電子レンジの外側をきれいにするには?掃除のための4つのポイント
電子レンジは、簡単に食べ物を温めることができる便利な商品であり、日常生活の中で使う頻度も多くなります。
そのため、長く使っていくためには、こまめに手入れをすることが大切です。
ただし、手入れをするのであれば、内側だけでなく、外側の汚れにも注意してください。
電子レンジは、中に食べ物の汚れがつきやすいため、内部にばかり注目してしまうことも多いですが、外側の汚れも落としておかないと、長持ちさせることはできません。
では、電子レンジの外側を掃除するときのポイントを紹介していきましょう。
まずは水拭き
電子レンジは、使うときに内側の食べ物の汚れが目立ってしまうため、外側は意外と見落としがちですが、実はかなり汚れやすい部分になります。
なぜなら、電子レンジを置く場所が、主にキッチンだからです。
キッチンでは、さまざまな調理を行いますが、その近くに置いてある電子レンジは、食べ物の汚れなどが付着しやすくなってしまいます。
それを放置していると、汚れがどんどん蓄積されてしまい、固まって落ちにくくなってしまうこともあるのです。
これを防ぐためにも、電子レンジの外側は、しっかり水拭きを行ってください。
あまりひどい汚れだと、水拭きだけでは落ちないこともありますが、少し汚れた程度であれば、十分きれいにすることができます。
こまめに拭く
水拭きで汚れを落とすときのコツは、「すぐに拭く」ということです。
調理などで汚れがついてしまった場合、時間が経てば経つほど、固まって落ちにくくなります。
時間が経ってこびりついた汚れだと、水拭きしただけでは、きちんと落とすことができない場合も多いのです。
そのため、汚れてしまったときは、できる限り素早く対応するようにしましょう。
基本的には、「その都度拭く」というのがおすすめです。
調理のあとなど、汚れていそうなときは、毎回拭くようにしてください。
時間が経たないうちに手をつければ、ただの水拭きでも、しっかりと汚れを取り除くことができます。
レンジ台も忘れずに
電子レンジを掃除するときは、その周辺にも注意しておかなければなりません。
外側に汚れが付着するということは、レンジ台にもついている可能性が高いのです。
そのため、電子レンジを掃除するのであれば、レンジ台も一緒に拭いておきましょう。
レンジ台の場合も、汚れたらすぐに拭くのがベストなので、時間が経過しすぎないうちに掃除することを忘れないでください。
それには、調理しながら少しずつ拭いていく方法もおすすめです。
菜ばしなどで布巾をつまみ、調理の合間にレンジ台の方も軽く拭いておけば、あとは電子レンジの外側を拭くだけで済みます。
重曹を使って拭く
電子レンジの外側の汚れは、少しくらいなら水拭きだけで落とすことも可能ですが、頑固な汚れになると、そう簡単にはいきません。
特に注意したいのは、揚げ物などを作ったときに発生しがちな、油汚れです。
油によるギトギトした汚れがあると、ただ水拭きしただけでは、きちんと落とすことができません。
きれいに取り除くためには、少し工夫が必要になります。
そこで便利なのが、重曹を使うことです。
重曹は、さまざまな場所の掃除で重宝されていますが、電子レンジの油汚れを除去するためにも、高い効果を発揮してくれます。
これは、重曹が油を分解してくれるためです。
分解することで油汚れを浮かせ、拭き取りやすくすることができます。
重曹を振りかける
電子レンジの掃除で重曹を使うときは、濡らしたスポンジなどに振りかけておき、それで汚れた部分を擦っていきましょう。
そうすることで、水拭きだけではとれない汚れも、ぐっと落ちやすくなるのです。
ただし、あまり頑固な汚れだと、重曹で擦ってもなかなか落ちないことがあります。
そんなときは、「思ったほど効果はない」と判断してしまうこともありますが、簡単に諦めるのではなく、根気よく何度も擦ってみることが大切です。
繰り返し擦っているうちに、油を分解する効果が発揮され、だんだん落ちるようになってきます。
クエン酸も併用するとよりベスト
クエン酸は、電子レンジの内部についた食べ物の汚れを落とす際に重宝されるものですが、外側の掃除でも便利に使うことができます。
重曹で擦ったあと、布巾で丁寧に汚れを拭き取ったら、クエン酸を溶かした水を用意しましょう。
200mlに小さじ1杯程度のクエン酸を溶かし、それを布巾に染み込ませて、もう一度外側を拭いていきます。
クエン酸には、除菌や消臭の効果があるので、掃除の仕上げには最適です。
この方法なら、気になる臭いも防ぐことができるので、ぜひ試してみてください。
アルコールを使う
電子レンジの外側についた油汚れを落とすなら、アルコール除菌スプレーを利用するのも、おすすめの方法になります。
アルコールには油を溶かす効果があるため、落ちにくい油汚れも楽に拭き取ることができるのです。
ただし、アルコール除菌スプレーを使うなら、電子レンジに直接噴射するのではなく、布巾やキッチンペーパーなどに染み込ませて拭くようにしてください。
これは、通気口から液体が入らないようにするためです。
内部に液体が入ったりすると、電子レンジが故障してしまうこともあります。
汚れを落とすためには、直接噴射した方が効果的なように思えますが、電子レンジを長持ちさせるためには、リスクの少ない方法で掃除をしていきましょう。
細かい部分も忘れずに
アルコールで電子レンジを掃除するなら、取っ手の部分やスイッチなど、細かいところも拭いておきましょう。
電子レンジの掃除では、目立つところだけ済ませて、細かい部分は見落としてしまうこともありますがが、手垢や食べ物の汚れがついていたりするので、きちんと拭いておくべきです。
スイッチなどの細かい部分は、布巾ではなく、綿棒にアルコールを染み込ませて使うと、隅々まで掃除することができます。
掃除機で吸う
電子レンジの外側に付着する汚れは、調理の際に出る汚ればかりではありません。
裏側を見ると、埃が多くたまっていることもあるのです。
電子レンジを長持ちさせたいなら、そのような埃はしっかり取り除くようにしましょう。
あまり埃がたまりすぎると、通気口を塞いでしまうことがあるため、内部の正常な換気ができなくなります。
そうなると、機能が低下するだけでなく、最悪の場合は故障してしまうのです。
故障を防ぐには、埃をこまめに取り除き、常にきれいな状態にしておく必要があります。
ただし、普通に埃を払っただけでは、きちんと取り除くことはできません。
また、舞い上がった埃が、通気口から中へ入り込んでしまうこともあるのです。
そこで便利なのが、掃除機を使った方法になります。
埃を吸いながら掃除する
電子レンジの埃の対策をするなら、ただ払うのではなく、掃除機で吸いながら、少しずつ取り除いていきましょう。
掃除機の強い吸引力があれば、埃のほとんどを吸い込んでくれるため、普通に掃除するよりもきれいに仕上げることができるのです。
また、舞い上がった埃があっても、それをしっかり吸い取ることができるので、内部を汚してしまう心配もありません。
このように、掃除機をうまく使って、埃を確実に取り除いておけば、電子レンジを長持ちさせることができます。
まとめ
電子レンジの外側には、調理の際の油汚れや埃など、意外と多くの汚れが付着してしまうものです。
内部の汚れを落とすことも大切ですが、そのような外側の汚れも、普段から注意して取り除くようにしてください。
中だけでなく、外もしっかりきれいにしておけば、電子レンジの故障につながる要素は少なくなります。
適切な方法で掃除して、なるべく長く使っていきましょう。