液タブの専用ペンの芯は消耗品!交換する方法や代用品の注意点とは?

ペンタブ, 液タブ

XP-PEN 筆圧ペンの替え芯 スタイラスペン 50本替え芯 ブラック 対応ペン型番P01,P03とP03S (替え芯)

液タブは、デジタルのイラストを製作する周辺機器なので、アナログのイラストとは違って、永久に利用できるようなイメージを抱いている方は多いかもしれません。

しかし液タブの専用ペンの芯は消耗品になっているので、定期的に交換する必要があります。

そこで専用ペンの芯を交換する理由や方法を紹介するので、芯を交換した事がない方は確認してみて下さい。




芯を交換する理由

液タブの専用ペンの芯を定期的に交換しなければ、ペンタブ本体を利用しづらくなって、買い換える事になってしまう場合もあります。

そこで専用ペンの芯を交換しなければ、具体的に、どのような事が起きてしまうのか紹介するので参考にしてみて下さい。

液晶に傷が付く可能性

専用ペンの芯が磨耗して、少なくなりすぎた状態で、専用ペンを使ってしまえば、液タブの液晶画面に傷が付いてしまう場合があります。

もしも液晶画面に傷が付いてしまえば、専用ペンが引っかかってしまうので、なめらかな線を引く事が難しくなってしまうので、注意しなければいけません。

さらに板タブとは違って、液タブは液晶画面にイラストが映し出されるので、傷が付いたら、イラストが綺麗に映し出されないのです。

そのような事が起きないうちに、専用ペンの芯を交換する事をおすすめします。

交換しづらくなるケース

専用ペンの芯先は、約1mm以下になったら交換したほうが良いです。

なぜなら、専用ペンの芯が短くなりすぎたら交換する事が難しくなってしまうからです。

もしも専用ペンの芯が短くなりすぎて、交換できなくなったら、分解する必要が出てくるので、注意しなければいけません。

そのような事になれば、専用ペンを買い換える必要があるので、早めに専用ペンの芯は交換しておいて下さい。




芯を交換する方法

液タブの機種によっては、芯抜きが用意されている物があります。

そのような場合には芯抜きを利用すれば良いのですが、問題は芯抜きが用意されていない機種です。

もしも芯抜きが用意されていない場合には、ピンセットや毛抜きで、専用ペンの芯を抜く事ができます。

その方法は簡単で、ピンセットや毛抜きを芯の真横から挟んで、引き抜けば良いだけです。

ただし芯を掴んだときに、誤って押し込んでしまえば、抜く事が難しくなるので注意して下さい。

芯の形は重要

全ての液タブに搭載されている訳ではありませんが『傾き検知機能』が搭載されている機種があります。

この機能は、専用ペンの傾きを検知する事によって、色の濃淡や太さを変える事ができるのです。

ただし専用ペンの芯が磨耗していて、芯先が尖ってしまったら、傾き検知機能をうまく活用できない場合があります。

そのため、専用ペンの芯先が1mm以上あっても、尖った形になって傾き検知機能を上手く活用できなくなったら、芯を交換したほうが良いです。

芯の種類

専用ペンには様々な芯があって、消耗しづらい芯もあれば、描きやすい芯もあります。

そのため、どの芯を利用したら良いのか悩んでしまうと思うので、6種類の芯の特徴を紹介するので参考にしてみて下さい。

標準芯

標準芯は、消耗しづらい芯なので、それほどコストパフォーマンスが悪くありません。

ただし滑りやすい芯なので、操作方法に慣れるまで時間をかけてしまう可能性があるので、注意して下さい。

実際に液タブの液晶画面との相性もありますが、滑りやすくなっていたら、理想通りの線を引く事ができません。

そのような事になれば、線画を完成させるまで時間をかけてしまいます。

さらに標準芯がすべりやすくなっているとは言え、手に力を入れて線を引こうとしたら、芯が磨耗しやすくなるので、気を付けて下さい。

ストローク芯

ストローク芯も、それほど磨耗しない芯なので、維持費にあまりお金をかけたくない方には、おすすめの芯です。

ただしストローク芯は、ある程度まで押し込んでしまう芯なので、ペンタブの液晶画面と摩擦するケースがあります。

そのような事になれば、液晶画面に傷を付けてしまう恐れがあるので、適度な力で線を引く事が重要です。

もしも液晶画面に傷を付けたら、その傷が邪魔をして、イラストが見えづらい場合もあるので、注意して下さい。

エラストマー芯

エラストマー芯は、標準芯とは違って、滑りづらい芯になっています。

そのため、標準芯を利用している時に、滑りやすくて、不満を抱いてる場合には、エラストマー芯のほうがおすすめです。

実際に滑りづらくなっていれば、イメージ通りの線が引けますし、筆圧をコントロールしやすくなります。

ペンタブには筆圧機能が搭載されているので、専用ペンにかける力をコントロールする事によって、線や色の太さをコントロールできます。

そのため、滑りづらいエラストマー芯を利用して、筆圧をコントロールする事は重要です。

フェルト芯

フェルト芯は、あまり力を入れなくても抵抗感があるので、それほど力を入れて描く必要がありません。

実際に抵抗感が少ない芯を利用していたら、上手く線を引けない場合があります。

そのような芯を利用していたら、力を入れて専用ペンを引いていく必要があるので、短時間で腕が疲れてしまうのです。

そのため、あまり力を入れないでも線を引きやすくなっているフェルト芯を利用すれば、長い時間に渡って、イラストを製作する事ができます。

ハードフェルト芯

ハードフェルト芯は磨耗しやすいタイプなので、力を入れて専用ペンを引いていったら、短期間で芯を交換する必要があります。

そのため、力をあまり入れないで専用ペンを引く事になってしまいますが、それでは筆圧をコントロールする事が難しくなってしまうので、注意しなければいけません。

そのような注意点のある芯ですが、抵抗感が少しあるので、ある程度まで描きやすい芯になっています。

実際にハードフェルトを気に入っている利用者もいるので、1度は試してみる価値はあります。

ステンレス芯

数多くある芯の中でも、ステンレス芯は磨耗しづらいタイプなので、あまり維持費にお金をかける必要がありません。

さらにステンレス芯は、抵抗感もあるので、線を引きやすくなっています。

そのため、スレンレス芯は、コストパフォーマンスが優れているタイプなので、多くの方が満足できる芯です。

ただし、そのような芯でも磨耗していくので、気づかないうちに1mm以下になってしまう場合もあります。

そのため、定期的に芯先の長さを測ったほうが良いです。

芯の代用品は危険

液タブの専用ペンの芯は様々な種類がありますが、共通して言える事は、それほど値段が安くありません。

そのため、専用ペンの芯を代用品で間に合わせている方もいるのです。

その代用品は様々な物があって、パスタ・爪楊枝(つまようじ)・綿棒などがあります。

ただし代用品を利用していたら、中折れして、取り出す事ができないケースがあったのです。

この方は専用ペンを分解する事になってしまって、専用ペンを買い換える事になってしまいました。

このようなケースがあるので、わずかなお金を払う事を惜しんだら、専用ペンを買い換える事になってしまうので、代用品を利用する事は控えたほうが良いです。

まとめ

デジタルのイラストを製作する場合には、多くの器機が磨耗品ではありませんが、専用ペンの芯は消耗品になっているので、注意しなければいけません。

利用者たちの中には代用品を利用しようとして、専用ペンを買い換える事になってしまう方もいれば、問題もなく利用を続けられている方もいます。

そのため全ての方が代用品で失敗するという訳ではないのですが、液タブの液晶画面を傷つけたり、専用ペンを分解する事になったりしたら、お金をかける事になってしまうので注意して下さい。






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