近頃よく聞くRPAって一体何?どう言った働きをしてくれる?AIとは違うの?
何しろ近頃どんどんと技術は発展していってしまい、ちょっと目を離すと浦島太郎状態になってしまいます。
正直、自分の専門以外のことは、ふと気がつくと知らない単語ばかりということになっていませんか。
仕事を辞めた人だと、それこそ実感するかもしれませんし、また逆に特殊な仕事をしていると世間一般の仕事の技術の発展に、取り残されてしまうこともあります。
さて近頃、RPAという言葉をしばしば目にするようになりました。
しかしこれ、一体何の略語なのでしょうか。
目次
自分の知らない言葉を聞くのはちょっと恥ずかしいことも
ふと気がつくと、世間の皆さんが自分の知らない単語を操って話しているということありませんか。
そんな時にすぐに、それ一体何のことと聞くだけの度量があれば問題ないのですが、つい見栄を張って知ってるふりとかしてしまうことがありますね。
筆者、実はよくやります。
これやると、後々恥をかいてしまったりもします。
まあなので、できるだけその場で疑問に思ったことは聞くのですが、自分以外の全員が知ってる風だとこれが結構難しいのです。
ちょっとその場を離れてググってみたり、帰宅してから調べてみたりもしますが、その場で聞いたほうが実は早いのですよね。
特に技術に関する単語には、筆者弱いです。
なのでRPAという言葉も、知ったのは実は結構後になってからなのです。
周囲が皆さんこの単語を使用して仕事のこと話してました
筆者の周囲には結構、いわゆる普通の仕事をしている人が多いのです。
しかも大企業関係とか、新しい技術に関しては早々に取り入れるような会社勤めの人が、大多数なのです。
なのでそういう人たちがこの、RPAについて話しているのを聞いた時、それこそはてなマークが頭を飛び交ってしまいました。
この時はそれこそ筆者以外には完全に話が通じてるようだったので、意味を聞いたら話の腰を折るかなと思ったんですが、あえて恥を忍んで聞いてみたのです。
まあその頃はまだ、RPAについても導入が珍しかった頃なので、皆さん自分の頭の中の整理も兼ねて、わかりやすく説明してくれたので助かりました。
まあそれでも、いくつか疑問点も残りましたので、それなりに後に調べてみたのです。
特に筆者の場合、こういった技術には完全に素人ですので、素人目線でこのRPAについて説明ができるのではないかと思います。
要はRPAというのは簡単に言うと
できるだけ簡単に言うと、ホワイトカラーの人のする仕事を、一部自動化すると言っていいかもしれません。
もちろん全部が可能というわけではなく、一部だけ代行してくれると考えればいいですね。
要はソフトウエアロボットですので、決められた作業しかできません。
逆を言うと、決められた作業なら人為的なミスを心配すること無く行ってくれるわけです。
ホワイトカラーの人のやる仕事は勿論、決まりきった作業の連続ではありません。
当人の創造力なども求められることになります。
しかしそれでも、決まった工程の作業も勿論多くありますので、ここをRPAによって代行させることで、大きく効率化を図ることが出来るのですね。
人手が足りないと悩む会社にとって、もしくはスタッフ不足で残業を全員余儀なくされている会社には、それこそ導入がおすすめと言えるでしょう。
ふと気が付きいたのはAIとの違い
しかしここで疑問に思ったのが、RPAとAIとの違いです。
AIだって作業の能率化に貢献してくれているはずですよね。
これもまた大雑把に説明すると、AIというのは大量のデータを分析して結果を出してくれるものなのです。
一方のRPAは、単一作業を入力されたルールに従って、黙々とこなしてくれるというものです。
あまりにこれ、簡単な説明になりますが、まあ大ざっぱに言うとそういうのがこの2つの違いです。
筆者の年代だとちょっと思い出すのが、オートメーションの工場ですね。
ベルトコンベアーと言うやつです。
単一作業をやってくれて、それまでの作業効率を大幅に伸ばしたのが、オートメーションでした。
勿論今のRPAなどに比べたら、おもちゃのようなものですが。
それでもある意味では現代の技術の走りと言っても良いのではないでしょうか。
どんな仕事にRPAはおすすめ?
さてこのRPA、上手く導入すれば会社の大きな助けになることは明らかですが、どの仕事に使えば効率的なのでしょうか。
財務や経理人事などのバックオフィス業務
会社の場合規模にかかわらず、これらの業務は必須なものです。
勿論人間の判断が必要な部分が多いのですが、それでも自動的な作業で代行できる部分も、かなり多い業務です。
これらの一部たりともRPAを使用できれば、この部署のスタッフの負担は大幅に減ることになります。
その分勿論、会社の経費の削減にも繋がります。
会社という形態の組織の場合避けては通れないのが、これらの業務です。
出来るところから自動化していけば、効率化につながっていくことは間違いありません。
審査業務などに
クレジットカードやローンには、審査という作業がつきものです。
勿論当人との顔合わせで、その人柄を見るというのも1つの審査です。
しかし現在ではその殆どが、オンラインなどで自動化されています。
この審査をRPAにある程度任せられれば、かなりの部分で効率的に作業が進められますね。
情報の整理にも
情報社会の現代です。
顧客のもしくは取引先の会社の情報も、情報システムをしっかりと作って管理しなくてはなりません。
ここでもやはり、RPAが活躍してくれます。
これもまたRPAの得意の単純作業ですので、黙々と的確にこなしてくれるのは間違いありません。
RPA導入のメリットの数々
さてここで、RPA導入によるメリットを上げておきましょう。
人件費のコストダウン
何と言ってもこれにつきます。
機械に代行してもらう部分で、かなりの人件費の節約が見込めます。
一般的にRPAのコストは、普通の人間の人件費の三分の一から十分の一と言われています。
決まった作業のみの導入とはいえ、これは大きなコストダウンですね。
業務処理のスピードは比べ物にならない
機械の強みというのは、何と言っても寝たくても動いてくれるということです。
24時間365日、休むこと無く真夜中でも働いてくれるのです。
作業のスピードが上がって当然ですね。
勿論、メンテナンスも必要になってきますが、それでも人間の何倍もの作業をしてくれることは間違いありません。
作業のミスは最低限で済む
人為的なミスでの問題というのは、どうしても起きてしまうものです。
とはいえ昔のように、まあ人間のやることだから仕方ない、で済まされる時代でもなくなりました。
いわゆる、人間味が無くなったという感じですね。
まあそれだからではないですが、それではこちらも人間ではなく機械での対処で、ミスを最低限に抑えてしまいたい、ということになります。
ここでRPAの使用で、こういったミスを最低限にしていきたいものですね。
まあ正直、筆者のような昔の人間には、それこそ人間味が少なくなって寂しい、という気持ちもないではありません。
機械に任せた業務に当てていた時間を
これまで自力で全部やっていた業務の一部が、RPAによって処理できるということは、その分時間にも余裕が出来るということです。
その余裕で、新しい戦略を練ることも出来ますし、その時間を休暇に当てて英気を養うことも出来ますね。
まとめ
便利なあれこれも、その意味をきちんと掴んで利用しなければ、役に立つことはありません。
新しい技術も取り入れる前に、その意味合いをよく掴むことが大事です。
RPAについては、大手の企業が導入することによって、人間への負担が減るということが最も期待されることでは無いでしょうか。
残業残業で疲れ切って、それでも人手が足りないのでということになる前に、導入を考慮に入れていくことも大事ですね。