RPAツール8選!様々なツールを比較すれば自社に合うものが分かる?
RPAツールはオフィス作業を自動化できる事から、多くの企業が注目を集めていますが、実績があまりないツールもあれば、実績のあるツールもあります。
さらに、操作性が優れているツールや、中小企業に向いているツール・大企業に向いているツールもあるのです。
このように様々なツールがあるので、自社に向いているツールがどれなのか分からない経営者や担当者は多いと思うので、8つのRPAツールを紹介するので参考にしてみて下さい。
実績のあるRPAツール
今まで、RPAツールを導入した事がない場合には、実績があまりないものを導入するのは勇気がいる事でしょう。
そこで、実績のある『パトロールロボコン』や『OCEVISTAS』などを紹介するので、参考にしてみて下さい。
パトロールロボコン
『パトロールロボコン』は、株式会社『コムスクエア』が提供しているRPAツールで、柔軟性が優れている事で有名です。
自動化対象業務は80以上もあって、年間で約2,700時間も削減した実績があるのです。
これほど多くの作業時間を削減する事ができれば、多くの社員が必要ではないので、多くの新入社員を採用する必要がなくなります。
さらに人間とAIで連携させる事も容易なので、RPAを導入する事によって、社員たちの間で「自分たちの仕事が少なくなってしまうのではないか」と不安を感じさせる事もありません。
ただし、早めのうちに社員に、これからの計画を伝えておかなければ不安を感じさせるので注意して下さい。
OCEVISTAS
『OCEVISTAS』は、株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングが提供しているRPAツールで、何と5時間以上もかかっていた経理業務を5分にまで短縮させた実績があるのです。
これほどの経理業務を短縮化できれば、経理に配属させている社員を、忙しい業務へ転属させる事も容易です。
さらに『汎用型』になっている事から、様々な業務に対応させる事ができるので、様々な分野で効率よく作業を進ませる事ができます。
操作性が優れているRPAツール
実績があるRPAツールでも『操作性』が優れていなければ、RPAについて詳しい社員がいなければ、運用できない可能性があります。
導入してから、問題が起きないように、操作性が優れているRPAツールをいくつか紹介するので、みていきましょう。
UiPath Platform
『UiPath Platform』は、UiPath株式会社が提供しているRPAプラットフォームで『レコーダー』を搭載しています。
日頃の作業を記録する事ができるようになっているので、自動的に再生が可能です。
あまり難しい操作法には、なっていないので、RPAやプログラムについて詳しい社員がいなくても、利用しやすくなっています。
さらに、社内の複雑な業務にも対応する事が可能なので、今まで単調な作業でしか対応できなかったRPAツールを導入していた場合には、UiPath Platformはおすすめのプラットフォームです。
ILias
ILiasは、株式会社オデッセイが提供しているRPAソリューションで、関連するシステムや『WEBサイト』と提携した処理も可能になっています。
連携機能が優れている事から、簡単に操作する事ができるので、複雑な操作法になっているRPAツールを利用したくない場合には、おすすめのRPAツールです。
そして、人事や給与業務に特化したRPAツールという事もあって、約70の業務を削減した実績もあるので、コストダウンする事が容易です。
中小企業に向いているツール
中小企業が、大企業向けのRPAツールを導入してしまえば、逆にコストをかけてしまって、後悔する事になってしまいます。
そのような事が起きないように、中小企業向けのRPAツールを紹介するので、確認してみて下さい。
Verint RPA
『Verint RPA』は、ベリントシステムジャパン株式会社が提供しているRPAソリューションになります。
このRPAツールは、大企業だけではなく、中小企業にも対応しているので、仮に中小企業から大企業になった後でも運用しやすくなっています。
さらに『アプリケーション』間のデータ入力の業務を自動化する事ができるのです。
実際に、アプリケーション間のデータ入力は、作業ミスが起きやすい所なので、ミスの防止や確認作業を短縮したい場合には、利用価値の高いRPAツールです。
そして『画像認識光文式文字認識アルゴリズム』を搭載しているので、オフィス作業で自動化できる業務が多くなるので、コストカットができます。
SynchRoid
『SynchRoid』は、日本でも有名なソフトバンク株式会社が提供しているRPAツールで、1,000名を超える大企業にも対応する事ができますが、100名前後の企業でも対応しやすくなっているのです。
システム開発の際には、複雑なプログラミングが必要ではないので、プログラムについて詳しい社員がいない企業でも、運用しやすくなっているRPAツールです。
さらに、開発時間が少なくなっているので、コストを安めに抑えられるので、中小企業でも導入しやすくなっています。
大企業に向いているRPAツール
大企業の場合には、中小企業にしか向かないRPAツールを導入してしまえば、思ったような効果を得る事ができません。
そこで、大企業に向いているRPAツールも紹介するので、みていきましょう。
BizRobo!
数多くあるRPAツールの中でも、高い知名度を誇っているのが『BizRobo!』です。
このRPAツールは、RPAテクノロジーズ株式会社が提供している『デジタルレイバープラットフォーム』になります。
なぜ、知名度が高いのかと言えば、10年以上もの実績があって、10,000以上のロボットの開発や運用実績があるからです。
長い実績があるので、企業に合うツールを提供してくれるので、多くの企業がコストダウンしやすいRPAツールです。
さらに複数の業務が関わった業務でも対応する事ができるので、様々な部門に分かれる大企業でも運用しやすくなっています。
そして、国内では400社以上もの企業の業務を代行してきたので、数多くあるRPAツールの中でも、信用度の高いシステムと言えるでしょう。
Blue Prism
『Blue Prism』も、日本では高い知名度を誇っていて、東芝情報システム株式会社が提供している『オンプレ型』のRPAツールになります。
社内の分散されているロボットを統括する事ができるので、様々なロボットを統括できなくて、困っている場合には、Blue Prismを導入してみる価値があります。
実際に、多くのロボットが行なっている業務のプロセスを制御できる上に、監視や実行を一元管理できるので、規模が大きくなっても運用しやすいツールです。
RPAツールを運用していたら、操作法が分からなくて頭を悩ませてしまうケースもあります。
しかし、顧客からの電話対応のサービスレベルを向上させているので、何か分からない事があっても、運用しやすいです。
そして、80%のプロセスの自動化を達成した事もあるので、確かな実績があるRPAツールです。
まとめ
8つのRPAツールを紹介してきたので、自社に合うツールが、どれなのか見つかった経営者や担当者も多いでしょう。
それぞれ特徴や対応している業務が違っているので、どのツールが自社に向いているのか比較してみれば、導入した後に失敗する可能性が低くなります。
ただし、導入を急いでしまっては、失敗する可能性もあるので、慎重に導入するようにしましょう。
参考URL(文献)・根拠など
https://it-trend.jp/rpa_tool/article/502-0012
https://rpa-technologies.com/products/first/
https://www.blueprism.com/japan/resources/case-studies/the-co-operative-bank-80-%E3%81%AE%E5%87%A6%E7%90%86%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E5%89%8A%E6%B8%9B%E3%82%92-blue-prism%E3%81%A7%E9%81%94%E6%88%90