一人暮らしの必需品!電子レンジのメリットと活用法4つ
一人暮らしで揃えておきたいキッチン家電はいくつかありますが、外せないのが電子レンジです。
自炊をするしないにかかわらず、温めたり解凍するのにとても便利です。
料理の時短にもなりますし様々な活用法を知っておけば、生活に役立ってくれて食生活が充実します。
お弁当だって手間なく作れますから、食費の節約にもなります。
そんな一人暮らしのための電子レンジの選び方や活用法を紹介しましょう。
あると便利な電子レンジ
普段から自炊しないという方でも、電子レンジがあると意外と便利です。
コンビニのお弁当やお惣菜はお店で温めてもらえますが、スーパーやデパ地下だとそうもいきません。
食べ切れなかったおかずなどを冷蔵庫に保存しておいて温めるなど、電子レンジの正攻法でもある温めに役立ってくれます。
いつでもホカホカで温かい食事が味わえますから、食生活が充実します。
温めと共に解凍も電子レンジの得意分野です。
食べ切れなくて冷凍しておいたご飯やおかずを温めたり、冷凍野菜や魚、肉など、料理用の食材も短時間で解凍してくれます。
自然解凍だと半日くらいかかるものでも、電子レンジなら数分程度ですから、忙しい学生さんや社会人にはおすすめです。
一人暮らしだと、やはりキッチンのスペースには限界があります。
ガスコンロが一口しかない場合でも、電子レンジで下ごしらえなどをしながらコンロで炒め物や煮物など別の料理ができますから、調理時間の短縮になります。
一人暮らしに最適な電子レンジのタイプ
キッチンスペースが限られている一人暮らしの場合、スペース確保のためにも、電子レンジはオーブン機能の付いたオーブンレンジだと役立ちます。
トースターやピザなども焼けますし、普段は自炊しない人でも、冷凍ピザなどを買ってきて焼くだけで食べられます。
オーブンやトースターを買わなくてもいいですから家電代の節約にもなりますし、一番大きなメリットは家電の置き場所が取られないということです。
トーストや冷凍ピザすら焼かない方なら、単機能レンジが良いでしょう。
いわゆる温めと解凍の機能しかないオーソドックスな電子レンジで、値段も安くて小型タイプもあります。
お弁当やお惣菜を温めるのに使えますし、コーヒーやお茶1杯分のお湯が欲しいなんていう時にも、単機能レンジでまかなえます。
電子レンジの大きさはどこに置くかをまず考えて、実際にサイズを測ってからそこに収まる電子レンジを選ぶと良いでしょう。
先にレンジを選んでしまうといざキッチンに置き場所がないということにもなりかねませんから、大ざっぱでもいいのでスペースの計測は重要です。
掃除の手間を考えると、フラットタイプのレンジがおすすめです。
中が平らになっていてターンテーブルを使用しないタイプのものなので、拭くだけで簡単に掃除することができます。
レンジ専用容器はそろえておこう
電子レンジ活用術の1つとして、まずはレンジで温められる耐熱容器などをいくつか揃えておくと便利です。
温めたいものをポンと容器の中に入れて後はレンジで回すだけで、おいしいご飯やおかず、スイーツなどの出来上がりです。
洗いやすくて臭い移りせず、余ったらそのまま冷蔵庫や冷凍庫に保存できる容器だと手間も省けます。
同じタイプの容器をサイズ別にいくつかそろえておくと、使い勝手が良くなります。
また、レンジでご飯が炊けたりパスタが茹でられたりするレンジ専用容器もあります。
1合だけご飯を炊きたいとか1人前だけパスタを茹でたいという場合、ガスを使うよりも電子レンジの方が時間が早くてガス代の節約にもなります。
自分がよく食べる料理用のレンジ専用容器を購入して、上手に生かしましょう。
今は耐熱容器もレンジ専用容器でも100円ショップに売っていますから、お金をかけなくても便利なアイテムが手に入ります。
100円ショップに行く機会があればチェックしてみてください。
一人暮らしのためのレンジ活用術
単に食べ物を温めたり解凍したりするだけでなく、電子レンジの使い方を工夫してあげると劇的に料理が楽になってくれます。
1杯分のホットな飲み物も楽チン
お茶やコーヒー、紅茶を1杯だけ飲みたい時、やかんでお湯を沸かすのもいいですが、電子レンジならもっと手軽です。
耐熱用のマグカップにお水を入れて、レンジで温めるだけですぐにお湯ができてしまいます。
そこにティーパックを入れればすぐに紅茶などが作れますから、手間もかかりません。
お湯だけでなく、ホットミルクも1杯分ならレンジで楽々です。
わざわざお鍋にミルクを入れて温める手間がなく、洗い物も少なくてすみます。
温め方はお湯と同じですが、牛乳の方が温まりやすいですから2分程度で大丈夫です。
そこにココアを溶かしてあげたりなどアレンジもできます。
レンジでホットな飲み物を作る時には、火傷には充分注意しましょう。
温めた直後はかなり耐熱カップが熱くなりますから、数十秒ほど置いてから飲むと良いでしょう。
ゆでうどんを温める
1食分が袋に入って冷蔵で販売されているゆでうどんも、レンジで温め可能です。
袋の種類にもよりますが、袋に切れ目を入れて破裂させないようにして2分ほど温め、後は水にさらしてしめてあげれば、つるつるのもっちりしたうどんの出来上がりです。
うどんを温めている間につゆや具などを用意してあげれば、コンロが1口しかない一人暮らしには最適です。
ゆでうどんは袋のまま冷凍保存も可能ですから、3個入りや5個入りのものを買ってもレンジがあれば無駄なく食べ切れます。
野菜の下ごしらえに大活躍
かぼちゃやじゃがいもなどの固い野菜は煮物などにしても、なかなか火が通りにくいです。
そんな時にはレンジで温めて下ごしらえしてから料理に使えば、短時間で火が通ってくれます。
また、ほうれん草などの葉物野菜はレンジ向きです。
洗って適当な大きさに切ってあげて、レンジで温めるだけで食べられる状態になります。
そのままサラダに入れたりお浸しにしたりなど、活用範囲が幅広いです。
食べ切れない分は小分けにラップして冷凍しておくと、食べたい時に解凍するだけで大丈夫です。
一人暮らしだと日持ちしなくて無駄になりやすい葉物野菜ですが、まとめてレンジで温めて冷凍しておけば、色々な料理に使えます。
目玉焼きもレンジで作れる
朝食のトーストに目玉焼きを添えたくても、わざわざフライパンを出して油を引き、目玉焼きを作るのも手間と時間がかかります。
実は電子レンジは目玉焼きまで作れてしまいます。
耐熱皿に卵を割り、破裂しないように黄身と白身に穴を開けておきます。
箸やようじで数箇所ほど刺して穴を開けておけば大丈夫です。
ラップをして1分ほどレンジで温めてあげれば、立派な目玉焼きの出来上がりです。
皿の下にハムやベーコンを敷いてあげれば、ハムエッグやベーコンエッグにもなります。
フライパンのようにカリっとした焦げ目がないだけで、味や見た目はおいしい目玉焼きです。
耐熱皿に少しこだわって少しおしゃれなものを使えば、そのまま食卓に乗せてゴージャスな朝食になります。
洗い物も減ってくれて栄養バランスも取れますし、まさに一人暮らし向けのレンジ活用法です。
まとめ
単に買ってきたお弁当やお惣菜を温めるだけでなく、電子レンジは色々な活用法があります。
自炊派には調理時間を短くしてくれて便利ですし、洗い物も減って炊事の手間も省けます。
外食派や中食派にとっても、ちょっとした温めや解凍、冷凍食品の活用にも使えますから、揃えておいて損のない家電です。
栄養が偏りがちな一人暮らしだからこそ、電子レンジを上手に活用して食生活を充実させましょう。