メリットもたくさんあるけど!仮想通貨投資のデメリットはどこにある?

仮想通貨

何かをする時にはメリットだけではなくしっかりとデメリットも検証しないとなりません。

当然ながら、仮想通貨投資にもデメリットはあります。

メリットもたくさんありますがそれだけではないのです。

ここではそんな仮想通貨のデメリットについて紹介していきたいと思います。

しっかりとソレを理解した上で投資していくことが大切です。




仮想通貨は暴落のレベルが異常

まず一番のデメリットは、暴落のレベルです。

たとえば、日経平均株価で考えてみます。

日経平均株価は、日々上がったり下がったりしますが、たとえばそれが10パーセント下がったら大暴落と言われます。

ネット上では暴落という言葉がトレンドワードになるでしょう。

つまり、10パーセントも株価が落ちるということはそうそうないのです。

では仮想通貨はどうでしょうか?

仮想通貨の場合には、10パーセント落ちることなんて、毎月のようにあります。

ごくごく一般的なことなのです。

では仮想通貨ではどのくらいから暴落と言うのでしょうか?

30パーセントくらい落ちることもある

だいたい20パーセントから30パーセント動きで、暴落と呼ばれることが多いです。

つまり仮想通貨ではそれくらいの下落率をほこる事もあるということになります。

もし100万円投資して、さらにそれを放置していたら、1日で30万円くらい減らしてしまうことがあるということです。

それだけの金額を減らしてしまうというのは、やはり誰にとっても大打撃でしょう。

逆に上がることもあるということ

ただそれは、デメリットでもありメリットでもあります。

なぜなら、1日でそれだけ落ちることがあるということは、逆に1日でそれだけ上げる事もあるということになりますから。

ただ上げるのはゆっくりであることが多いです。

もし1日でそれだけの上げがあったら、その時にはそう遠くないうちに大きく値を下げる可能性が高いです。

そういう時には上手く乗りこなしていかないとならないという事は間違いありません。




仮想通貨は価値が0になる可能性もある

仮想通貨投資のデメリットとしては、リスクの高さも挙げられます。

ここでいうリスクとは、先に挙げた暴落のレベルのことではありません。

それもリスクと言えばリスクですが、もっとひどいリスクがあるのが仮想通貨なのです。

それが、価値が0になってしまうというリスクです。

仮想通貨の多くは実使用を目的に作られています。

まだそれは始まっていないものが多いですが、始まるであろうという期待が持たれていることは事実です。

でも、仮想通貨の場合には実際にはそれが始まらないということもあるものです。

あるいは、始まりはしたものの、競合にすぐに破れてしまうという可能性があるものもあります。

そうして競争に敗れていった仮想通貨は、価値が0になってしまうこともでてきます。

それをいくらで購入していたにしても、価値が0になり、提供が終わってしまったら大損になってしまいます。

そのリスクがあるというのがデメリットです。

倒産のようなもの

価値が0になるというのは、株で言えば倒産のようなものです。

つまり、このデメリットは仮想通貨だけのものではありません。

でも、株式の場合は、マザーズにせよ東証1部にせよ、上場しないと買えません。

高い条件をクリアしていないと買えないのです。

しかし仮想通貨の場合はICOというやり方で、大した条件もなく買う事が出来る物が多いです。

だから、価値が0になるような仮想通貨に投資してしまうこともでてきます。

よりリスクが高いのは仮想通貨なのです。

国内の取引所だけで取引すればおさえられる

もし、このリスクを抑えたいならば、特に審査が厳しい日本国内の取引所だけで投資をするのがおすすめです。

ICOはもちろん、仮想通貨の数が圧倒的に多い海外の取引所を避けるようにしていれば、リスクはかなり抑えられます。

その分リターンも減る可能性は高いですが、0になるよりはましでしょう。

ついつい投資しすぎてしまう

仮想通貨投資は、ごくごく少額から始める事ができます。

株でも最近ではそれが可能になっていますが、株の値動きはすごく狭いです。

だから、あまり熱心に投資をしたいと考える方は多くはないものです。

一気にたくさん投資するだけの財力がないと、なかなか儲けを出すのは難しいんです。

でも、仮想通貨の場合はそうではありません。

仮想通貨の場合は、先述のように大きな値動きが期待できます。

実際に投資をしているとソレを経験することもあるものです。

そしてそれは、麻薬のように強烈な快感体験になります。

だから、また大勝ちを期待してしまうものなのです。

大勝ちを期待するときにするのは、やはり追加投資です。

結果、ついついどんどん投資してしまい、気が付けば投資額が無理のある金額になることも多いのです。

簡単に取引できるのも原因

仮想通貨の取引をしている方の多くはスマートフォンで取引をしているものです。

なので、すごく気軽に取引が出来るのです。

ましてや値動きも激しいからついついスマホで値動きをチェックしてしまう。

そんな環境であればどんどん追加投資してしまうのも無理はありません。

でも投資の基本は余剰資金で行うことになります。

特に仮想通貨の場合は、リスクが高いわけなのですから、なおさらです。

動きが読みづらい

仮想通貨投資は、動きがすごく読みづらいです。

そもそも投資というもの自体、動きが読みづらいところはあります。

それはそうでしょう。

だれもが動きを読めてしまっていては、誰も負けなくなります。

でも投資というものの理論上、それはあり得ないのです。

誰かが損をしているからこそ、誰かが勝てるというのが投資です。

なので、しっかりと動きを呼んで、少しでも負けないようにしないとなりません。

そのための本も、世の中にはたくさん出ています。

だからソレをチェックしてから仮想通貨に参入しているという方も多いものです。

でも、仮想通貨の場合はそれが必ずしも有効とは言えないのです。

なぜ動きが読みづらいのか

ではなぜ仮想通貨の場合はそれがあまり有効にならないのでしょうか?

それは、仮想通貨には無勉強で入ってくる方もすごく多いからです。

なんの勉強もしないで入ってくるとやはり、周りの動きに流されたりして、上手く取引が出来ないものです。

本来の金融市場には、それなりに取引に慣れた、あるいはきちんと勉強してきた人がたくさんいます。

でも、仮想通貨の場合にはテレビで取り上げられた勢いで入ってきている方がたくさんいるのです。

そして何も分からないから、めちゃくちゃな動きをしてしまい、結果的に相場がめちゃくちゃになることが起こるというわけです。

仮想通貨用の相場知識を新たにつけないとならない

だから仮想通貨で勝負する時には、仮想通貨用の相場の読み方を学ばないとなりません。

でもそれにはまだまだデータが乏しいですから、完璧にとはいかないものです。

その辺りをどうカバーするかが、ポイントになってくるでしょう。

上手くカバーしていければ、仮想通貨でも勝ちがねらえます。

まとめ

仮想通貨投資にはこうしたデメリットがあります。

たしかにデメリットはありますが、自分がきちんとすることで、ある程度対応できるデメリットも多いです。

だから、どちらかと言えばメリットの方が強いように見えます。

色々と不安要素を挙げられることも多い仮想通貨ですが、少なくとも現時点では魅力的な投資アイテムです。






仮想通貨