板タブと液タブとは同じように感じても実は明確な違いがある

ペンタブ, 液タブ

XP-Pen 液タブ 液晶ペンタブレット 15.6インチ バッテリフリースタイラス フルHD 筆圧8192レベル 6個エクスプレキー Artist15.6

液タブや板タブは、デジタルで文字や絵を描くことができる最高のアイテムです。

デジタルで文字や絵を描く場合には、このどちらかのアイテムを選ぶことになりますが、この二つのタイプには多くの違いがあります。

それぞれにメリットやデメリットがありますので、しっかり比べて選ぶようにしましょう。

そうすればイメージ通りの文字や絵を描くことができます。




板タブと液タブとの違い

板タブのメリットとは

イラストレーターなどを目指している人にとって、デジタルで描く方法は最近は当たり前になってきました。

紙とペンを使用する方法から入るのではなく、すぐにデジタルから学んでいく人も増えているのです。

そうした場合、当然専用の機器を購入することになりますが、購入時に迷ってしまうのが板タブと液タブのどちらを購入することが良いのかと言うことです。

当然、どちらにもメリットとデメリットが存在していますが、購入前にはこのメリットとデメリットをしっかり理解した上で選ぶことが基本となります。

まず板タブですが、板タブのメリットはなんと言っても価格が安いことにあります。

1万円の予算があれば、驚くほど高性能な板タブを購入することができると考えておきましょう。

また、板タブの大きな特徴でもある、描く画面と表示される画面と違いますので、例えば大きなパソコンなどの画面を確認しながら描きたいと言う人には最適です。

画面の拡張が簡単に行えますので、大きな画面でしっかり確認をしながらと言う使い方にはむいていると言えます。

それでも画面が小さいと感じた場合には、また違う大きな画面のみを購入すれば解決させることができると言う特徴があるのです。

板タブのデメリットとは

使いやすいと感じる板タブですが、やはりデメリットはあります。

大きなデメリットは、今まで紙とペンを使用して描いていた人にとってはとても扱い辛いと感じることです。

描いている画面と確認する画面とが違うため、感覚的にズレが生じやすくなるのです。

慣れるまでにとても多くの時間がかかるだけではなく、使用を諦めるほどに感じてしまう人も多くいるのです。

液タブのメリットとは

反対に液タブのメリットは、こうしたアナログ派の人にとって最高に使いやすいと感じることです。

液タブは、描いている画面上が全てなので、まさに紙とペンを使用して描いている感覚にさせてくれます。

細かな微調整についても、今までの感覚通りに行うことができますので、描きやすさにおいては使い辛いと感じる場面は少ないと言えます。

アナログの絵をそのままデジタルに変換するように描ける液タブは、多くの人におすすめできるタイプです。

液タブのデメリットとは

さまざまなメリットを感じさせてくれる液タブですが、液タブにもデメリットは存在しています。

それは価格です。

板タブに比べるとはるかに高額になってしまう面があり、気軽に購入するには抵抗を感じてしまいます。

安いモデルの液タブもたくさんありますが、やはり安いモデルはそれだけ劣っている面も多いため、できるだけ高性能な高価なモデルを選ぶことになってしまいます。

また、液タブは複雑な操作が必要になってくる場面もあります。

高性能な機器のため、それだけ操作を行うスイッチなども増えてきます。

デジタルと言うことに慣れていない人であれば、操作性でつまずいてしまうことになってしまうかもしれません。




結局どちらを購入するべきか

それでも液タブが有利

では、板タブと液タブとではどちらを購入する方が賢いのでしょうか。

どちらにもしっかりとしたメリットがありますが、トータル的に考慮した場合には間違いなく液タブの方が有利になってきます。

一番のポイントとしては、描くと言うことに集中できることです。

複雑な機能などもありますが、それでもこうしたタブレットの主となることは文字や絵を描くことです。

基本的な扱いを考えた場合には、やはり液タブに軍配が上がることは間違いありません。

液タブ上手に選び方

描くと言う能力は重視する

デジタルで描くタブレットの主は、自分のイメージ通りに描くことができるかどうかと言うことです。

そのため、液タブを選ぶときには基本的には綺麗に描くことができる機能が多く含まれていることを重視しましょう。

とくにスムーズにペンを走らせることができることは重要です。

液タブの中には、ペンを走らせてから少し遅れて文字や絵が出てくるようなタイプもあります。

処理速度が遅ければ、イメージ通りに描くことができないだけではなく、その動作が強いストレスに感じてしまうことになります。

高額になってでも、描くと言う能力については必ず重視しましょう。

モバイル性も重視する

イラストレーターの中には、外出先ですぐに形にしたいと考えている人も多いでしょう。

液タブはモバイル性で選ぶことも重要なので、いつでもどこでもすぐに取り出して描ける環境とさせるようにしておきましょう。

そのためには、画面サイズは選び方として重視しておく重要なポイントになります。

初めて液タブを選ぶときには、この画面サイズで選ぶことは難しいと感じてしまうかもしれませんが、今までスマートフォンやインターネットで使用するタブレットなどを持っていた場合には、大体のイメージは付くでしょう。

どのような場面で使用するのかも同時に考えておき、失敗の少ない賢い選び方を身に付けておきましょう。

価格で選ばないようにする

そして、最終的には価格で選ぶことのないようにすることも重要です。

多くの機能を重視した場合、どうしても価格が高くなってしまいますが、それでも自分に最適だと言うタイプであれば価格で妥協はしないようにしておきましょう。

液タブは長く愛用することになりますので、価格で妥協をした場合には、必ず失敗をしてしまいます。

おすすめの液タブ3選

XP-Pen

XP-Pen 液タブ 液晶ペンタブレット 15.6インチ バッテリフリースタイラス フルHD 筆圧8192レベル 6個エクスプレキー Artist15.6

XP-Penは大画面でデジタルの絵を描くことができる液タブです。

このXP-Penの最大の魅力は、コストパフォーマンスが最高に良いことでしょう。

高価なイメージの強い液タブですが、このXP-Penは最高のスペックを誇りながら安価な価格で購入することができます。

購入した後に感じる失敗も少ないことから、初めて液タブを選ぶと言う人にはXP-Penはおすすめです。

液晶ペンタブ

液晶ペンタブは、安いと言う魅力も持っていますが、使い勝手も良い部分も魅力的な液タブです。

とても豊富なショートカットキーは、パソコンなどに慣れている人であれば抵抗なくすぐに使用することができます。

コストパフォーマンスに優れている部分もおすすめできる理由です。

Cintiq13HD

ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【2015年モデル】 DTK-1301/K0

ワコムから販売されているCintiq13HDは、非常にバランスの良い液タブです。

価格は少し高いと感じるかもしれませんが、その価格以上に良さを実感することができます。

実はこのCintiq13HDは、発売されて数年間が経過したモデルになりますが、それでも根強い人気を誇っている常に注目されている液タブなのです。

まとめ

板タブと液タブとの違いをはっきり理解している人は少ないでしょう。

しかし、決定的な違いはあり、その違いは描きやすさにとても大きな影響があります。

自分に合ったタイプを選ぶことが基本となりますが、やはり扱いやすさから考えた場合には、液タブがとても有利になってきます。

液タブの知識を深めて、上手に自分に合ったモデルを選んでいきましょう。






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