介したいと思います。

電子レンジは、各家庭に1台とそうたくさん揃えることはなく、また何度も買い替えることが少ない家電ですので、是非参考にしてみてください。




電子レンジの種類

私たちが身近に使用する電子レンジは、単純な機能のみの電子レンジと、多機能型電子レンジの2種類のタイプに分けられます。

タイプによって使い勝手は異なりますので、簡単に特徴をご紹介したいと思います。

単機能の電子レンジ

この単機能型電子レンジとは、従来からあるような"冷たい食材をあたためる"という単純機能だけがついているタイプの電子レンジです。

マイクロ波という波長の短い電波を使い、水分を含んだ食品を発熱させるという特徴を持ちます。

電子レンジの庫内の様式は、マイクロ波の照射・吸収にむらがないようにターンテーブルが設けられているタイプと、高出力・多機能が備わったものがよく採用しているフラットタイプがあります。

このフラットタイプはターンテーブルが無いかわりに内部のアンテナが回転するようになっています。

単機能の電子レンジで調理する場合に基本となるのが、ラップの使用です。

ラップを使用することで食品から水分が逃げていくのを防ぐとともに、発生した水蒸気を副次的に利用することが出来るため、重要な役割をしています。

この仕組みを利用して、火の通りづらい根菜類の調理も行えまし、葉物などの下ごしらえも可能です。

単機能な電子レンジでも十分間に合う、電子オーブンレンジ程機能はいらないという方にはおすすめです。

多機能オーブンレンジ

電子レンジのあたため機能に加えて、オーブン調理やグリル調理ができる高機能がついたものが電子オーブンレンジです。

ヒーターなどの熱源の他、スチームや過熱水蒸気というものを使って調理を行う特徴があります。

最近では、このような電子レンジ機能とオーブン機能を合わせた製品の電子レンジが主力となっており、その多機能性ゆえに価格は高額なものが多くなっています。

スチーム調理:庫内にスチームを噴射させて調理を行う方法。

過熱水蒸気調理:100℃以上の水蒸気を発生させて表面を焼く調理方法。

ノンフライ調理:油を使用せず、ヘルシーに食材を加熱調理する方法。

自動調理機能:センサーを用いて食材の種類・量を認識し、最適な加熱で調理を行う方法。

など、各メーカー様々な調理法を搭載しています。




電子レンジの選び方

電子レンジの購入を検討する時に大事なのは、必要な機能が兼ね備わっているか、自分が利用しない無駄な機能がついていないかの選別です。

電子レンジの機能が充実してきたため、欲張っていいものを買っても、利用しないのでは宝の持ち腐れとなってしまいます。

一人暮らしであまり料理をしない、高齢なので単純な機能しかいらないという方は、単機能型の電子レンジがおすすめです。

また容量も20L以下のモデルで十分かと思います。

新婚生活のスタートや、家族が増えたので大量に・楽に料理を済ませたい方には、多機能型電子レンジがおすすめです。

容量は2人世帯は20~25L、3~4人家族は26~29L、4人以上の家族なら30L以上の機器がおすすめですが、将来を見据えてはじめから大きなもの・高機能なものを購入するのもいいと思います。

あとは、料理を作るのが好き、子供とお菓子作りを楽しみたいという方は、機能が充実したものを選ぶと良いでしょう。

単機能電子レンジ製品3選

複雑な機能がいらない、男性の方やお年寄りにおすすめなのが単機能タイプの電子レンジです。

各メーカー使い勝手良く改良されていますので、中でもおすすめな最新モデルを3つご紹介したいと思います。

東芝 電子レンジ ER-RS22-W ホワイト

東芝 電子レンジ 22L ホワイトTOSHIBA ER-RS22-W

ターンテーブルタイプの倉庫内容量22Lモデルです。

ボタンは大きめなのでパッと操作がしやすく、文字も大きく読みやすいのが特徴です。

インバータ搭載でレンジ出力は、900W、600W、500W、200wから選択することが出来るため、素早い過熱から単純温め機能、解凍だって難なくこなすことができます。

ヘルツフリーだから、使用する場所は選びません。

さらに絶対温度センサー搭載だから、ご飯、おかず、飲み物のあたためはボタンワンタッチでOKです。

フラット庫内の「シャープ 電子レンジ RE-TF1 ホワイト」

シャープ 電子レンジ 18L ホワイト系SHARP RE-TF1-W

フラットタイプの倉庫内容量18Lモデルです。

フラットタイプだから庫内を広々使えて一度にたっぷり加熱することが出来ます。

またお手入れはサッと拭くだけなのでとても簡単です。

ごはんのあたため、牛乳(飲み物)のあたため、お弁当のあたため、はボタン一つでOK。

よく使う手動操作はダイヤルを回してそのまま押すだけなので簡単です。

もちろん解凍機能もついています。

Panasonic 「エレック」NE-E22A1-W ホワイト

パナソニック 単機能レンジ 22L ホワイト NE-E22A1-W

ターンテーブルタイプの倉庫内容量22Lモデルです。

メニューボタンは、あたため、飲み物の2つのみのシンプル表示。

文字も大きく使いやすい電子レンジです。

インバータ搭載で高出力から低出力まで楽々コントロール。

700Wから150Wまで切り替えられるので、あたためから解凍まで幅広い調理が可能です。

さらに高い出力から低い出力に自動で切り替えが出来る「連続調理」を搭載しているため、炊飯や煮物だって出来てしまう優れものです。

蒸気センサーの働きで、ご飯やおかず、冷凍ごはんなど分量に関係なくワンタッチで温めが可能。

毎日の動作がより簡単に、より便利に済みます。

ヘルツフリーだから、使用場所は選びません。

全国どこででも使用することが可能です。

時短で調理が出来て、とても楽な多機能電子レンジ。

おすすめ2モデル

各メーカーから様々な機能が付いた多機能電子レンジが出回っており、どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

そこで、おすすめしたい2モデルを簡単にご紹介したいと思います。

是非参考にしてみて下さい。

Panasonic スチームオーブンレンジ NE-BS1400 「Bistro ビストロ」

パナソニック ビストロ スチームオーブンレンジ 30L ホワイト NE-BS1400-W

レンジ機能・スチーム機能・グリル機能・オーブン機能が使用可能な万能タイプの電子レンジです。

レンジ機能には、高精細・64眼スピードセンサーを搭載。

食品の分量を瞬時に測定し、温め・解凍を行います。

マイクロ波をらせん状に放射しする"サイクロンウェーブ過熱"で食品の中央部分からおだやかに解凍。

ひき肉だって解凍ムラが無く、すぐに下ごしらえが出来てしまいます。

毎月の定番メニューもお手の物。

耐熱ガラスボウルに食材を切り入れてラップをかければ、メニューボタン一つで簡単にパスタやシチュー、カレー、煮物が作れてしまいます。

手間暇かけることなく料理が出来、洗い物も少なく済みます。

Panasonicのスチーム機能は、グリル皿で庫内上部を仕切り、限られた空間に熱効率を高めたボイラーで、集中的にスチームを噴射する方法をとります。

この方法により短時間でムラなくスチームが充満し、蒸し器同様の仕上がりを可能にしています。

中華料理はもちろんのこと、野菜や魚の蒸し焼きから茹で卵や温泉卵も作れてしまいます。

グリル機能は、従来よりもヒーター線の巻き密度をアップ。

単位面積当たりのヒーターの最高出力を従来製品よりも1.6倍へと高め、上部から大火力で焼き上げます。

グリル皿は、マイクロ波を吸収して発熱するため、わざわざ食材を返す必要はなく両面こんがり焼き上げます。

またグリル皿の加熱とグリル皿の上の食品を直接過熱する3Dアンテナも搭載。

食材を従来よりも短時間で焼き上げることが可能となっています。

多種多様な食材を調理するため、庫内はもちろんオートクリーン加工がほどこしてあります。

それでも臭いや汚れが気になった場合は、「お手入れ」「天井・脱臭」の自動メニューボタンでサッと取り除くことが出来ます。

オーブン機能は、80℃から高火力300度まで幅広いオーブン料理に対応。

また、手動のオーブン調理中にはスチームを入れることが出来るようになっています。

プリンやケーキ、パンを手作りされる方には、是非おすすめしたいモデルとなっています。

過熱水蒸気を利用したオーブンレンジ シャープ 「RE-V100A W」

シャープ スチームオーブンレンジ 31L ホワイト系SHARP 過熱水蒸気オーブンレンジ RE-V100A-W

シャープからは、加熱方式にタンク式過熱水蒸気タイプを採用したモデルがでています。

タンクからたっぷりのスチームを発生させ、過熱水蒸気を用いたヘルシー料理から中華まんなどのしっとりあたためまで自動で行えます。

レンジ機能には、トリプルセンサーを搭載。

赤外線・絶対温度・温度の3つの特性を活かして、温めるものの表面・発生する水蒸気・庫内の温度をはかり、食材を上手に温めてくれます。

冷凍食品だってワット変更や時間設定はいりません。

しっとり温められる"スチームあたため"や、鮮度はそのままで切り分けるための解凍"さっくり解凍"等の便利な機能が満載です。

調理機能も抜群。

過熱水蒸気とヒーター過熱を利用することで、油を使わず外はカリッ中はジューシーといたノンフライ調理が可能な他、魚やハンバーグといった焼き調理も行えます。

庫内は広々、2段調理も可能。

庫内を占領してしまうピザだって一度に2枚焼くことが出来ます。

これだけ様々な食材を調理できると気になるのが、臭いです。

庫内にはクリーンコートが施されているので、調理後の気になる臭いを抑える仕様にはなっています。

それでも気になる場合は、お手入れ機能「庫内クリーン」モードを使用します。

庫内に高温の水蒸気を発生させ、臭いや油汚れをおちやすくしてくれます。

水蒸気を発生させるエンジンの中も「本体水抜き」モードがあるので、自動でお掃除でき清潔を保つことが出来ます。

まとめ

電子レンジの進化は進み、今まで料理に手間をかけていたのがバカバカしくなるほど、大変便利になりました。

いかに"簡単に"いかに"短時間"さらに"美味しく"に調理できるかは、電子レンジに搭載される機能で大分変わってきます。

また料理で感じるのストレスが減ると共に、メニューのバリエーションもグンと広がります。

多機能なものは高額なものがほとんどですが、一生に1台と思って購入してみてはいかがでしょうか。