就職に強くスキルアップできるイラスト専門学校の選び方と人気の学校3選
イラストの技術を学びたい、イラストレーターとして仕事をしたいと思っている人の中には、イラスト専門学校に入学することを検討している人も多いと思います。
イラスト専門学校では、デッサンなどの基礎画力だけではなく、CGの制作技術、表現力、コミュニケーション力など社会で活躍できるスキルを勉強できます。
今回は、イラスト専門学校について考えてみたいと思います。
イラストの専門学校に入学する人が将来目指す職業
イラストを描くのが好きで、将来仕事につなげたいと思っている人は、イラスト専門学校に入ることを検討している人もいると思います。
イラストの専門学校に入学すると、将来どのような職業につけるのでしょうか。
イラストの専門学校に入学する人が主に目指す職業を紹介します。
イラストレーター
雑誌やWeb、ゲームなどで使われるイラストを描く仕事です。
ポスターや商品パッケージ、Webサイト、雑誌の挿絵などのイラストが主な仕事です。
その他にも、医療関係のイラストを描く「メディカルイラストレーター」や、工業製品の図柄を描く「テクニカルイラストレーター」など専門分野を担当するイラストレーターもいます。
一般的には、制作会社やプロダクションに就職し、会社員として仕事を始めます。
実績が積めると、フリーランスのイラストレーターとしても活躍できます。
Webデザイナー
制作するWebサイトのレイアウトやデザイン、コーディングなどを行う仕事です。
サイトの配色、ロゴ、アイコンの配置など、会社の顔となるWebサイトのイメージを左右する重要な仕事なのです。
クライアントの要望をしっかりヒアリングし、Webサイトを作り上げていくことが大切になるので、コミュニケーション能力も大切になります。
一般的に、Web制作会社に就職する場合が多いですが、一般企業のシステム部に所属する場合もあります。
実績と経験があれば、フリーランスで仕事をすることも可能です。
広告デザイナー
テレビCM、雑誌、新聞、駅や電車のポスター、看板などに掲載する広告のデザインをする仕事です。
一般的には、広告代理店・デザイン事務所に就職して仕事をします。
実績を重ねると、独立して仕事をすることも可能です。
趣味でイラストを描く
イラストを描くのが好きで、イラストの専門学校に入学する人の中には、趣味でイラストを描く人もいます。
働きながら、週1回・夜間など通い、専門的な技術を勉強する人もいます。
イラストの専門学校にかかる費用
学費はおよそ年間120万円前後
イラストの専門学校に入学すると、年間およそ120万円前後の学費がかかります。
2年制の専門学校に通うと、300万円くらいの学費を用意しなくてはなりません。
それだけ設備が揃っていたり、講師がよかったりしますが、多額のお金を使うので、よく吟味して選ぶことは大切です。
交通費や生活費
専門学校に通うには、当然交通費や生活費もかかります。
とくに大都市圏のイラスト専門学校は立地のいい場合も多いので、一人暮らしの場合家賃もかなりかかります。
設備や講師、就職の実績なども大切ですが、学費に加え、交通費・生活費を考えることも大切です。
道具の費用
ペンタブレットや紙、ペンなど、イラストに使う道具の費用も年間数万円かかります。
専門のスキルを勉強しに行くので、色々な道具を使ってみることも大切です。
イラストの専門学校に通うには、それらの費用もかかることを頭に入れておきましょう。
費用を抑えたい人は週1コースも
高額な学費は用意できないけど、イラストを勉強したいという人には、週1コースがある学校もあります。
このような場合、半年で15万円程度で受講できます。
費用を抑えながら、専門的な勉強もできます。
働きながら、大学に行きながら、勉強したいという人にもおすすめです。
イラスト専門学校の選び方
イラストの専門学校に入学したいけど、どうやって選べばいいかわからないという人も多いと思います。
せっかく入学したのに、たいしたスキルが身につかなかった、やる気がわかなかったということになれば大変です。
自分にあったイラスト専門学校を選ぶにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、イラスト専門学校の選び方について紹介していきます。
施設、設備
各専門学校の施設、設備の状況をチェックしましょう。
使っているソフトは最新のものか、イラストレーターに必要な道具が揃っているかどうか確認しましょう。
図書館や自由に制作できるスペースが用意されていることも大切です。
学費
入学金、学費がどのくらいかかるのかも大切です。
学費が高くても魅力的な設備や講師がいれば入学する意味もあります。
逆に学費が安いというだけで決めてしまうと、スキルを身に着けられず卒業してしまう可能性もあります。
専門学校の中には、都心の一等地に大規模な校舎がある場合もあります。
当然、一等地にあるが故に学費が高くなる場合もあるので、よく検討することが大切です。
講師
講師が魅力的な人であれば、勉強する上でのモチベーションもあがります。
「将来、この人のようなイラストを描きたい」と思えるような講師がいる学校を選びましょう。
就職の相談に親身になってくれるような講師がいると更にいいでしょう。
就職実績
将来、どんな企業に就職したいか思い浮かべてみることも大切です。
就職実績の中に、自分が目指す企業があるか、どんな企業への実績があるかチェックしておきましょう。
学校の立地
学校がどこにあるかによって、費用は大きく変わります。
自宅から通える場所であれば、生活費は大幅にカットできます。
逆に都心に近い場所に一人暮らししようとすると、家賃などの負担が大きくなります。
都心から離れた場所なら、家賃も安くなり負担は少なくなります。
人気のイラスト専門学校ランキング
実際に通っている学生、卒業生に人気のイラスト専門学校を紹介します。
専門学校選びの参考にしてみてください。
東京デザイン専門学校(東京)
就職については、講師が求人のお知らせをしてくれて、親身に就職活動をしてくれます。
就職実績も幅広く、デザイン会社・広告会社・ゲーム会社・映像会社などの実績があります。
課題が多く、スキルもしっかり身につくので人気があります。
プロを目指す人は、将来役立つ指導をしてくれます。
資格取得にも力を入れています。
専門学校日本デザイナー学院(東京)
イラストと同時進行でデザインも学ぶので、デザイン系の会社への就職に強い学校です。
就職の相談に乗ってくれるキャリアセンターがあり、就職活動の支援も行ってくれます。
月に一度、デザイナーやイラストレーターとして活躍する卒業生の話を聞けるので、モチベーションが続きます。
大阪デザイナー専門学校(大阪)
明るく自由な空間で、自分のやりたいことを楽しく勉強できます。
常に新しい作品に触れているので、感性が豊かになります。
イラストが好きな人なら、楽しく充実した学生生活を送れること間違いありません。
色彩検定などの資格を校内で受けることができます。
まとめ
イラスト専門学校はカリキュラムや設備、講師など様々な学校があります。
入学後に「入学前のイメージと違った」「スキルアップできなかった」ということになっては大変です。
体験授業や入学説明会なども行われているので、実際に足を運んで、本当に自分にあった学校を見極めることが大切です。
ここで紹介した学校の選び方を参考に、自分にあったイラスト専門学校を見つけてください。