仮想通貨で頻繁に使われる用語!よく目にするけど意味は知ってる?
仮想通貨には、そこではよく使われる用語だけど、一般的にはあまり目にしたことがないような用語がたくさんあります。
そうした用語は、別に知らなくても損することはあまりありません。
むしろ知って得意げに使う方が良くない印象を周りに与えて損になってしまうことがあります。
でも把握だけはしておきたいという方もいるでしょう。
そこでここではそんな仮想通貨でよく使われる用語の意味をみていきます。
イナゴのように群がることを意味するイナゴ
仮想通貨では、イナゴという言葉をよく目にします。
イナゴといわれてもいまいち意味が分からないものです。
その意味はどこにあるのでしょうか?
実はイナゴというのは、特別難しい意味ではありません。
イナゴというのは、そこに群がることを意味する言葉になります。
イナゴは大群をなして何かに群がることがありますよね。
それと同じように、何かの仮想通貨の人が群がることをイナゴというのです。
群がりできたものがイナゴタワー
実際には、仮想通貨では「イナゴ」という単語で使われるよりも、「イナゴタワー」という言葉で使われることが多いでしょう。
イナゴタワーというのは、その仮想通貨に群がるイナゴたちによって作られた急騰のチャートのことを言います。
たとえば、10分前とくらべて20パーセントくらい違うとか、そんな急騰のチャートが作られることがあるのが仮想通貨です。
そんな急騰のチャートは、全体を見るとそこだけタワーのようになっているでしょう。
それが、イナゴタワーなのです。
過去のチャートを見ていると、そうしたイナゴタワーが数か月おきに形成されていることがわかるはずです。
イナゴタワーはすぐ崩壊する
このイナゴタワーには、一つの特徴があります。
それが、すぐに崩壊するという点です。
急騰したタワーはやはりつくりが急で雑なだけあって、すぐに壊れてしまうのです。
結果、20パーセント急騰したと思ったら、そこから一気に15パーセントくらい減らしてしまうこともでてきます。
たしかにそれでも、最初の最初で入れていれば5パーセントの儲けになります。
しかしもし、20パーセント上がったところで買っていたらどうなるでしょうか?
それは15パーセントダウンになりますよね。
そのダメージはすごく大きいです。
だから、イナゴタワーができてきたら、それにはなるべく入らないにするのがおすすめです。
初期の初期で入れない限りは、あきらめて崩壊するのを楽しみにしてみていたほうが良いです。
エアドロップはただで仮想通貨がもらえること
仮想通貨では、エアドロップという言葉もよく耳にするでしょう。
エアドロップは、iphoneユーザーであれば、仮想通貨とはまた違うところで耳にしたこともあるでしょう。
要はデータ転送のようなものです。
それを仮想通貨で耳にするときも、意味合いとしては似たようなものになります。
ただで仮想通貨が送られてくるのです。
それがエアドロップです。
そんな素敵なものがあるのであれば、とにかく片っ端から参加したいと思うでしょう。
それは誰もがそう思います。
だからやはりエアドロップは倍率が高いです。
少しでも早く情報を集めて、少しでも早く参加しないと恩恵を受けることはできません。
また、それにはリスクもあるのです。
リスクも0ではない
エアドロップには、「ただで仮想通貨がもらえるのであれば参加したい」と考えてしまう人間の心理を利用したリスクもあります。
たとえば、お金をくれないと仮想通貨をあげないというような手口で支払いをさせようとしてきたり、それっぽい言葉でウォレットのカギを聞いてきたり、何らかの形で情報を抜き取ろうとしてくることもあるのです。
それらはどれも詐欺で、ただただ損をするだけで終わってしまうようになります。
それは問題です。
だから、エアドロップだからと言って何にでも飛びつくのはよくありません。
もちろんただでもらうことができるのはうれしいことではありますが、基本的には自分で買って自分で増やすようにしていくのが一番おすすめです。
上げトレ下げトレはその名の通り相場状態を示す
仮想通貨のチャートでは上げトレ、下げトレという言葉もよく目にするでしょう。
これらはどれも相場の状態を示す言葉です。
下げトレは、下げトレンド。
上げトレは、上げトレンドのことになります。
下げトレの時には、すごくうまく乗りこなさないと損をする可能性が高いです。
でも、上げトレの時には、それが始まるころに買うことができれば、そのトレンドが終わるまでは勝手に儲けていくことができます。
だから基本的には上げトレのときにだけ取引をするのがおすすめです。
ただなかなかそうも言っていられないのが現状です。
下げトレは長くなりがちですから。
上げトレの時にだけ入ろうと思っていたら、全然入れなくなったりします。
トレンドはどこで判断するのか
そもそも、上げトレも下げトレもどこで判断したらよいかわからないでしょう。
ただそれは別に難しいことではありません。
たしかに5分足や1分足などを見ていてもなかなかわかるものではありません。
しかし日足を見れば割と簡単にわかります。
日足に対して、そのチャートを見ているものの機能で、移動平均線を引くとよいでしょう。
そうすると、線が上がっているのか下がっているのかわかります。
それが延々上がっているようであれば、それは上げトレです。
逆に延年下がっているようであれば、下げトレになります。
ただそれだけのことなので、だれでも簡単に理解できるはずです。
レバレッジはハイリターンにつながる仕組み
レバレッジは、仮想通貨取引ですごくよくみられる用語であると同時に、これに関しては理解しておいた方が良い用語でもあります。
レバレッジを簡単に説明すると、自分の持っている資金を何倍かにして取引ができる仕組みです。
たとえば、資金が5万円しかなくても、レバレッジを20倍に効かせることで、100万円の取引ができるようになるのです。
それは大きな利益につながります。
たとえば5万円で1パーセントアップしても50500円にしかなりません。
しかし100万円で1パーセントアップしたら101万円です。
つまり、5万円のレバレッジ20倍で、買った仮想通貨が1パーセントアップしたら、1万円の儲けを出すことができるのです。
それはかなりのハイリターンです。
大損になることもある
ただ逆に、大損になることもあります。
たとえば、2パーセントダウンしたら、先の例では2万円マイナスになります。
5万円の2万円ですから、ほとんど50パーセントダウンのようになるのです。
それはかなり大きい損失です。
しかもそれは1日のうちに出てしまう損失になるのです。
だから、最悪それがなくなってもよいというリスクを覚悟してかけないといけないのがハイレバッジなのです。
大きくかけることはあまり推奨されない
こうしたレバレッジは、たくさんかければかけるほどハイリスクハイリターンになります。
だから、あまりそれを大きくかけることは推奨されていません。
リスクを最小限にするのが投資の基本ですから。
でも、こういう戦い方もあるということは覚えておくとよいでしょう。
まとめ
仮想通貨の用語は、このようにいろいろなものがありますし、そしてこれら以外にもたくさんあるものです。
基本的にはやっているうちに自然と覚えていくものにはなるので無理して覚えていく必要はありません。
ただせっかくの機会なので、特によく目にするようなここで紹介してきた単語は覚えておくとよいでしょう。
そして、少しずつ仮想通貨に詳しくなっていったら、いつかそれが花咲くこともあるかもしれません。