液タブ『XP-Pen Artist10S』はリーズナブルな価格?
ペンタブは、絵筆と同じような感覚で、デジタルのイラストを製作する事ができます。
そのため、ペンタブを購入しようと考えている方は多いでしょう。
所が、ペンタブを購入しようとしたら同じような機種に見えても、価格に大きな差があって、困惑した事はないでしょうか?
実は、ペンタブには板タブや液タブなどがあって、性能に大きな違いがあります。
そのため、どのペンタブを購入しようか悩んでしまいがちです。
そこで、おすすめしたいのが『XP-Pen Artist10S』という液タブです。
この液タブはリーズナブルな価格をしているのに、高性能になっているので、ペンタブの価格相場を紹介しながら、本製品の魅力に迫ってみましょう。
XP-Pen Artist10Sの製品情報
本製品は、液タブとしてはリーズナブルな価格をしていますが、板タブの中には本製品よりも値段の安い機種はいくつもあります。
そのため、本製品はお買い得なペンタブなのか、分からない方は多いでしょう。
そこでペンタブの価格相場を紹介しながら、本製品がお買い得なのか説明するので、確認してみて下さい。
ペンタブの価格相場
ペンタブは大きく分けたら、液タブと板タブがありますが、液タブのほうが高性能になっているので、高額な機種が多く販売されています。
そのため、液タブは高額な機種になれば300,000円を超えてしまう物があるのですが、値段の安い機種になれば50,000円前後の物がいくつかあるのです。
それに比べて、板タブは値段の高い機種でも30,000円前後になっている機種が多くて、値段の安い物であれば、5,000円以下の機種もあるのです。
本製品は液タブになりますが、Amazonでは送料無料ですが、税込価格37,800円にしかなりません(2018年3月4日時点)。
そのため、値段の安い液タブを探している場合には、本製品はおすすめのペンタブです。
板タブと液タブ
液タブが高機能になっているのは、ペンタブ本体に液晶画面が備えられていて、その液晶画面にイラストを映し出せるようになっているからです。
イラストを描く際には、その液晶画面に専用ペンを引いていくので、アナログの環境に近い状態で、イラストを製作できます。
それに引き換え、板タブはパソコンのディスプレイにイラストが映し出されるので、アナログの環境とは大きな違いがあります。
そのため、今までアナログのイラストを製作してきた方には、液タブである本製品はおすすめです。
付属品の内容
本製品のように、リーズナブルな価格をしていたら、多くの方たちは「付属品は充実していないのではないか」と不安を感じてしまうでしょう。
所が、本製品はリーズナブルな価格をしていても付属品が充実していて、ペンタブ本体の他に、専用ペン・替え芯・ペンスタンド・芯を抜く道具・CDドライバ・説明書・二本指グローブ・クリーニングクロス・Mini Display Port-HDMI変換ケーブルなどがあるのです。
このようにケーブルやCDドライバだけではなく、クリーニングクロスや二本指グローブまで備えられているので、液晶画面を清潔な状態で使用できるようになっています。
本製品の機能
本製品は付属品が充実しているだけではなく、デジタルのイラストを製作しやすいように、様々な機能が搭載されています。
そこで、これからデジタルのイラストを製作しようと考えている方のために、どのような機能が搭載されているのか紹介するので、見ていきましょう。
解像度
液タブを購入する際には『解像度』を注目しなければいけません。
なぜなら解像度が低い液タブを購入してしまえば、美しいイラストが映し出されないので、イメージしたようなイラストを製作できない可能性があるからです。
所が、本製品の解像度は1280×800もあるので、美しいイラストを映し出せるようになっているのです。
実は、解像度とはドット(点)の集まりで、1つのドットには1つの色を映し出せるようになっています。
そのため高解像度になっている本製品であれば、なめらかな線や多彩な色彩を映し出せるようになっているのです。
視野角
液晶画面を採用している家電製品を利用した事がある方なら、分かるかもしれませんが、実は違う角度から見たら、液晶画面に映し出されている色彩が変わって見える場合があるのです。
このようなケースが起きてしまうのは、視野角が狭くなっている事が大きく関係しています。
そこで本製品は視野角を178度にする事によって、違う角度から見ても、色彩が変わらないように見えます。
そのため、イラストを製作している時に、席から少し離れて、イラストを遠くから確認する事も容易です。
専用ペン
ペンタブは専用ペンを本体に接した時に、筆圧を感知する事によって、線や色の太さをコントロールできるようになっています。
このような機能を『筆圧レベル』または『筆圧感度』と言われていて、本製品の筆圧は2048レベルもあるのです。
そのため、本製品の専用ペンを利用すれば、極細から極太まで描きやすくなっています。
さらに、本製品の専用ペンは『消しゴムモード』に簡単に変更する事ができるので、デジタルのイラストを製作しやすくなっているのです。
利便性の高いポイント
デジタルのイラストを製作しやすい機能が搭載されていても、利用しづらいペンタブになっていたら、集中力が低下しやすくなってしまいます。
所が、本製品は利便性も優れているペンタブなので、詳しく紹介しましょう。
エクスプレスキー
パソコンを操作して、デジタルのイラストを製作するためには、専用ソフトのツールを切り替えていく必要があります。
実際に専用ソフトには、鉛筆ツール・ブラシツール・ズームツールなど様々な種類があるのです。
このようなツールを切り替えるためには、ツールをクリックする必要がありますが、そのような事をしていたら、手間暇をかけてしまうので注意しなければいけません。
所が、本製品の本体には『エクスプレスキー』が搭載されているので、ワンタッチで作業を切り替える事ができるので、作業を効率化する事ができます(全ての作業をワンタッチで切り替えられる訳ではないので注意)。
10.1インチ
液タブは、ペンタブ本体にイラストが映し出されるので、大きめのサイズになっているほうが利用しやすくなっています。
ただし大きめのサイズの液タブを利用する場合には、広めのパソコンデスクが必要になるので、注意しなければいけません。
そして本製品は『10.1インチ』しかないので、パソコンデスクがあまり広くないサイズでも利用しやすくなっています。
利用者たちの使用感
本製品はコストパフォーマンスの高い液タブですが、意外にも利用者たちの中には満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいるのです。
そこで本製品を購入してから後悔する事がないように、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品はエクスプレスキーが搭載されている所を気に入っている方がいました。
そのため、イラストを製作する仕事をしている方が、納期に追われている場合でも、本製品を利用すれば決められた期限に作品を完成させる事も可能です(個人差があるので注意)。
さらに本製品は高解像度になっている事もあって、美しい画面になっている所を気に入っている方もいました。
否定的な口コミ
本製品の液晶画面がツルツルになっている事から、イラストを製作する事が難しいケースがありました。
実際に液晶画面がザラザラとしていたら、専用ペンの芯が摩耗しやすくなっていますが、ツルツルになっていたら専用ペンが滑りやすくなってしまいます。
そのため、液晶画面がツルツルになっている事は一長一短ありますが、専用ペンが滑ってしまえば、イメージ通りの線を引く事が難しいので注意する必要があります。
まとめ
本製品は液タブなのに、リーズナブルな価格をしていますが、板タブのほうが低価格な機種は多くあります。
そのため、今までデジタルのイラストを製作してこなかった方は、板タブのほうを利用したくなったかもしれません。
しかし液タブのほうが、アナログの環境に近い状態でイラストを製作できるので、今までアナログのイラストを製作していた方には、低価格な液タブになっている本製品はおすすめです。