購入する前に知っておこう!仮想通貨ビットコインを使うメリットとデメリット
多くの種類がある仮想通貨の中で、ビットコインは大きな注目を浴びています。
それはなぜかというと、時価総額が高く、将来性に期待することができるからです。
そのため、仮想通貨を始める人の多くはビットコインを選んでいます。
しかし、安易にビットコインを始めるのは良くなく、メリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
ここでは、ビットコインを使うメリットとデメリットを説明していくので、ビットコインの購入を考えている方は参考にしてください。
ビットコインとはどのようなもの
ビットコインとは、インターネット上の決済や送金などで利用されている、仮想通貨の一種になります。
「ブロックチェーン」という技術を使用しており、不正が行われないような仕組みになっています。
日本円やドルなどは紙幣や硬貨として実在していますが、仮想通貨は実在しない通貨で、「暗号通貨」ともいわれています。
そして、日本円やドルは中央銀行が管理者として存在していますが、ビットコインにはそのような管理者は存在しません。
そのため、国による価値の保証はされておらず、ビットコイン自体の信用によって価値が保証されています。
現在たくさんの種類の仮想通貨が存在し、ビットコイン以外にはイーサリアムやリップルなどが注目をされおり、それらの仮想通貨もおすすめです。
ビットコインの入手方法とは
ビットコインが欲しいと思っても、入手方法が分からないと手に入れることはできません。
では、どのようにすればビットコインを入手することができるのでしょうか?
その方法とは、主に3つあります。
仮想通貨取引所で購入する
ビットコインは、インターネット上にある仮想通貨取引所で口座開設をして購入することができます。
取引所ではレートが表示されており、現在の取り引き価格を知ることができます。
一般的に仮想通貨取引所では、0.001BTCから購入することが可能であり、少ない金額から気軽に購入することができます。
購入したビットコインは、当然日本円にすることもできます。
マイニングの報酬で入手する
ビットコインは、マイニングをして入手することもできます。
マイニングとはビットコインを採掘することで、未発行のビットコインを発行する作業のことを言います。
その作業をすることで、ビットコインを報酬として貰うことができます。
しかし、マイニングの作業は初心者には難しく、マイニングをしたい方は多くいるため、個人で気軽にできることではありません。
他の人から貰う
ビットコインは、他の人から貰うことで入手することもできます。
ビットコインを持っている人から送金してもらうことにより受け取ることができ、送金手数料があまりかからないのが魅力です。
日本円など実在するお金を送金する際は、銀行を仲介する必要があるため、それなりに手数料がかかってしまいますが、ビットコインは直接送金することができるので、手数料は非常に安くなっています。
ビットコインを使うメリットとは
ビットコインを購入する人が多くいるのは、様々なメリットがあるからです。
では、そのメリットとはどのようなことなのでしょうか?
ビットコイン初心者のために、ビットコインを使うメリットを説明していきます。
銀行を仲介する必要がないこと
実在するお金である日本円などを送金する場合は銀行を利用しますが、ビットコインを送金する場合は銀行を利用する必要はなく、送りたい人に直接送ることができます。
そのため、日本円など実在するお金を送るよりも、素早く送金することができます。
つまり、ビットコインの送金は、自分の手から直接相手に渡すような感覚になります。
銀行での振り込みは、早くても数時間かかり、遅いと数日かかります。
しかし、ビットコインの送金は基本1時間もかかりません。
また、銀行を仲立ちしないため、送金による手数料もあまりかかりません。
そのことは大きなメリットになります。
それは、手数料でも積み重なることにより高い金額になるためです。
いわゆる「塵も積もれば山となる」ということです。
銀行で送金する以外に、クレジットカードの支払いでも手数料がかかりますが、ビットコインは手数料が非常に安いため、使いやすいと言えます。
面倒に感じる手続きや制限がない
国の違いによってお金の単位が異なりますが、仮想通貨ビットコインは、ビットコインが使えるところなら世界共通になります。
ビットコインに対応しているお店やサービスを利用する際は、ビットコインという共通の通貨を使用することができるため、面倒な手続きをする必要はなく支払うことができます。
ビットコインを扱っているお店はまだまだ少ないですが、ビットコインを扱うお店やサービスなどが増えることにより、更に使いやすくなります。
いつでも取引できる
ビットコインなどの仮想通貨は24時間いつでも取引することが可能で、土曜日や日曜日、祝日などは関係なく、365日取引することができます。
そのため、日中仕事で忙しくても、自宅に帰ってからじっくり取引することもできます。
また、逆に夜勤で忙しくても、日中に取引することもできます。
24時間365日いつでも好きなタイミングで取引することができるのも、ビットコインなどの仮想通貨の大きなメリットになっています。
銀行を信用する必要がない
銀行に仲立ちしてもらったり、お金を預けたりする時は、銀行を信用する必要があります。
しかし、ビットコインは銀行に関わらないため、銀行を信用する必要はありません。
そして、銀行から通貨が奪われる心配もありません。
ビットコインは仮想通貨のため、利用している銀行を信用する必要がないことや、銀行から奪われる心配がないこともメリットになっています。
ビットコインを使うデメリットとは
ここまで、ビットコインを使う魅力的なメリットを説明してきましたが、デメリットも存在します。
それでは、ビットコインを使うデメリットとは、どのようなことなのでしょうか?
流動性が小さい
ビットコインを以前から注目していた人は多くいますが、比較的新しいものです。
そのため、ビットコインの市場に参加している人はまだまだ少なく、流動性は小さいといえます。
流動性が小さいと売買がしにくく、そのことはビットコインのデメリットになっています。
しかし、仮想通貨ビットコインの規模は少しずつ拡大しているので、このまま拡大していけば売買をしやすくなり、流動性が小さいというデメリットはなくなります。
ビットコインに対する信頼性がまだ低い
ビットコインは実在しない仮想の通貨です。
現在多くの人に注目されている仮想通貨ビットコインですが、ビットコインや仮想通貨自体のことをあまり知らない人は、まだ多くいます。
そのため、ビットコインや仮想通貨自体に対する信頼性は、正直高いとは言えません。
しかし、ビットコインが現在よりも多くの人に知られるようになれば、ビットコインに対する信頼性が高くなることでしょう。
ビットコインは相続できない場合がある
仮想通貨ビットコインはセキュリティがしっかりしているため、ビットコインを所有している人が亡くなってしまうと、そのビットコインを相続することができない場合があります。
仮想通貨であるビットコインは、国から補償されていないため、相続できいなトラブルが起きても対処してもらうことはできません。
そのため、ビットコインなどの仮想通貨を所有している人は、それらのことを考慮しておく必要があります。
まとめ
仮想通貨ビットコインを使うメリットやデメリットは様々あり、ビットコインの購入を検討している方は、メリットやデメリットを把握しておきましょう。
その他のビットコインのメリットとしては、「投資ができる」というメリットがありますが、「損をする可能性がある」というデメリットもあります。
また、安全性の高いビットコインですが、ハッキングによるリスクも少なからずあります。
ビットコインを始める方は、それらのことも考慮しておくと良いでしょう。