音が大きい目覚まし時計はどう選ぶ? 注目したい6のポイント

目覚まし時計

目覚まし時計は、朝起きるときに活躍する便利なアイテムですが、音の大きさに不満を感じることもあります。

「もっと大きい方が効果的なのでは?」と考えた場合、大音量の製品を探したりするものです。

とはいえ、大音量の目覚まし時計にも、いろいろな種類があります。

その中から自分に合ったものを見つけるためには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。




どれくらい大きいのか

大音量の目覚まし時計を選ぶといっても、その場で音を鳴らして確かめるわけにはいきません。

本当に大音量なら、店頭でいきなり鳴らしたりすると、他の人の迷惑になってしまいます。

とはいえ、確実に目が覚めるようなものを探すなら、音の大きさをチェックしないわけにはいきません。

よく確かめないで購入して、思ったほど大きな音が出なかった場合は、がっかりすることになってしまいます。

そのような失敗を防ぐためには、各製品に表示された「db(デシベル)」の値を確認してみましょう。

dbは音の大きさを表す単位なので、その値が大きければ、かなりうるさい音が出るということです。

大音量の目覚まし時計といえば、一般的には100dbくらいのものを指します。

100dbだと、ガード下で聞く電車の音や、車のクラクションに相当する音量なので、耳元で鳴っていれば、とてつもなくうるさいものです。

それくらい大きければ、眠っていられる方が不思議なくらいなので、確実に起きられるものを選ぶなら、ぜひ100を目安にしてみてください。

調節できるものを

ガード下に響く電車の音と同じ大きさのベルが部屋の中で鳴れば、どんなに眠くても起きないわけにはいかなくなります。

ただし、そのような製品を使うなら、周囲の環境にも注意を払いましょう。

家族に迷惑がかかるようなら、毎日そんな音を響かせるのはよくありません。

また、アパートなどで使用した場合は、隣や階下にまで響き渡ることになるため、近所の人とトラブルになるおそれもあります。

そうしたデメリットを考えれば、音量調節は必須になる機能です。

音量を変えることができないものだと、誰かの迷惑になりそうなときは、目覚まし時計に頼らないで起きなければなりません。

確実に起きるために買ったというのに、それではお金が無駄になってしまいます。

しかし、音量を自由に調節できるものなら、人がいるときは小さくして、迷惑がかからないときだけ大音量にする方法も可能になります。

そのときの状況に合わせた使い方をするためには、音量調節が可能なタイプかどうか、しっかり確認してから購入するようにしましょう。




どんな鳴り方をするのか

大音量の製品を選ぶなら、音の大きさだけでなく、音の種類にも注目してみましょう。

目覚まし時計の音は、大きく2種類に分けることができるので、どんな音が出るのか確認してから決めるようにしてください。

その2種類の音というのは、電子音とベル音です。

電子音は、機械的なアラーム音であり、いろいろなパターンに変えられるものが多くなっています。

その中から、自分好みの音や、より確実に目が覚めそうな音を選んで使いましょう。

ベル音の方は、ベルを叩く「ジリリリ」という音であり、電子音よりうるさく感じる場合もあります。

また、電子音は徐々に大きくなっていくタイプが多いですが、ベル音はいきなり爆音で鳴るものが多いので、どちらが自分に合っているか、よく考えて選びましょう。

スヌーズ機能はついているか

大きい音の製品を選ぶときは、スヌーズ機能にも注目してみましょう。

いくら大音量のものでも、使えば確実に起きられるとは限りません。

意外に慣れてしまい、だんだん起きられなくなることも考えられます。

そんなときは、音量以外の便利な機能があると、とても助かるものです。

スヌーズ機能を使うと、一度止めても、また数分後には大音量を鳴らしてくれます。

きちんとスヌーズ機能を解除するまで、何度でも根気よく起こしてくれるので、確実に起きたいときは、かなり便利です。

一度で起きる自信がない人は、この機能がついたものを探してみましょう。

自分に合ったタイプを

スヌーズ機能には、音の種類が変わったり、少しずつ鳴る間隔が短くなったりするものもあります。

そのようなタイプであれば、何度も同じような鳴り方をするものより、さらに起きやすくなるので、しっかり起きたいときはおすすめです。

どのようなスヌーズ機能がついているかチェックして、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

振動機能があるか

音量以外の機能に注目して選ぶときは、振動機能の有無も忘れずにチェックしておきましょう。

大音量に振動も加わると、よりしっかりと起きることができます。

車のクラクション並みの音と体に伝わる振動が同時に起これば、余程のことがない限り、目が覚めないということはありません。

枕の下に入れてから寝るようにすると、少しの振動ですぐに気づくこともあるのです。

音だけで不安なときは、この機能もうまく利用していきましょう。

近くに誰かいるときは振動で

先述したように、大音量の目覚まし時計は、周りの人に配慮した使い方をしなければなりません。

家族や隣近所の人に迷惑がかかりそうなときは、音量を絞って使うことになりますが、翌日に遅れたくない予定があるときなどは、小さい音だと困ってしまいます。

そんなときは、振動するタイプがおすすめです。

音が小さくても、体に直接伝わってくる振動があれば、簡単に寝過ごすようなことはありません。

自由に使えない状況になったときのことも考えて、なるべく便利なものを選ぶようにしましょう。

電波対応になっているか

電波対応の製品は、標準時間を受信して自動的に時刻を合わせてくれるので、かなり正確な表示が可能になっています。

これは、大音量のものを選ぶときも、注目しておきたいポイントです。

いくら大きな音が出ても、その時間が微妙にずれていたりすると、イライラすることもあります。

例えば、予定より少し早く目が覚めたときなどは、「もう少しだけ寝ていられたのに」とがっかりしてしまうものです。

それがわずかな時間だったとしても、なんとなく損をしたような気分になったりします。

しかし、電波対応のものを使っていれば、そのようなズレはほとんど起こりません。

自動的に秒単位で正確な設定をしてくれるため、常に正しい時間で起床することができるのです。

音量だけでなく、時間の正確さも重視する場合は、電波対応についてよく確認しておきましょう。

自分好みのデザインか

音の大きな製品を選ぶときは、「確実に起きられるか」「便利に使えるか」といったことばかり考えてしまいますが、見た目のデザインも軽視してはいけないポイントになります。

一発で起きられるような大音量で、スヌーズ機能や振動機能などがしっかり備わっていたとしても、部屋にまったく合わないデザインだった場合は、使うことを避けたくなるものです。

いくら便利なものを買っても、それでは意味がありません。

目覚まし時計にもいろいろなデザインがあるので、なるべく自分が納得できるようなものを選んでみましょう。

部屋の中にすんなりと馴染み、インテリアとしての役割も果たしてくれるものなら、毎日快適に使うことができます。

まとめ

大音量の目覚まし時計といっても、製品によってさまざまな違いがあるので、適当に選んだりしてはいけません。

自分に合わない音だったり、期待した機能がついていなかったりすると、買ったあとで後悔することになってしまうのです。

そのような失敗をしないためにも、ここで紹介した選び方のポイントをしっかりチェックしておきましょう。






目覚まし時計