絵・イラスト好きな人の世界観を変えてくれる魅力を知れば、今すぐに液タブでデジタルイラストを楽しみたくなる
パソコンと連動させてイラストなどを描く事ができる液晶ペンタブレットは、「液タブ」と呼ばれています。
絵を描く事が趣味で普段は紙にイラストなどを描いている人の中にも液タブという存在が気になっていたという人も多くいるでしょう。
実際に使った事がないから、どんなものかわからないから試せないままでいるという人もいます。
液タブならではの機能などを知れば、きっとそのその魅力に気づくことができるはずです。
液タブを始める前に必要な準備
いざ液タブを始めようと思っても何を準備すればいいのかわからなければ始めることができませんよね。
液タブの利用者が増えてきている最近では、液タブに必要な液晶ペンタブレットも手頃な製品も多いので手軽に始める事ができます。
液タブに必要な準備と基本的な使い方を覚えておきましょう。
液タブの基本的な使い方
液タブの基本は液晶ペンタブレットを用意してパソコンに接続をする事で絵を描くことができます。
液タブは単体ではなくパソコンの周辺機器の一つとして考えるとわかりやすいでしょう。
今では多くの液タブ製品が発売されています。
その中にはパソコンに接続をしなくても絵を描くことができるものもありますが、多くの液タブ製品にはパソコンが必要です。
パソコンのある環境であれば液タブを購入してすぐに始める事ができます。
知っておきたい液タブの値段
液タブは手頃で安いものでは１万円前後から発売されています。
そして5万円前後・7万円前後・10万円～25万円と液タブ製品の種類によって値段には大きな幅があります。
発売されているメーカーにもよりますが、値段によって製品に備わっている機能や使い心地に違いが出てくると言われています。
基本的な操作方法
初心者の人にとっては「機械に詳しくないから使いこなせるか不安」という人もいるかもしれません。
パソコンと接続して絵を描く事のできる液タブはデジタルでありながら、その書き心地は利用する人達の間で高い評価を得ています。
液タブはノート型になっていて、そのノート型の画面上で専用のペンを使って絵を描いていきます。
なのでそれまでは紙に絵やイラストを描いていたという人でもすぐに液タブに慣れる事ができます。
画面上で絵を描いていく
液タブを使う時に接続するパソコンの画面には描いた絵の全体が映し出されます。
そして絵を描いていく画面となる液タブ本体では絵全体はもちろん、細かい部分を拡大して作業する事もできます。
仕事で液タブを取り入れている漫画家・イラストレーターさんなども増えています。
自分の描いた絵・イラスト・漫画などをSNSやブログでアップしていきたいという人にも液タブはおすすめです。
液タブで絵を描く為に知っておきたいこと
準備もできて操作方法もわかったので早く描きたい！
というはやる気持ちをぐっと我慢して、初心者の方は最初に液タブを使って「操作の練習」をする事をおすすめします。
ノート型の画面に絵を描いていくスタイルの液タブを、今まで紙に絵を描いていた時と同じ感覚で描きだしてしまうとスムーズに描けず戸惑ってしまう事になります。
なので最初液タブの画面に専用のペンを使って大きな円や三角などを描いてみて液タブの書き心地を試していきましょう。
実際に触れて試す事で、液タブで絵を描く事にも早く慣れる事ができるはずです。
絵を描き始める前にどんどん液タブに触れて慣れていきましょう。
専用のペンで液タブの画面に触れる事で絵を描く事ができます。
画面に触れる時の強さや弱さなどで、筆圧を調整する事ができます。
そして専用のペンで画面を一回タップするとクリック・二回タップはダブルクリックになります。
覚えておくと液タブの便利な機能を使う時にもとても便利です。
液タブだからできる様々な事が絵・イラストの世界を広げてくれる
紙に色鉛筆・絵の具・クレヨンなどを使って絵を描く事もパソコンと液タブで絵を描く事にも、それぞれの良さがあります。
紙に描く事をアナログそして液タブなどのパソコン周辺機器を使って絵を描く事はデジタルと呼ばれています。
デジタルな液タブには、自分の今までの絵・イラストの世界を広げてくれるような便利な機能がたくさんあります。
描いた絵の大きさ・幅などを変えることができる
一度描いた絵の大きさや幅などを変える事ができるのも液タブの魅力の一つです。
例えば人物を描いた時に、人物の頭を少し大きくしたいという事も可能です。
他にも配置などを変える事もできます。
不透明度の調整ができる
光を遮断する度合いの事を不透明度といいます。
自分で描いた絵の色合いを薄くさせたり透かす事ができたりと不透明度を調整できるのが液タブです。
紙ではなかなか上手に描く事ができなかったという人でも、液タブを使うと自分の絵の表現方法の幅が広がるのを実感する事ができるはずです。
フィルタ効果が使える
液タブの機能にはフィルタ効果もあります。
描いた絵の明るさを調整したり、ぼかしを加える事もできます。
液タブの選び方3つのポイント
初めての液タブでは、どの製品を選んでいいのか迷ってしまうものです。
自分に合った液タブを見つる事ができれば快適に絵を描く事ができます。
サイズで選ぶ
風景画などで絵を描く時にキャンバスを立てるイーゼルと呼ばれる台の様な感覚で、液タブも画面全体の傾きを調整する事ができます。
それでも液タブ本体の大きさは小さなものではないので使う時にはある程度のスペースを確保する事になります。
使う時にはパソコンに接続をする事も考えてパソコンや、その周りのスペースと液タブのサイズを考えながら選びましょう。
パソコン周辺のスペースが狭い場合には小さな液タブを、スペースに余裕があるなら大きめのサイズを選ぶなど、使う環境に合わせて自分に合った液タブを探すのが初心者の方にはおすすめです。
液タブは液晶の画面を見ながら専用のペンで絵を描いていくので、熱中すれば目が疲れたり肩が凝ってしまうなんて場面もあります。
作業をする場所に合わせて液タブを選ぶ事で自分の体への負担も少なくする工夫ができます。
価格で選ぶ
手頃なものから高価なものまで液タブの価格には幅があります。
今では様々なメーカーから、種類も豊富に液タブが発売されているので、その中から価格を参考に選ぶのも一つのポイントになります。
価格によって備わっている機能が違うので「この機能だけは譲れない」など自分が描きたい絵に必要な機能なども参考にしながら自分に合った液タブを探しましょう。
中古か新品買うならどちらが良いのか
使わなくなったものがリサイクルされて、次に必要としている欲しい人の手に渡る事は良い事です。
けれど液タブを中古で購入すると保証を受ける事ができません。
新しい液タブの製品を購入すれば期間などが決まっている場合もありますがメーカーの保証が受けられるので、故障などのハプニングにも対応してもらえます。
そして液タブで使う専用のペンには寿命があります。
機械の寿命は4、5年と言われているように液タブのペンもそのあたりが買い替えのタイミングになります。
長く持つ事もありますが、使用頻度や使い方によってもう少し早く買い替えが必要になる事もあります。
なので中古で買うよりも、新しい液タブを購入するのがおすすめです。
まとめ
液タブは絵を描く事が好きな人・絵を描く事を仕事にしたい人などの幅を広げてくれる頼りになる存在です。
紙に絵を描く時には自分の頭でイメージしているものを100%表現するのが難しい事があります。
思い通りに描けなければ何度も描き直す事になるのでストレスや疲れも溜まっていきます。
描きたいものを快適に表現することのできる液タブなら、きっと今までよりもっと絵やイラストを描く事が楽しくなって夢中になれるはずです。