Bamboo Folio L A4サイズはペンタブレット?
ペンタブレットは、マウスよりもデジタルのイラストを製作しやすい事から、多くの方たちが利用しています。
しかし、ペンタブレットは、どこでも利用できる訳ではないので、利便性はあまり優れていません。
所が『Bamboo Folio L A4サイズ』であれば、どのような場所でも、気軽にデジタルデータになれる絵や文字を書く事ができるので、詳しく紹介しましょう。
Bamboo Folio L A4サイズの魅力
多くの方たちがイメージするペンタブレットと言えば、専用ペンを引いていく事によって、パソコンにイラストを描いていくイメージでしょう。
所が、本製品は通常のペンタブレットとは大きな違いがあるので、その特徴やメリットなどを紹介するので、確認してみて下さい。
ノートにメモ書き
本製品は、通常のペンタブレットとは違って、紙を本体に重ねて利用する事になります。
その紙に絵や文字を描いていけば、タブレットやスマホに保存できるのです。
そのためには、Wacomのクラウドサービス『Inkspace Basic』でデータ化する必要があるので、少し手間暇をかける事にはなります。
しかし紙に絵や文字を描いていく事によって、デジタル化できるのは大きなメリットです。
実際に、板タブと呼ばれているペンタブレットの場合では、本体で専用ペンを引いても、パソコンのディスプレイ上では線がズレてしまう事があります。
そのため、紙にメモを書くような要領で、デジタル化したい方には、本製品はおすすめの製品です。
A4サイズ
ペンタブレットの中には、27インチもの大型サイズがあります。
このように大きなサイズになっていれば、イラストが見やすくなっているので、視力が低い方でも見やすいというメリットがあります。
しかし、大型サイズになっているペンタブレットは、パソコンデスクに設置しづらくなってしまうので、注意しなければいけません。
それに引き換え、本製品はパソコンと併用する必要がない上に、サイズが26.8×33.8cmにしかなりません。
そのため、小さなデスクやテーブルにも簡単に設置する事が可能です。
デジタルデータを活用
本製品で書いた絵や文字をタブレットやスマホに保存すれば『デジタルデータ』として、活用する事ができます。
実際にデジタルデータにする事ができれば、アナログの絵のように保管する場所を確保する必要がありません。
そのため、広い部屋がなくて、キャンバスやノートなどをあまり保管できない場合には、本製品を利用してみる価値があります。
さらに本製品でデジタルデータを保存すれば、様々な画像と見比べる事もできるので、今まで製作してきた物を簡単に把握する事ができるのです。
注意すべきポイント
本製品は気軽に絵や文字を書いて、デジタルデータに変換できますが、注意すべきポイントもあります。
そこで、どのような所を注意すれば良いのか紹介するので、見ていきましょう。
視線が低い
板タブはパソコンと併用する事によって、パソコンを見ながら、イラストを製作する事ができます。
そのため、高い位置にある物でイラストを確認できるので、あまり頭を傾かせる必要がありません。
しかし本製品は、ノート型の製品なので、デスクの上に寝かせて、利用する事になるのです。
そのため本製品を利用する際には、頭を傾かせて、利用する事になるので、肩や首に大きな負担をかけてしまうので注意して下さい。
維持費
ペンタブレットを購入する際には、お金をかけてしまいますが、維持費が安いというメリットがあります。
実際にペンタブレットの製品で、消耗するのは専用ペンの芯ぐらいなので、あまりお金をかけません。
所が、本製品を利用する場合には紙を利用する事になるので、本製品を多く利用する場合には紙を購入するために、お金をかけてしまうのです。
そのため、本製品を購入する前に、紙を購入する費用をかける事は把握しておいて下さい。
板タブより機能が低い
板タブは、液タブと呼ばれているペンタブレットより機能が低い代わりに、値段が安いというメリットがあります。
所が、本製品は、その板タブよりも機能が低くなっているのです。
実際に、板タブには『筆圧感度』という機能が搭載されていて、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さをコントロールできます。
それに比べて、本製品は紙に書いた絵や文字を、スマホやタブレットなどに保存できるだけです。
そのため、高機能になっているペンタブレットを探している方は、本製品を購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。
製品情報の詳細
本製品の魅力や注意点を分かってもらえた所で、次に製品情報も紹介するので、この製品を詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
パッケージ内容
本製品を購入すれば、付属品として、専用ペン・替え芯1本・ノートパッド・Micro USBケーブル・クイックスタートガイドなどがあります。
ただしスマホやタブレットなどが付いてこないので、本製品を利用して、デジタルデータを保存したい場合には、スマホやタブレットなどを別に購入する必要があるので、注意する必要があります。
そのような注意点はありますが、スマホやタブレットさえあれば、本製品を購入したら、すぐに絵や文字などをデジタルデータへ変換する事が可能です。
コストパフォーマンス
本製品は板タブほどの機能を搭載していないので、低価格な機種というイメージを抱いた方は多いかもしれません。
所が、本製品は、Amazonでは送料無料で、税込価格21,849円で販売されているのです(2018年3月27日時点)。
実は、板タブの中には5,000円前後で販売されている機種がいくつもあります。
ただし本製品は、多くの方たちから人気の高いWacomの製品なので、ある程度まで値段が高くなっているのは、仕方のない部分です。
利用者たちの口コミ
本製品は板タブより高機能ではないので、利用者たちの中には、満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいました。
そこで本製品を購入してから後悔する事がないように、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品を利用している方たちの中には、会議の時にメモを書いていたものが、デジタルデータに変換できる所を満足している方がいました。
実際に、本製品はスキャナを利用しないで、スマホやタブレットに取り込めるので、気軽にデジタルデータへ変換できます。
さらにソフトを利用して、データを結合できる所を気に入っている方もいたので、データ管理が容易になっているのです。
そのため、仕事で利用してきたデータを、全てまとめたい場合でも、本製品は活躍してくれます。
悪い口コミ
本製品は、他の製品と同期する事ができますが、同期するためには2分以上もかかってしまう事について、不満を抱いている方がいました。
実際に、2分以上も時間をかけてしまえば、短時間でデジタルデータに変換できないので、急いでいる時には注意しなければいけません。
さらに本製品の専用ペンの替え芯が、高価になっている所を気にしている方もいました。
そのため、あまり芯を磨耗しないように、専用ペンにあまり力をかけて書かないようにして下さい。
まとめ
本製品は、板タブのようなペンタブレットに比べたら、高機能ではありませんが、紙に書いたものを気軽にデジタルデータへ変換できます。
このようなメリットは、板タブにはないので、仕事でメモを書いていた内容をデジタルデータに変換したい場合には、本製品はおすすめです。
ただし、お金をかけてしまう製品なので、維持費をかける事は覚えておいたほうが良いです。