液タブ『Parblo Mast10 10.1』はコスパが高い？
アナログのイスラトを描いている方たちの中には、本当はデジタルのイラストを製作したくても、液タブは値段が高いので、仕方なくアナログのイラストを製作している方が多いでしょう。
実際に液タブは高額な機種が多いので、簡単に購入できない方が多いのが、実情です。
所が、数多くある液タブの中には『Parblo Mast10 10.1』のように低価格で販売されている機種もあるので、その魅力に迫ってみます。
Parblo Mast10 10.1の注目点
本製品は低価格で販売されているだけではなく、注目すべきポイントがいくつもあります。
そこで本製品の価格や優れた機能などを紹介するので、液タブを購入するべきか戸惑っている方は、参考にしてみて下さい。
液タブの魅力
ペンタブには『液タブ』と『板タブ』があって、液タブのほうが高額な機種があります。
そのため、初めてデジタルのイラストを描く方は、最初は低価格な板タブを購入するケースが多いです。
しかし板タブは、ペンタブ本体にイラストが映し出される訳ではないので、アナログのイラストと描いている環境と大きく異なっています。
それに引き換え、液タブはペンタブ本体にイラストが映し出されるので、アナログのイラストを描く環境に近いのです。
そのため、初めてデジタルのイラストを製作する際には、低価格な液タブになっている本製品は、おすすめです。
低価格な機種
液タブは、200,000円以上で販売されている機種がいくつもあって、高額な機種になれば300,000円近い機種もあるのです。
アナログのイラストを描く環境に近いとは言え、ここまで高額な機種を購入できる方は、ごくわずかでしょう。
そのため多くの方が液タブを購入する事を諦めていますが、本製品は液タブなのに、Amazonでは送料無料で、税込価格29,999円で購入する事ができるのです（2018年1月23日時点）。
そのため、多くの方は気軽に購入できる機種になっているので、手軽にデジタルのイラスト製作を始める事ができます。
2048レベル
デジタルのイラストを製作しようとする時に、ネックになるのが線や色の太さのコントロールです。
実際に、マウスでイラストを製作しようとしたら、線や色の太さを調整してからドラッグしていかなければ、太さを変えた線や色を引く事ができません。
このような作業を行なっていれば、手間暇をかけてしまうので、イラストを完了させるまで、時間をかける事になってしまいます。
所が、本製品には筆圧機能が備えられているので、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さを簡単にコントロールできます。
さらに本製品の筆圧機能は2048レベルもあるので、上位機種のペンタブに劣りません（2018年1月23日時点）。
ショートカットキー
デジタルのイラストを製作する際には、様々な作業を行う時に、いくつか手順を踏む必要があります。
そのため、同じ作業を行う回数が多い場合には、いくつか手順を踏んでいれば、ストレスを感じてしまいます。
そこで本製品は『ショートカットキー機能』を搭載していて、6つもカスタマイズする事ができるのです。
そのため、よく行う作業は、ボタンを押すだけで実行できるようになるので、効率良くイラストを製作できるようになります。
デジタルのイラストを選ぶメリット
本製品の魅力を紹介してきましたが、デジタルのイラストを製作するメリットについて、詳しく知らない方も多いでしょう。
そこでデジタルのイラストを製作するメリットを紹介するので、ペンタブの購入に踏み切れない方は参考にしてみて下さい。
修正が容易
アナログでイラストを製作する場合には、着色で失敗した場合には、まず色が乾くのを待たなければいけません。
なぜなら色が乾かないうちに新しい色を重ねてしまえば、色が混ざり合ってしまうので、予想していない色に変わってしまうからです。
それに引き換え、デジタルのイラストは着色が乾燥していく時間が存在しません。
そのため、カラーが乾くのを待つ必要がないので、着色を間違えても、すぐに違うカラーを重ねる事ができるのです。
時代にマッチ
日本のデザイン業界では、CGのイラストを採用している場所が増えています。
そのため、イラストレーターを目指している方は、デジタルのイラストを製作できるようになる事は重要なポイントです。
そのような時代なので、液タブを操作できなければ、クライアントが満足できるような作品を納品する事ができません。
そのため、今の時代に必要とされるイラスレーターになりたい場合でも、デジタルのイラストを製作できるようにしたほうが良いです。
商品情報の詳細
本製品の機能やデジタルのイラストについて紹介してきましたが、本製品の商品情報も知っておかなければ、本製品の性能を正確に把握する事はできません。
そこで本製品を購入しようか悩んでいる方のために、商品情報の詳細を紹介するので、確認してみて下さい。
解像度
液タブには、パソコンと同じように『解像度』というものがあって、この解像度は美しいイラストを映し出せるのか表している数値になります。
実際に解像度は、ドット（点）の集まりなので、解像度が低ければ、多くのドットを映し出す事ができません。
お絵かきロジックをした事がある方なら分かるかと思いますが、マス目が少ない問題では、単調なイラストになってしまいます。
所がマス目が多い問題の場合には、なめらかなカーブを表せるのです。
そのため、解像度が高くない液タブは、あまり美しいイラストを表せないようになっています。
それでは、本製品はどうなのかと言えば、1280×800もあるので、なめらかな線を映し出せるようになっているのです。
対応できるOS
液タブでイラストを製作する場合には、ペンタブだけではイラストを製作できないので、液タブに対応できるOSをインストールしているパソコンが必要になります。
そして、本製品に対応できるOSは、Windowsでは7・8・8.1・10（32・64bit）で、MacはOS X 10.8.5以上になります。
もしも、本製品を購入したい方で、このようなOSがなければ、パソコンに対応できるOSをインストールしなければいけません。
ただし、OSをインストールする時には、空き容量が足りなければ、パソコンの動作が遅くなったり、フリーズしたりする事があるので注意して下さい。
利用者たちの満足度
本製品はコスパ（コストパフォーマンス）の高い液タブですが、意外にも利用者たちの中には、満足している方もいれば、不満を抱いている方もいるのです。
そこで本製品を詳しく知りたい方のために、本製品を利用している方たちの満足度を紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、上位機種の液タブに劣らないほど、画面が美しい所を満足している方がいました。
そのため、値段が安いので品質を心配している方でも、気軽に購入する事ができます。
さらに本製品の専用ペンを使用しても、ペン先が沈み込まない所を気に入っているケースもありました。
実際に数多くある液タブの中には、専用ペンのペン先が沈み込んでしまうケースもあるのです。
そのようなケースがある事を考えたら、ペン先が沈み込みづらくなっているのは、本製品の大きな魅力です。
否定的な口コミ
本製品でPhotoshopを利用してみたら、反応がよくなっていても、Painterでは反応が悪くなってしまうケースがありました。
そのため、Painterを愛用している方は注意したほうが良いです。
その他に、本製品を利用していたら、ペン先と映し出される線が1cmほどのズレが生じてしまうケースもあったのです。
実際に板タブであれば線のズレは生じやすいのですが、液タブで線がズレてしまうケースは多くないので、本製品を利用する際には注意して下さい。
まとめ
本製品は、低価格な液タブなのに、高機能になっているので、今まで高額な液タブを購入できなかった方にはおすすめの機種です。
実際にショートカットキー機能が備えられているので、効率的にイラストを製作できるので、気分よく作業を進められます。
利用者たちの中には線のズレを感じてしまう方がいましたが、それは何回も本製品を利用する事によって、慣れる事ができるので、それほど気にする必要はありません。