目覚まし時計を使っても起きられない! 気持ちよく起床できない原因と対策
目覚まし時計を使っていても、すんなり起きることができない方は多くいます。
予定した時間に起きることができないと、起きてからが大変ですよね。
そこでここでは、気持ちよく起床できない原因と対策を解説していきます。
目覚まし時計を使っても起きることができない方や、早朝に起きるのが苦手という方は、ぜひご覧ください。
目次
原因1.睡眠が不足している
ただ単純に、睡眠不足が朝気持ちよく起床できない原因になることもあります。
読書やゲーム、テレビや勉強、パソコンやスマートフォンなどで夜更かししていると、睡眠時間は短くなってしまいます。
毎日睡眠時間が短くなることで睡眠負債を抱えてしまい、目覚まし時計が鳴っていてもなかなか起きることができなくなってしまいます。
睡眠不足は朝起きられなくなるだけでなく、健康を害したり、肌の質が悪くなる原因にもなります。
ですから、睡眠不足には気を付けたいものです。
原因2.生活が不規則
寝る時間と起きる時間が毎日バラバラという方もいることでしょう。
しかし、そのような不規則な生活は、朝気持ちよく起きられない原因になります。
就寝時間と起床時間が日によって変わってしまうと、自律神経のバランスは乱れやすくなります。
人は眠っている時はリラックスしているので、副交感神経が優位になります。
ですが、自律神経のバランスが乱れてしまうと、就寝時間になっても交感神経が優位になりやすくなるため、寝つきが悪くなってしまいます。
寝つきが悪くなることで睡眠時間が少なくなってしまい、「朝起きることができない」ということが起きてしまうのです。
原因3.運動不足
あなたは、「仕事で疲れているはずなのに、なかなか眠れない」という経験はありませんか?
人間は肉体的に疲労していると寝つきが良くなりやすく、「疲れている」と感じていても肉体的に疲れていないと寝つきが悪くなってしまう場合があります。
そのため、肉体は酷使せず、頭をよく使うデスクワークのような仕事をしていると、「疲れている」と感じていても睡眠の質が悪くなってしまうことがあります。
これは、精神と肉体の疲れのバランスが崩れることによって、睡眠の質が低下するためともいわれています。
睡眠の質が低下してしまうと、熟睡することができなかったり、途中で目が覚めることが多くなったりしてしまうので、睡眠をしっかりとることは難しくなります。
睡眠をしっかりとれない日が続いてしまうと睡眠負債を抱えてしまい、「目覚まし時計を使ってもなかなか起きることができない」ということが起きてしまいます。
原因4.ストレスの蓄積
ストレスの蓄積も、朝なかなか起きることができない原因になります。
ストレスも自律神経のバランスが乱れる原因になるため、ストレスを溜めすぎると睡眠の質が低下してしまうことがあります。
人間は、日中の活動している時間帯は交感神経が優位になります。
そして、ストレスを受けている時も交感神経は優位になり、ストレスが蓄積することで交感神経の優位な状態が続きやすくなります。
交感神経の優位な状態が続くことで、寝つきが悪くなってしまいます。
寝つきが悪くなることで睡眠の質は低下し、朝の起きる時間になっても、すんなり起きることができなくなってしまいます。
原因5.低血圧
低血圧とはその名の通り、血圧が低い状態のことをいいます。
低血圧になると、倦怠感・頭痛・めまい・疲れやすい、などの症状が起こりやすくなります。
朝なかなか起きることができないのも、低血圧の特徴になります。
低血圧は病気として重要視する方は少なく、「すぐに命を落とすことはない」などと思っている方は多いため、対策は遅れがちになります。
ですが、低血圧の疑いがある場合は、専門の医療機関で診てもらうことをおすすめします。
対策1.睡眠時間を十分に確保する
睡眠不足が朝起きられない原因になるため、睡眠時間を十分に確保することが対策になります。
睡眠時間を確保するには、夜更かししないようにすることが大切です。
今の世の中、パソコンやスマートフォン、ゲームなど面白いものが多くあり、夜遅くまで起きている人は多くいます。
しかし、夜更かしすると睡眠時間は短くなってしまいます。
朝起きる必要がない方は問題ありませんが、学校や仕事などで朝起きないといけない方には問題になってしまいます。
ですから、夜更かししないで睡眠をしっかりとることは大切で、朝起きる時間が早い方は、できるだけ早く寝ることが大切です。
一般的に、健康のためには7時間眠ると良いといわれているので、7時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。
対策2.規則正しい生活を送る
不規則な生活を送っていると自律神経のバランスは乱れ、朝起きられなくなる原因になるため、規則正しい生活を送ることが大切です。
眠る時間と起きる時間がバラバラの場合は、なるべく一定にするようにしましょう。
休みの前日に夜更かしをし、休みの日に遅く起きる方は多くいますが、自律神経のバランスを整えるには、仕事や学校が休みの日でもできるだけ同じ時間に起きることが大切です。
朝起きて太陽の光を浴びると体内時計をリセットすることができるといわれているので、朝起きたら太陽の光を浴びるようにしましょう。
対策3.適度に運動をする
前述した通り、脳が疲れていても肉体が疲れていないと、寝つきが悪くなってしまうことがあります。
寝つきが悪くなることで、朝気持ちよく起床することが難しくなるため、適度に運動することが大切です。
適度に運動することにより、適度に肉体を疲労させることができ、睡眠の質が高まりやすくなります。
運動がハードだと、逆に睡眠の質が低下する場合があるので注意しましょう。
対策4.ストレスを解消する
寝つきが悪くなる原因がストレスの場合は、ストレスを上手に解消するようにしましょう。
仕事や学校が終わって家に帰ったら、自分の好きなことをやったり、楽しい食事をしたり、入浴したりなどしてストレスを解消すると、自律神経のバランスが整いやすくなります。
自律神経のバランスを整えることで、睡眠の質は高まりやすくなり、睡眠の質が高まることで朝気持ちよく起きることができます。
ストレス解消のためにお酒を飲む方もいますが、飲み過ぎは睡眠の質が低下する原因になるため注意しましょう。
対策5.目覚まし時計を上手に使う
目覚まし時計を使っても起きられないのなら、目覚まし時計を使うことは対策にならないような気がしますが、上手に使うことは対策になります。
その上手な使い方とは、目覚まし時計をある程度離して置いたり、目覚まし時計を複数使ったりすることです。
目覚まし時計をある程度離して置くことにより、目覚まし時計を止めるために歩いたり、はっていったりする必要があります。
そのように多少身体を動かすことによって、身体は目覚めやすくなります。
また、目覚まし時計を2、3個使うことで、時間差で目覚ましを鳴らすことができ、1個は枕元に、2個目は少し離れたところに、など様々な場所に置くことができ、目覚めやすくなります。
目覚まし時計を複数使う場合は、音で起こす目覚ましや光で起こす目覚まし、振動で起こす目覚ましなど、それぞれ違うタイプのものを使うのも効果的です。
まとめ
以上のように、目覚まし時計を使っても起きられない原因は様々あり、鬱が原因になることもあります。
鬱になることで気分が落ち込み、朝なかなか起きることができなくなる場合もあるため注意しましょう。
朝起きられない対策としては食生活を見直すことも大切で、トリプトファンが多く含まれている食べ物をとると良いです。
コーヒーや紅茶などに含まれているカフェインには覚醒作用があり、寝つきを悪くしてしまうので、就寝前のカフェインは控えるようにしましょう。