RPAとAIを併用して新時代に対応!メリットやデメリットとは?
多くの日本企業が、RPAを導入し始めていますが、最近ではRPAとAIを併用する動きもあります。
実は、RPAだけでは実行できる事は限られているので、AIも併用するメリットは大きいのです。
ただし、この2つを併用しようと思ったら、メリットだけではなくデメリットも覚えておく必要があります。
それでは、どのような事を覚えておけば良いのか紹介するので、参考にしてみて下さい。
RPAとAIの併用
RPAとAIを併用するメリットを知るためには、まずはRPAの特徴を知っておく必要があります。
そこで、RPAの特徴や、AIと併用した場合のメリットなどを紹介するので、確認してみて下さい。
RPAの特徴
RPAは、簡単に言ってしまえば、事務作業を人間の代わりに行ってくれるシステムのようなものです。
事務作業を多く行わせる事ができるので、今まで雑務としか思えない作業を社員ではなくRPAに任せる事ができます。
実際に、単調になりやすい事務作業は、集中力が低下しやすいので、思いがけないミスを犯してしまうので注意しなければいけません。
そのようなミスが何回も起きてしまえば、信用を失ってしまうので、単調な事務作業をRPAに任せるメリットは大きいです。
AIがサポート
RPAを利用して、事務作業を軽減させる事ができるのであれば、AIを併用する必要がないように思ってしまうかもしれません。
実は、多くのRPAは単調作業しか行わせる事ができないので、少し複雑な作業になったら社員に行ってもらう必要があるのです。
そのような事では、社員の作業をあまり軽減できないので、注意する必要があります。
RPAだけでは行える作業が限られていますが、AIを併用する事によって、様々な作業を任せる事ができるのです。
そのため、社員の作業量を少しでも軽減させたい場合には、RPAとAIを併用してみる事をおすすめします。
認識機能
RPAとAIを併用したら、OCRを利用して、画像に書かれている文字をテキストデータに変える事が可能になります。
さらに、音声に秀でたAIもあって、音声をデータに変える事もできるので、AIを併用する事によって、今まで社員でしか行えなかった事を自動化する事が可能になりました。
RPAとAIは、人間のようなミスは犯さないので、確認作業をする必要もありません。
ミスだけではなく確認作業の軽減まで行えたら、今まで時間を割けなかった作業に着手する事ができるので、様々な改善が可能になります。
AIの危険性
AIは便利な人工知能を有していますが、一部の知識人の間では、危険な存在のように警告を発している方もいます。
そこで、AIの危険性について紹介するので、みていきましょう。
人類を超える知能
AIは、日々進化を遂げていて、その人工知能はやがて私たち人類を超える可能性があると言われています。
多くのアニメや映画では、AI(ロボット)が人類に叛逆を起こしてしまって、甚大な被害を受けてしまう未来が紹介されています。
実際に、AIがそこまで人類に危害を加えるかは未知数の所がありますが、ホーキング博士は自動車にAIを搭載した実験において、その危険性を警告していました。
そのため、現時点では問題がなかったとしても、未来においては警戒する必要があるでしょう。
第3次世界大戦
人類は、今まで悲劇とも言えるほどの世界大戦を2度も経験しました。
第2次世界大戦においては、日本は各都市で無差別爆撃を受けて、広島・長崎で原子爆弾を投下されて、その被害は数百万人にも及びました。
人類は、2度と同じような経験をしないように、様々な努力をしてきましたが、AIによって第3次世界大戦が起きると警告をする方がいるのです。
実際に、AIの蜂起の仕方によって各国が止める事は十分に可能ですが、核兵器の管理までAIに任したら各国で止められる可能性は低くなってしまうので、その危険性は高いでしょう。
人間の仕事の種類
AIが、人類に蜂起しなかったとしても、危険性がないかと言われたら、そうではありません。
実は、AIが多くの仕事をするようになったら、私たち一般市民の仕事がなくなってしまう恐れがあるのです。
海外では、店員が働かないコンビニが登場するようになって、一般市民が行える仕事が少なくなってしまって、無職の方が増える可能性が高くなってしまいます。
日本では移民を受け入れたら、日本人の仕事が少なくなってしまう事を恐れている方がいますが、移民を受け入れなくてもAIを利用するだけでも、職業がなくなってしまので注意する必要があります。
RPAのメリット
AIのデメリットはRPAでも共通する事が多いのですが、実はいくつかメリットもあります。
そこで、どのようなメリットがあるのか紹介するので、みていきましょう。
人件費を削減
RPAを利用する際には、ある程度のお金を払う必要がありますが、1日24時間働かせる事が可能で、休日でも働かせる事ができます。
もしも、社員に同じような事をさせたら、1日24時間も働ける訳がないですし法律違反にもなるので、数名の社員を雇う必要があるのです。
さらに残業代を支払う必要がありまし、休日出勤させる時でも手当てを支払う必要があります。
RPAを利用したら、そのような手当てを払う必要がないので、人件費を削減する事ができるので、企業の業種によっては以前よりも黒字にする事は可能です。
人口減少時代に対応
日本は、人口減少時代に突入していって、今から100年後には半減すると言われています。
現在の日本の人口が1億2000万人ですから、それが6000万人になってしまうので、多くの企業が人手不足に悩まされてしまうのは確実と言われているので、経営者は注意しなければいけません。
現時点でも、デフレが深刻な状況になっているのに、人手不足に陥っている業種があるほどです。
しかし、RPAを導入しておけば、多くの作業を任せる事ができるので、社員の人数が少なくても仕事を継続する事ができます(企業によって違いがあるので注意)。
AIのメリット
RPAにメリットがあるように、AIにも様々なメリットがあります。
少し危険性があるように思えてしまうAIですが、どのようなメリットがあるのか把握できたら、その利用価値が分かると思うので詳しく紹介しましょう。
言語を超えた世界
AIは、翻訳機能を搭載しているものもあるので、言語の壁を超える事ができます。
実際に人類は、国家や民族によって、違う言語を利用している所は多くあって、意思疎通する際には苦労する事は数多くあるのです。
しかし、AIを利用する事によって、違う言語を利用している方と一緒に仕事をする事が十分に可能です。
現在は翻訳する機能に限界はありますが、未来においては、今よりも迅速に翻訳できる可能性は高いので、海外展開を考えている企業はAIを利用する価値があります。
地方でもカバー
AIを利用して、無人店を経営できるようになったら、人口が少ない地方でも経営する事が可能になります。
実は、海外では無人コンビニ店が経営を開始している所もあるので、日本でも無人コンビニ店が増える可能性は十分に高いです。
今までは、地方はお客が少ないので、コンビニの店舗を増やす事によって赤字に転落する恐れがありました。
しかし、無人コンビニ店であれば、人件費を抑えられるので、お客が少ない地方に店舗を出店させても赤字に転落する可能性は低くなります。
まとめ
RPAとAIを併用したら、人件費を抑えながら、新サービスを展開する事ができるので、企業は導入するメリットは大きいです。
ただし、多くの仕事をRPAとAIに任せようとしたら、社員たちは「自分たちの仕事が無くなってしまうのではないか」と心配になってしまいます。
そのため、仕事を社員と、RPAやAIに振り分けるつもりがある場合には、社員たちが混乱しないように事前に連絡したほうが良いです。