仮想通貨はガチホが吉?ガチホのメリットとデメリット

仮想通貨

仮想通貨は、ガチホするのが良いと言われることが多いです。

でも、ガチホはどうしてもそんなに推奨されるのでしょうか?

ガチホにはどんなメリットがあり、そしてどんなデメリットがあるのでしょうか?

ここではそんな仮想通貨をガチホすることのメリットとデメリットについて見ていきます。

それを見比べて、どうするか考えてみてください。




ガチホとはそもそも何か

ガチホと言われても、いまいちなんのことか分からない方もいるかもしれません。

そういう方の為に説明をすると、ガチホというのは、しっかりと仮想通貨を保持すること。

それをがちホールドと呼び、ガチホと呼ばれるようになりました。

つまり、一回仮想通貨を買ったら、それをたとえば1年だったり2年だったり、あるいはもっと長い間だったり、ずっと持ち続けていることをさします。

反対となるのは回転

ガチホの対義語となる言葉もあります。

それが、回転です。

回転とはすなわち、売ったり買ったりを繰り返すこと。

売り買いでお金を回していくから、回転というのです。

回転には回転のメリットがあります。

だから回転をしている方もたくさんいるものです。

ガチホのデメリットをみて、回転の方が良いのではないかと思ったら、回転を試してみるのもおすすめです。




ガチホのメリットはメンタルへの負担が少ないこと

では、さっそくガチホのメリットを見ていきます。

ガチホのメリットは、大きく分けて二つあります。

一つは、戦略的なメリットで、もう一つはメンタル的なメリットです。

ここではまず、メンタル的なメリットについて見ていきます。

ガチホは、回転と比べてはるかにメンタルにかかる影響は少ないです。

携帯ばかり見ることにならない

回転の場合には、常に携帯を見ていることになります。

仮想通貨が下がっている時に買い、そして上がっている時に売らないとならないので、24時間常にチャートを気にしていないとならないのです。

もちろん、指値もありますから、値段を指定して売りに出したり買いに出たりすることは出来ます。

でも頻繁に見ていないと、その次の注文はできません。

結果かなりの時間スマホを見ていることになる可能性は極めて高いです。

また、そういう事情があるので、ちょっとしたニュースにもすごく敏感になります。

ニュースがあれば価格は大きく変動しますから。

さらに、価格の変動にもすごく敏感になります。

でも、ガチホの場合はそうはならないのです。

値段が下がろうがニュースがあろうが気にしなくなる

ガチホでは、そもそも長期間もっている事を決めています。

だからいま一時的に仮想通貨の価格が下がっていようが上がっていようが関係なくなるのです。

そうなれば当然ニュースも気にならなくなります。

つまり、仮想通貨の事を考える時間が少なくなるのです。

それは、平穏な時間が増えるということです。

お金のことを考えるのはすごく疲れます。

だから、仮想通貨をしてお金の心配がなくなるくらいに儲けたいと思っている方も多いでしょう。

それなのに、ガチホでない場合には、常にお金の心配をしないとならなくなるのです。

それでは本末転倒です。

そういうこともあって、ガチホはおすすめできる方法になるのです。

戦略的なメリットは勝率にある

以上がメンタル的なガチホのメリットになりますが、では戦略的なガチホのメリットはどこにあるでしょうか?

戦略的なメリットは、仮想通貨を買う際の勝率です。

ガチホをしている場合には、勝率は限りなくあがります。

なぜなら、上がるか下がるかの2択になるわけですから。

つまり5割の確率で勝てるのです。

でも、回転の場合はどうでしょうか?

1回の取引で5割、そしてまた次の取引で5割と、毎回上がるか下がるかの勝負をしないとならなくなるのです。

そうなれば当然、ミスする可能性も増えていきます。

結果、減らしてしまう可能性が高くなっていくのです。

でもガチホであれば、そうはなりません。

もちろん5割の確率で負ける可能性が0なわけではありません。

しかしタイミングを見れば、その可能性をグっと減らしていくこともできます。

下がったタイミングでガチホに入ればよい

その方法とは、ガチホに入るタイミングを調整することです。

つまり、相場が下がったタイミングでガチホに入るのです。

そうしたら後はあがるだけの可能性が高いです。

上がっている時に買ってガチホに入ると、今の価格が最高値の可能性が出てきます。

でも、下がっている時であれば、多少なりともその可能性は少なくなります。

だから、効果的なのです。

ガチホのデメリットは楽しみの少なさ

ガチホのデメリットはいくつかありますが、中でも個人的に一番大きく感じるのは楽しみの少なさです。

ガチホをしていると、上記の通りニュースにも別に興味が無くなりますし、相場の変化の一喜一憂感もいまいち感じません。

だから、あまり楽しくはないのです。

ないものねだりではあるとは思います。

実際楽しくても、しんどいのは辛いですから、回転よりは良いはずなのです。

でも、仮想通貨の取引を楽しんでいる感はあまりなくなってしまいます。

だから、より楽しく取引をしたいという方にはあまりおすすめできません。

ゆるガチホならば楽しみも増える

ただガチホの中でもゆるめのガチホであれば、楽しみも増えていきます。

たとえば、長期的に持っているつもりだけど、30パーセントくらい上がったら一時的に売ろうかなと考えたりするのです。

そうすれば、毎晩相場をチェックしたりして、売るタイミングを調節して楽しめます。

でも基本はガチホ狙いなので、別に心労はそこまでかかりません。

だからそういう戦い方もおすすめです。

バブルをスルーする可能性もある

ガチホでは、あまり相場を見なくなります。

だから、突然始めるバブルをスルーする可能性が出てきます。

本来であれば4倍くらいで売れたはずなのに、気が付いたら1.4倍くらいまで下がったタイミングで売るという事になりかねないのです。

それでもプラスになっていることには間違いないので、まぁそれでも良いかと考える方もいるかもしれません。

でも、基本的には4倍で売りたいものですよね。

だからといって常に相場を見ていたらガチホのメリットは薄くなる。

それでは意味がありませんから、バブルをスルーする可能性が出てきてしまうのです。

逆もまた然り

それは、上がる場合だけの話ではありません。

下がる場合でも同じ話です。

きちんと見ていれば、10パーセントダウンで逃げられたはずなのに、ずっと持っているせいで70パーセントダウンになってしまったという可能性もあります。

それから先、全然相場が上がらない可能性もありますから、結果先に逃げておくべきだったとなるのです。

逃げることのデメリットは手数料くらいですから、基本下がる時には逃げるに越したことはありません。

でもガチホの場合はそのタイミングを逃しがちなのです。

ましてや仮想通貨の動きは下がる時は特に早いですから、常に見ていないと難しいです。

それはやはり、ガチホのデメリットになります。

まとめ

仮想通貨をガチホすることのメリットは、心の負担と勝率。

そしてデメリットは機会損失と楽しみの無さになります。

これらのどちらをとるかは、自分次第です。

楽しみなんていらないから特に気楽にやりたいというのであれば、メリットがやはり魅力的に見えるでしょう。

しかし、疲れてもいいから大きく稼ぎたいという方には回転の方が合っているかもしれません。






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