起きられる?振動するタイプの目覚まし時計のメリットとデメリット
目覚まし時計には、いろいろなタイプのものがあります。
たとえばシンプルな音で起こしてくれるタイプのものもあれば、光で起こしてくれるタイプのものも。
それらに加えて最近人気になっているのが、振動で起こしてくれるタイプの目覚まし時計です。
でも、振動で起こしてくれると言われても、それで起きられるのかどうか不安になりますよね。
ここではそんな振動で起こすタイプの目覚ましのメリットデメリットを見ていきます。
振動で起こすタイプは周りに迷惑が掛からない
振動で起こすタイプの目覚まし時計の最大のメリットと言えるのがこれです。
音で起こすタイプの目覚まし時計は、どうやっても周りに迷惑が掛かります。
まずある程度大きな音でないと起きられないため、ある程度大きな音が鳴りますよね。
ある程度大きな音が鳴っていたら、自分だけではなく、一緒に寝ている人を起こしてしまう可能性もあります。
そしてそれは、一緒に寝ている人だけとは限りません。
たとえば住んでいる家次第では、隣の部屋にまで音がすごく聞こえてしまって、隣の部屋の人を起こしてしまう可能性もあるんです。
一人暮らしの場合は特に、壁がそこまで厚くはない家に住んでいる人も多いでしょう。
だから聞こえてしまう可能性も高いです。
一人暮らしである分、それが原因でトラブルになるというのは避けたいですよね。
その点振動で起こしてくれるタイプの目覚まし時計であれば、そうなるリスクはありません。
振動は自分だけに影響を与えるものですから、一緒に寝ている人や、隣の部屋の人に迷惑がかかるということはないんです。
一番周りへの影響が少ない目覚まし時計
目覚まし時計には光で起こすタイプのものもあり、それであっても隣の部屋の人には影響を与えることはありません。
ただ、光で起こすタイプの目覚まし時計も、一緒にいる人にとっては迷惑になります。
光は、自分だけに影響を与えるわけではありません。
たとえば電気をつけたら自分だけではなく、一緒に寝ている人も起こしてしまいますよね。
一緒に寝ている人が光に鈍感であれば問題はありませんが、人は光には比較的に敏感ですから、起きてしまうこともあるんです。
でも振動であればそうはなりません。
もし誰かと一緒に寝ているということであれば、振動で起こすタイプの目覚まし時計はおすすめできます。
光よりは起きやすいのもメリット
振動で起きるタイプの目覚まし時計には、腕時計型があります。
そしてこの腕時計型の振動で起きるタイプの目覚まし時計は、すごく起きやすいです。
もちろん実際にそれで起きることが出来るかどうか、起きやすいかどうかは個人差があるでしょう。
でも、多くの人が起きやすいと感じる可能性は高いです。
というのもやっぱり身に着けているものが振動するわけですから、身体をゆすられて起こされているような感覚になるんです。
音の場合はどうやってもうるさくて起きる可能性も高いですが、光の場合は、身体の向き次第では大した影響を与えないこともあります。
でもこの腕時計タイプの振動する目覚まし時計は、それから逃れる術がありません。
だから、少なくとも光で起こしてくれるタイプの目覚まし時計よりは起きやすいです。
音よりも不快感も少ない
光よりも起きやすい振動するタイプの目覚まし時計ですが、音のなるタイプの目覚まし時計よりも優れている点はあるのでしょうか?
もちろん周りの人を起こさないという点で、音がなる目覚まし時計よりも優れていますが、それは「自分を起こす」という目覚まし時計の本来の価値とはちょっと違うところにありますよね。
だから、自分を起こすという観点の中で、音の鳴る目覚まし時計よりもあるかどうかがポイントになります。
振動する目覚まし時計には、音が鳴る目覚まし時計よりも、自分を起こすという観点で見て優れているポイントもあるんです。
それが、不快感の少なさ。
音が鳴るタイプの目覚まし時計は、音でむりやり起こされている感じがするので、起きた時の不快感がすごいですよね。
不快感がすごくて、起きたら「う~ん」となることもあります。
そうして「う~ん」という感情を抱えたままだと、どうしても起きる気がそがれます。
結果なかなか布団やベッドから動けず、二度寝してしまうようになるんです。
振動するタイプであれば、誰かにゆすられているような感じになるので、起きた時にも「う~ん」となることはありません。
もうちょっとすっと起きることができるんです。
朝一でストレスが溜まらないというのは、間違いなく大きなメリットです。
昼寝などでも使いやすい
もう一つ、振動するタイプの目覚まし時計にはメリットがあります。
それが、どこでも使えるという点。
周りの人に迷惑をかけないわけですから、たとえば会社でのシエスタのさいにも使いやすいです。
最近では会社でシエスタの時間を設けているところもありますよね。
でも目覚ましがないとうまく起きられないという方もいるはず。
とはいえそこで音がうるさいものを使うのは気が引けますよね。
そんな時に役立つのが振動するタイプの目覚まし時計なのです。
電車の中でも使える
また、振動するタイプの静音性が活きるのは、何も昼寝の時だけではありません。
たとえば、電車の中でもそれはつかえるのです。
疲れている時には電車の中でも寝たいものですが、上手く起きられないと余計に疲れます。
ちょうど最寄り駅のちょっとまえで起きたいですよね。
でも目覚まし時計なしでそれをするのはなかなか難しい。
とはいえ、音がなるような目覚まし時計を設定するわけにもいきません。
そんな時でも振動するタイプの目覚まし時計であれば全く問題なく利用できるんです。
こんな風にどこであっても非常に使いやすいわけですから、振動するタイプの目覚まし時計は、外で寝ることが多い人にすごくおすすめです。
止めやすいのがデメリット
では、振動するタイプの目覚まし時計には、どんなデメリットがあるでしょうか?
振動するタイプの目覚まし時計のデメリットは、何と言っても止めやすいという点。
振動するタイプの目覚まし時計は、それが腕時計タイプであっても、あるいは枕の下などに入れるタイプであったとしても、基本的には自分の近くにおきます。
そうでないと振動してもいまいち自分に影響を与えませんから。
でもそんな風に自分の近くにおいてあるということは、その分だけ止めやすいということ。
簡単に触れることが出来るので、すぐに止めてしまう可能性もあります。
無意識のうちに止めてしまって、知らないうちに二度寝てしまうという可能性もあるんです。
それは、目覚まし時計としての大きなデメリットです。
音が鳴るタイプは遠くにおける
これが音が鳴るタイプの目覚まし時計であれば、寝ているところから遠く離れたところにおいても、そこから起こしてくれます。
そして遠くにある分、それを止めるために起き上って動かないとならないということもあるんです。
起き上って遠くまで歩いていけばそのまま起きることも問題なく可能になります。
そうして、目を覚ましていけるんです。
でも振動するタイプの目覚まし時計ではそれはできません。
まとめ
一見すると頼りなく見える振動するタイプの目覚まし時計ですが、実はこのようにすごくメリットがあるものなのです。
これまで光で起こすタイプの目覚まし時計でおきられなかったという人や、音のなるタイプの目覚まし時計で不快感いっぱいで起きていたという方は是非試してみてください。
特に腕時計タイプのものがおすすめです。