オーブンレンジなら、ウォーターオーブンはいかが? おすすめのヘルシオを見てみよう。

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オーブンレンジといっても種類はたくさんありますが、現在の主流はスチーム蒸気を使った「過熱水蒸気式」オーブンレンジです。

水蒸気を加熱することによってより食品を高温調理し、ヘルシーメニューを実現することができます。

ヘルシオはそんな過熱水蒸気式オーブンのさらに上をいくウォーターオーブンです。

ヘルシオのおすすめポイントをご紹介します。




過熱水蒸気式オーブンレンジとは?

現代人の健康志向は食品にもよく表れています。

減塩や減脂にこだわる人がふえ、調理方法も油を極力使用しないものが人気です。

そんな現代人のニーズにぴったりマッチしているのが「過熱水蒸気式」オーブンレンジです。

「スチームオーブン」とも呼ばれます。

これは一体どんなオーブンレンジなのでしょうか。

過熱水蒸気式が健康に良いのはなぜ?

過熱水蒸気式オーブンレンジは、油を使用せずに調理することが可能です。

これはどのようなしくみかといいますと、過熱水蒸気式オーブンは調理に高温の「水蒸気」を使用します。

水蒸気の温度は300℃を超えるため、焼いたリ揚げたりが可能になるのです。

水がそんなに高温になるの?

と驚く人もいるかもしれません。

水は100℃までしか上がらないといわれているからです。

水は沸騰すると100℃に達し、水蒸気になります。

この時発生した水蒸気の分子に高速摩擦を加えることで水蒸気は100℃をもこえてしまうのです。

過熱水蒸気式オーブンレンジは、このしくみを利用して調理を行います。

水蒸気はべたつく?

水蒸気と聞いて心配になるのが、食品が濡れてしまうことではないでしょうか。

水蒸気というと霧吹きの霧のようなものを想像しますよね。

そんなもので食品を調理したら、水分をふくんでべとべとになってしまうように思えてしまいます。

しかし、こちらも余計な心配です。

100℃以上に熱せられた水蒸気は素早く蒸発してしまうため、食品に残ることはありません。

焼き魚やからあげも、カラっと調理することができます。

本当に水蒸気で焼いたりできるの?

水蒸気というと霧のようなものを想像してしまうため、300℃の高温で調理できると聞いてもピンとこない人がいるかもしれません。

しかし、沸騰するやかんからは水蒸気がでますが、それに手をあてるとすぐに火傷してしまいますよね。

水蒸気の力というのは、それぐらい強いのです。

ですから、油を使わずにおいしく食品を調理することができます。




過熱水蒸気式オーブンレンジが健康にいいのはなぜ?

過熱水蒸気式オーブンレンジは健康に良いと言われているのは、減塩効果や減脂効果があると言われているからです。

ではなぜ、過熱水蒸気式オーブンレンジでは減塩や減脂が可能なのでしょうか。

この秘密は、「水蒸気」にあります。

食品に高温の水蒸気をあてると、食品表面に水がつき、表面部分の塩分濃度が低下します。

塩分は多いところから少ないところへと移動しますので、食品表面部分に染み出してきます。

染み出した塩分は水と混じり、調理中に落ちていってしまうので、減塩調理が可能になるのです。

脂については、高温の蒸気が食品内部の脂分を溶かすことにより、無駄な脂肪を落とした調理ができるようになります。

塩分・脂分が気になる人は、過熱水蒸気式オーブンレンジを使用すると食生活がヘルシーになります。

過熱水蒸気式オーブンレンジの上をいく「ヘルシオ」

過熱水蒸気式オーブンレンジの流行のもととなったのはシャープの「ヘルシオ」です。

もともと業務用にしかなかった過熱水蒸気式オーブンレンジを家庭用に改良したことで、大きな話題となりました。

ヘルシオは調理の際、過熱水蒸気式オーブンレンジと同様に「過熱水蒸気」を使用します。

しかし、ヘルシオは「過熱水蒸気式オーブンレンジ」とは呼ばず「ウォーターオーブン」と呼ばれます。

これはなぜなのでしょうか。

過熱水蒸気式オーブンレンジとは加熱方法が異なる

通常過熱水蒸気式オーブンレンジは、調理を行う際、過熱水蒸気だけを使用しているわけではありません。

レンジやヒーターなどの機能と併用して過熱水蒸気を利用しているものが多く、調理の工程の全てを過熱水蒸気のみで行っているわけではないのです。

これに対し、ヘルシオは調理の始めから終わりまで「過熱水蒸気のみ」を使用しています。

つまり、水の力だけで調理を行っているのです。

ヘルシオが過熱水蒸気だけで調理できるのはなぜ?

過熱水蒸気を使用したオーブンレンジは、ホテルなど業務用として使われていました。

しかし、家庭用に改良するのは難しいといわれ、長い間存在しませんでした。

ヘルシオが業務用にもまけない過熱水蒸気を発生させる秘密はどこにあるのでしょうか。

ヘルシオにはハイパワーヒーターがある!

水蒸気を高温にし、その力だけで調理を行うとなると、かなりのパワーが必要となります。

ヘルシオは30リットルの大容量の庫内を満たす過熱水蒸気をつくるために、1350ワットの超ハイパワーヒーターを搭載しています。

この高温ヒーターのおかげで、庫内を満たす大量の高温水蒸気を発生させることができるようになりました。

ヘルシオには高い気密性がある!

 どんなに多量の過熱水蒸気を発生させても、気密性が低ければ蒸気は逃げてしまいます。

オーブンレンジの気密性を高め、水蒸気のパワーを十分に発揮させるために考え出されたのが、「高密閉ドアシールド構造」です。

ドアと本体の密封性を高めたおかげで、庫内の酸素濃度を低く保つことができるようになりました。

過熱水蒸気を直接噴射する!

ヘルシオは食品の加熱をより効果的に行うため、過熱水蒸気を食品に直接噴射できるシステムが搭載されています。

庫内には3つのヒーターがあり、調理する対象にあわせて回転数や方向を究めて精密に調整されたファンも設置されています。

このおかげで食品の焼きムラや色むらがなく、最高の状態で調理することができるのです。

ヘルシオなら「低酸素調理」もできる

ヘルシオは庫内の密封性が高く、空気の出入りをきっちり食い止めることができます。

このため、「低酸素調理」を行うことができるのです。

低酸素調理を行う事のメリットは、食品の酸化を食い止めることができると言う点です。

油は熱を加えると酸化してしまいます。

酸化した油は空気中の酸素と結びつくことで「過酸化脂質」へと変化。

過酸化脂質は体内に入ると、組織障害や老化を促進すると言われています。

しかし、低酸素調理を行った場合、結びつく酸素がないので、過酸化脂質の発生量を減少させることができます。

また、食品内にある有益な物質「ビタミンC」や「カロテン」「ポリフェノール」などの酸化も防ぐことができるので、食品の栄養を損なうことなく食品に残すことができるのです。

ヘルシオしかできない調理方とは?

初めから終わりまで過熱水蒸気を使って調理してくれる「ヘルシオ」ですが、他の過熱水蒸気式オーブンレンジにない優れた機能がついています。

おすすめをいくつかご紹介します。

まかせて調理

過熱水蒸気は、温度が低い部分により多くの熱を与えます。

この性質を利用して、ヘルシオでは「冷凍」と「冷蔵」の食品を同時に仕上げることができます。

赤外線センサーと温度センサーを併用し、食品に最適の状態をオーブンレンジがチェック。

最適の状態に調理してくれます。

あぶり焼き

ヘルシオには表面をカリッと香ばしく焼き上げる「あぶり焼き」の機能がついています。

プロ職人のステーキのように、表面はこんがり、中はレアという絶妙な焼き加減が可能です。

ステーキだけではなく、かつおのたたきなども家庭でつくることができます。

まとめ

近年人気の過熱水蒸気式オーブンレンジの先駆けとなった「ヘルシオ」。

水の力だけで食品を調理する「ウォーターオーブン」として話題になりました。

現在もさらに進化を遂げ、高機能・高性能のオーブンレンジとして人気を集めています。

減塩・減脂、低酸素調理が可能なヘルシオを取り入れて、より健康的な食生活を送ってみてはいかがでしょうか。