プロのイラストレーターを目指すなら専門学校へ行ったほうが良い4つの理由
短期間でイラスト制作の力を身に着け、業界で即戦力になりたい方は、イラストの専門学校へ通うのが良い方法です。
専門学校は学習するための環境が非常によく整った場所で、素人同然の状態で入学した方が、卒業する頃にはプロとして通用するレベルに達する事もあります。
専門学校に通って、自身の可能性や能力を磨いていきましょう。
デジタル系のイラスト制作なら専門学校へ
イラストレーターの仕事は、アナログな部分も多いですが、最近はパソコンを活用したデジタル化が進んでいます。
デジタル化したほうが作業効率が圧倒的に良くなる場合もあり、TVアニメの背景は手書きではなく、3DCGを使って制作している所もあります。
ですので、プロのイラストレーターになりたい方は、ある程度パソコンの使い方や、デジタル化した作業環境に慣れていく事は大切です。
そして、デジタルのイラスト制作の知識や技術を学びたいという方は、イラストの専門学校が特におすすめです。
専門学校は次の5つの理由があるため、プロを目指す方は行ったほうが良いでしょう。
最先端の技術や情報を学びやすい
独学でイラストを学ぶ方法としては、イラスト制作の参考書を買って、それを見ながら練習する方法がありますが、参考書によっては情報が古いものも多いです。
しかし、専門学校は業界の情報が入りやすく、そこで学習する事ができる内容も最先端のものを学びやすい環境があります。
特に3DCGの分野では、次々に新しいCG技術が生まれ、その技術を使えるようになったほうが良いので、専門学校に通うことは良いことです。
切磋琢磨出来る環境がある
専門学校は家庭教師とは違い、同じ夢を目指す学生が沢山いる環境の中で勉強していけます。
イラストの話について深く話せる人が近くにいるだけでも刺激的ですし、ライバルを見つけたり、色々と情報共有をしてお互いに力を伸ばしていけたりもします。
そこで作った友人は、将来的に業界で役立つ強力な人脈になることも多いです。
業界のプロから話を聞ける
普通に生活をしていて、イラストのプロと出会う機会は少ないですが、専門学校に行けば業界で活躍しているプロが講師にいたり、外部から講師を招いてそこで話を伺えたりすることもあります。
業界人の話は貴重な情報も多いので、そこでも独学で学ぶ人よりも有利に立つことが出来ます。
プロのテクニックを盗む、もしくは身につけるチャンスが沢山あるのです。
就職支援
就職支援があるのも専門学校へ通ったほうが良い理由です。
独学で学び、そのままプロを目指す方は、働き先や就職の情報を自分で見つけなければいけませんが、専門学校なら就職に関する役立つ情報を学校側が提供してくれます。
就職率が非常に高い専門学校も沢山ありますので、就職できるか不安がある方にも専門学校はおすすめです。
ソフトの使い方を学びたい時にも
イラストレーターは、複数のソフトウェアを多様して、一つのイラストを制作することも多いですが、そんなソフトウェアの使い方を一から学びたい時にも専門学校は便利です。
専門学校に通うと、業界でよく使われている有名なソフトウェアを学生特典で安く利用できたり、学校によっては無料で利用させてくれたりします。
プロが使っているソフトウェアと同じものを使い、その使い方を学べます。
ビジネストレーニングもあり
就職活動をしたことがない方は、ビジネスマナーや面接のコツは分かりませんが、専門学校によってはビジネストレーニングをしてくれる所もあります。
就職に関する情報を教えてくれるだけではなく、ビジネストレーニングを通して、総合的にサポートしてくれるのです。
入学も簡単
大学と比べると専門学校は入学に関する敷居が低いのも魅力です。
一般入学の場合は、学科試験などもありますが、大学の受験戦争に比べれば甘い部分があります。
また、大学のようにAO入学や推薦入学もありますので、高校生の方はそれらの方法で入学する事も可能です。
まとめ
専門学校はプロを志す方をバックアップしてくれる体制が整っているのでとてもおすすめです。
素人からプロを目指すなら、まずはイラストの専門学校に通ってみるのも良いでしょう。
また、一般的な専門学校は昼間の時間帯に通いますが、学校によっては夜間部がある所もあり、高校生だけではなく社会人もそこで学習していくことが出来ます。