社会人がイラストの専門学校で学ぶメリットや注意点を紹介!

イラスト専門学校

社会人になってから、今の仕事に満足できなくて、イラストの仕事をしてみたいと思う方は多いでしょう。

実際に、社会人になってからイラストを学ぼうと考えている方は多くいますが、イラストレーターになる事は、簡単ではないのです。

しかし、専門学校で学んだ場合には、社会人からでもイラストレーターを目指す事は十分に可能なので、学校で学ぶメリットや注意点などを紹介しましょう。




社会人が専門学校で学ぶメリット

社会人が、専門学校へ通う事は、簡単ではありませんが、様々なメリットがあります。

そのメリットを知れば、通学してみたくなると思うので、詳しく解説していきましょう。

スキルアップ

社会人で、イラストを学んでいる方たちの多くは、独学で作品を制作しているでしょう。

確かに、書店へ行けば、イラスト関連の書籍を購入する事ができるので、独学でもスキルアップする事は可能です。

しかし、独学の場合には、間違った描き方をしていても、その間違いに気づくまで時間をかけてしまう可能性があるので注意しなければいけません。

専門学校の場合には、講師が的確なアドバイスをしてくれるので、社会人でも短期間のうちにスキルアップする事が可能です。

利用できる道具

専門学校の学費は、安くありませんが、社会人の場合であれば、学費を払える方は多くいるでしょう。

実は、専門学校には多くの画材道具や機材などが完備されているので、学費さえ払っておけば、どの道具を使えば良いのか悩む必要がありません。

独学の場合には、どの画材道具または機材などを用意したら良いのか分からなくて、使わなくても良い物を購入してしまう可能性があるのです。

そのような事を考えたら、画材道具や機材について詳しく知らない場合には、専門学校へ通ってみる事をおすすめします。




社会人が専門学校を選ぶ際のポイント

イラストの専門学校は数多くありますが、社会人の方にとって、学びやすい所もあれば学びづらい所もあります。

そこで、どのような専門学校が学びやすくなっているのか紹介するので、参考にしてみて下さい。

夜間コース

社会人の方たちの多くが、平日の昼間に働いていると思うので、平日の昼間の時間帯に、専門学校へ通う事は難しいでしょう。

そこで、おすすめしたいのが『夜間コース』を用意している所です。

夜間コースであれば、夜から授業が始まるので、会社で働いた後に、授業を受ける事ができます。

さらに、夜間コースの場合には、学習時間が短くなっているので、学費が安くなっているのです。

貯金があまりない方や、平日の時間帯に働いている方たちにとって、働きやすい環境になっているので検討してみる価値はあるでしょう。

会社と専門学校の距離

夜間コースであっても、会社と専門学校の距離が離れていたら、授業に間に合わない可能性があります。

そのため、専門学校を選ぶ際には、あまり会社から離れていない所を選んだほうが良いでしょう。

地方都市では難しいかもしれませんが、首都圏であれば多くのイラストの専門学校が点在しています。

そのため、首都圏に住んでいる方は、会社の周辺に、専門学校がないのか探してみましょう。

通信講座

地方都市に住んでいる場合には、会社の近くに専門学校が無い可能性が高いので、社会人では学びづらくなっていますが『通信講座』であれば話は別です。

通信講座とは、自宅でイラストを制作して、その結果を講師に送って、アドバイスを受ける学習方法になります。

その方法は大きく分けて2つのタイプがあって、紙に書いたイラストを郵送する場合と、インターネット上で作品のデータを送信する場合があります。

自宅で学ぶ事ができるので、近くに学べる所がなければ、通信講座を用意している専門学校を検討してみましょう。

社会人が専門学校で学ぶ注意点

社会人でも学びやすい専門学校はありますが、注意すべきポイントがいくつもあります。

そのポイントを把握しないで入学してしまえば、後悔する事になってしまうので、詳しく解説しましょう。

学習時間

夜間コースであれば、学習時間が少なくなっているので、学費は安くなっていますが、スキルアップしないうちに卒業してしまう可能性があります。

通常コースの専門学校でも、学習期間は2年または3年になっている所が多いので、1日2~3時間程度の学習時間になっていたら、あまりスキルアップできないのです。

そのため、夜間コースでイラストを学ぶ場合には、授業に真剣に取り組む必要があるので、注意して下さい。

学習内容

イラストの専門学校と言っても、アナログで紙にイラストを描く場合もあれば、デジタルでパソコンを利用する場合もあります。

それぞれ、一長一短あるので、どちらのほうが優れているという訳ではありません。

しかし、アナログとイラストのどちらを選んだら良いのか分からない場合には、両方を学べる専門学校を選ぶようにしましょう。

実際に、アナログとデジタルの両方のスキルを指導している専門学校は多いので、事前にカリキュラムの内容を把握したほうが良いです。

校内の設備

デジタルのイラストを制作する場合には、パソコン・ペンタブ・専用ソフトなどが必要になります。

値段の高い機材ばかりなので、専門学校によっては生徒の人数分まで完備していない場合があるのです。

そのような所に入学してしまえば、二人で一台のパソコンを共有する事になってしまうので、効率よくイラスト制作をできない可能性があるのです。

そのため、可能であれば、オープンキャンパスに参加してみて、機材が充実しているのか把握してみましょう。

おすすめの専門学校

日本には、多くのイラストの専門学校があるので、どれを選んだら良いのか悩んでしまう方は多いかもしれません。

そこで、数多くあるイラストの専門学校の中から厳選して、社会人の方でも学びやすい学校を2つまで紹介するので、参考にしてみて下さい。

代々木アニメーション学院

『代々木アニメーション学院』は、3つの夜間コースが用意されていて、それが水曜日&夜間コース(毎週水曜日19時~21時)・日曜日&午前クラス(毎週日曜日10時~12時)・日曜日&午後クラス(毎週日曜日13時~15時)などです。

水曜日の場合には、会社から離れている場合には、授業に間に合わない方は多いかもしれません。

しかし、日曜日であれば、休日の方が多いと思うので、授業を受けやすい専門学校です(校舎によって選べない場合もあるので注意)。

授業では、アナログよりもデジタルを重視している学校なので、デジタルのイラスト制作を学んでみたい方は検討してみる価値があります。

日本デザイナー学院

『日本デザイナー学院』も夜間コース(夜間部)も用意していますが、日曜日ではなく、月曜~金曜日の18時30分~20時50分の間なので注意する必要があります。

会社の位置や就業時間によっては学びづらい方は多いかもしれませんが、アナログ(イラストレーション&色彩構成)とデジタル(グラフィックデザイン・Webデザイン)の両方を学ぶ事ができるので、どちらのほうを選んだら良いのか分からない方には、おすすめの専門学校です。

まとめ

社会人たちの中には、会社を辞めてから、イラストレーターを目指そうとする方もいます。

しかし、イラストレーターになる事は、簡単ではないので、短期間のうちにプロになれない場合もあるのです。

そのような事を考えたら、会社で働きながら、専門学校で学ぶ方法は有効です。

会社を辞めなければ、収入が減る訳ではないので、落ち着いてイラスト製作に励む事ができるでしょう。

参考URL・参考文献・根拠など

http://www.shuuichi.yoani.co.jp/?course=illust
https://ndg.ac.jp/course/nightly_graphic.html






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