日本製RPAのおすすめは「Autoブラウザ名人」!採用実績も多いから安心!

RPA

RPAというと外国製のものを思い浮かべるかもしれませんが、日本製のものもいくつか登場するようになりました。

中でもユーザックシステムが手がける「Autoブラウザ名人」は開発期間も長く採用実績も豊富な製品です。

古くから国内で使われてきたRPAなので安心して使う事ができるでしょう。

今回はAutoブラウザ名人についてじっくりとみていきます。

機能をしっかりと確認していけばこの製品の実力が分かるはずです。




2004年に登場した製品

Autoブラウザ名人は2004年に「WebEDI受信名人」という名前でリリースされました。

WebEDIとはWebを通した企業間の電子的データ交換、つまりインターネットを通じた商取引のことを指します。

この取引形態ではサイトへアクセスしIDとパスワードでログインし販売システムの連携などをすることになる形です。

ですがそうした操作は膨大なものであり、人の手によって行うと作業量が多すぎますしミスも増えてしまいます。

そうした問題を解決するためにWebEDI受信名人は生まれました。

この製品にはブラウザの操作を記録・再生する機能が備わっているため、あらゆるブラウザ上の操作を設定次第で自動化することができるのです。

自動化することで膨大な定型作業を人がする必要はなくなり、またヒューマンエラーの発生もなくすことができます。

正に現在の企業が求めていることを2004年の時点で既に達成していたわけです。

記録した操作はスクリプトとしてファイル化され、ルールに沿って記述していくことでより効率的な操作を実現することができます。

またログも保存することができるため問題が発生したときの助けとなるでしょう。

ユーザックシステム側でサポートもしているため使い方が分からないときには尋ねれば問題ありません。

WebEDI受信名人はこのような機能を備えていましたが、その後2008年に「Autoブラウザ名人」へと名前を変更するようになりました。

順調にバージョンアップを重ねるうちにブラウザ以外の操作についてもできるようになり、その操作できる領域はより広大なものになっている形です。

リリース当初の2004年から数えると既に14年ほどの歳月が過ぎているわけですからかなりの長寿な製品といえるでしょう。

ブラウザ以外の操作も可能

「Autoブラウザ名人」という製品名をみると「ブラウザの操作しかできないのかな」と思われるかもしれませんがそんなことはありません。

基本的にパソコン上の操作であれば大抵のことを記録することができます。

またスクリプトを記述できればファイルの生成だってできるのです。

名称的にはブラウザだけに特化したRPAのような印象を受けるかもしれませんが、全般的な操作が可能なRPAとなります。

そのため一旦ブラウザという言葉は忘れて機能についてみていった方が良いかもしれません。




機能をチェックしてみよう

Autoブラウザ名人でできることを明確にしておきましょう。

まずブラウザ操作を自動化することができます。

キーボードやマウス操作を記録して再生すれば同じように動いてくれるのです。

さらにエクセルで使われるCSVファイルのアップロードとダウンロードができ、画面の印刷から入力フォームへの文字列の入力までこなすことができます。

これだけの作業が自動化できるだけでも多くの仕事を任せることができるでしょう。

外部プログラムを起動することもでき、様々な処理を自動化することができます。

例えばPDFファイルを印刷したりメールソフトを起動するといったことが可能です。

それから指定したサイトの自動巡回機能も備えていたり、自動実行機能とそのログの作成、さらには管理者へ実行結果の通知もできたりします。

また実行支援機能としてスクリプトを編集するためのHTMLビューワも兼ね備えているので楽に記述することができるでしょう。

ただスクリプトの編集機能は開発版のみに含まれている形です。

具体的に機能をみてみると段々とできることが具体的になってきたかもしれません。

次に重要な開発版と実行版の違いについてみていきましょう。

スクリプトを作れるのは開発版のみ

Autoブラウザ名人には「Enterprise版」と「Standard版」が存在します。

Enterprise版とはいわゆる開発版でスクリプト開発機能と実行機能を含んでいる形です。

そしてStandard版はいわゆる実行版で、実行機能だけを備えています。

システムの構成例としては、例えば本社にのみスクリプト開発機能を備えたEnterprise版を適用し、各拠点に実行機能のみをもつStandard版を使うといった形が考えられます。

これは本社でスクリプトを組んでテストし、そのスクリプトが実用可能と判断できたら各拠点で実行してもらうという形式です。

全ての社員がスクリプトを使えるようになると管理しきれなくなってしまいますが、こうして機能を制限すれば上手く運用することができるかもしれません。

またスクリプトの開発を委託し、Standard版のみを導入するという方法もあります。

この場合、独自のスピーディなスクリプト開発はできなくなってしまいますが、開発に対するノウハウを集約するというコストをかけずに本製品を使うことができるでしょう。

Enterprise版とStandard版の活用次第で様々な形態でAutoブラウザ名人を使っていけるはずです。

自社にはどのような形態が相応しいか考えてみるとイメージしやすいかもしれません。

導入価格をチェック

Autoブラウザ名人には買取ライセンスと年ごとにかかる期間ライセンスが存在し、それぞれ月ごとにかかる保守料金が別途徴収される形となっています。

金額は安いものではないのでチェックしておきましょう。

まずEnterprise版ですが、買取ライセンス料金は年800,000円で1年の期間ライセンスが160,000円、保守料金が月10,000円となります。

次にStandard版については、買取ライセンス料金が年198,000円で1年の期間ライセンスが39,000円、保守料金が4,000円です。

また期間ライセンスの場合長期契約になるほど高額になり、Enterprise版は5年で720,000円、Standard版も5年で178,000円となります。

実はRPAの中ではお安い

RPAには様々なものがありますが、その中で比較するとAutoブラウザ名人は安い部類に属します。

特に1年の開発版の期間ライセンスが160,000円というのは目を見張る価格設定です。

他のRPAでは1年間で数十万かかるものもあれば百万円を越すものもあるため、やはり安価といえるでしょう。

さらに買取ライセンスというものを用意しているRPAは非常に少なく、Autoブラウザ名人は希少な存在でもあります。

5年以上利用するのであれば買取ライセンスを購入すると有利です。

ただ毎月の保守料金は年単位でみると少し大きな負担となるため注意しておきましょう。

豊富な導入事例

Autoブラウザ名人を導入している企業は数多く、推挙しきれるものではありません。

有名なところでは「ジャパンネット銀行」「サッポロビール」などがAutoブラウザ名人を利用しています。

サイトでは導入事例について企業へインタビューを行っているので読んでみると参考になるはずです。

セミナーも随時開催

ユーザックシステムではAutoブラウザ名人を始めとした自社のRPAツールについてのセミナーを随時開いています。

開発者向けの体験会からエンドユーザー向けのものまで色々と開催しているため興味がある場合は訪れてみると良いでしょう。

より具体的にRPAの世界をイメージできるようになるはずです。

まとめ

Autoブラウザ名人の機能についてみてきました。

2004年にリリースされてから随時バージョンアップを重ね、RPAが注目を集める現在までサービスを継続してきた製品です。

採用実績も数多く、価格も安価なので採用を検討する価値は十分にあるといえるでしょう。

この製品を使えば定型作業を大幅に効率化することができるかもしれません。

興味がある方はまずユーザックシステムが開催するセミナーへ参加することをおすすめします。






RPA