どのくらいで買い替えるのが正解?電子レンジの寿命はどのくらい?
電子レンジは、一度買うとなかなか買い替えないものです。
でも、電子レンジには寿命があります。
なので当然その寿命が来たら、あるいは寿命が迫ってきたらそこで買い替えないとならなくなります。
ではその電子レンジの寿命はどのくらいになるでしょうか?
それが分からないと電子レンジの買い替えタイミングはわかりません。
そこでここでは、電子レンジの寿命について見ていきます。
2000時間くらいが寿命
電子レンジの寿命は、電子レンジをどのくらいに使うのかということによっても変わってきます。
というのも、電子レンジの寿命は、だいたい約稼働2000時間になるのです。
もちろん厳密にそれぴったりなわけではありませんし、小まめに使うのかそれとも10分くらい温める事を連発するのかによっても負担は変わってきますから多少の前後はあるでしょう。
でも、基本的には2000時間位が寿命がだと考えてよいです。
では、2000時間というのは、だいたいどのくらいの日数になるのでしょうか?
1日30分の使用時間だとしたら
電子レンジの使用時間は、本当に家庭によって差があります。
たとえば調理の際に下ゆでを電子レンジで済ませてしまうという家庭もあれば、しっかりとゆでるという家庭もあります。
電子レンジで下ゆでを澄ますとなると、1日基本的に30分くらいは使用するでしょう。
逆に冷凍しているものを温めることにしか使わないというのであれば、5分以下である事もあります。
ここでは、1日30分という使用時間の場合で、どのくらいの日数もつのか考えてみたいと思います。
まず2000時間という時間を分に換算します。
2000時間は12万分です。
そしてそれを30で割りましょう。
すると4000という数字になります。
つまり、4000日持つことになるのです。
では最後に、4000日という数字を365日で割ってみます。
すると答えは約11になります。
つまり、1日30分であれば、10年持つことになります。
ただしこれはあくまでも理論上の数字になるので注意が必要です。
10年も持つことはまれ
たしかに理論上は電子レンジは10年持ちます。
でも、10年持つことはまれです。
そもそも電子レンジは、あまり丁寧に使うようなものではないですよね。
どうしてもバタンとドアを閉めてしまったりするものです。
でもそうして雑に扱っているとやはりその分だけ負担はましていきます。
また、電子レンジはあまり頻繁に掃除するものではありません。
だから、隙間から内部にほこりが入ったりもするでしょう。
そうすると、それによっても壊れやすくなります。
結果、電子レンジは10年も持つことはなくなっていくのです。
では、実際にはどのくらい持つことが多いでしょうか?
長くてもせいぜい7年8年程度
では実際にはどのくらい持つでしょうか?
実使用感では、7年とか8年程度で限界がくるということが多いです。
それでも十分家電としては長く持つ方でしょう。
たとえばパソコンも寿命としては7年8年程度は持つでしょうが、実使用感では3年4年程度でダメになってしまう事も珍しくありません。
それと比べるとやはり電子レンジの寿命は長いです。
だから、十分余裕を持って買い替える事が出来るはずです。
また電子レンジは、そこまで高いものではありません。
パソコンやテレビは、高いものだと20万円を超えてくるようなものもあります。
でも電子レンジは、10万円を超えてくるものなんてまずありません。
髙くても3万円程度でかうことができます。
安いものであれば5000円から買う事が出来るのです。
だから買い替えるのもそんなに負担にはなりません。
少し早めに買い替えるのがおすすめ
負担にならないのですから、電子レンジは少し早めに買い替えるのがおすすめです。
というのも電子レンジに限らず家電製品というのは、2年3年で大きくスペックが変わってきます。
電子レンジの場合、スペックも何も温める事さえできれば良いという方も多いです。
でも、そのただ温める電子レンジだって、最新モデルであればあるほど節電になったりするのです。
古い電子レンジで高い電気代で使用するよりも新しい電子レンジを安く買えて、かつそれによって電気代がグッと下がるのであれば、その方が良いです。
だから、ある程度早めに買い替えるのがおすすめになるのです。
買い替える際のポイント
では、いざ電子レンジを買い替えるとなった際、どこを見れば良いでしょうか?
いざ電子レンジを買い替えようと想ったら、まずはやはり消費電力を見ます。
使用する電力は、少なければ少ないほど電気代が安くなりますから、それが少ないに越したことはありません。
あとはやはり、地味に気になるのが音です。
電子レンジの音は、やたら大きいものも少なくありません。
そしてそれは最新モデルであってもあまり変わらないのです。
でも、大きい音がしても、うるさいだけです。
そもそも電子レンジを回している間にそこから大きく離れることなどまれです。
なので、電子レンジを買い替える際には、今よりも音が小さいものを選ぶことがおすすめです。
更にもう一つ、オーバースペックでないこともポイント。
最新モデルの電子レンジには、「この機能いる?」というような機能がついていることも多くあります。
でもそんな機能本当に必要でしょうか?
別に必要ないことも多いです。
それなのにそんな機能がついていると、無駄に高値掴みになることがありますから、機能は絞り込んだ方が良いのです。
買い替える際には下取りを
電子レンジを買い替える際には、下取りをするべきです。
というのも電子レンジを買い替える際に一番困るのが、やはり今ある電子レンジの処分になります。
家電の処分というのは本当に面倒なものです。
地域によって違いますから、頻繁に引っ越しをするという方たちには特に困るでしょう。
でも、電子レンジの場合は、買い替える際にそれを下取りに出すことが出来るものです。
もちろんそれに対応していないところもありますが、下取りに出せば処分に困る事はありませんから、それがベストです。
なので出来れば、下取りが出来るところで新しい電子レンジを買うと良いでしょう。
大手ではだいたいやっている
では、電子レンジを下取りできるところとは、どんなところになるでしょうか?
それは、だいたい大手ならばやっています。
たとえばヨドバシカメラでは1万円以上の電子レンジを買えば下取りしてくれますし、ビックカメラでも15000円以上の電子レンジを買えば下取りをしてくれます。
場合によっては激安の電子レンジプラスゴミ代金の方が安くなる事もありますが、やはり手間などを考えるとこういう買い替え方をするのがベターになります。
実際15000円とか10000円以上の電子レンジであれば、音が小さくて丁度スペックの電子レンジも多くありますし、場合によってはオーブンレンジなどにしてスペース削減も出来たりしますから、そういう意味でもこういうところで買うのがおすすめなのです。
是非そういうところで電子レンジを探してみてください。
まとめ
電子レンジの寿命は、理論的には10年になりますし、実際に7年8年程度はぴんぴんしていることが多いです。
でも壊れる前になるべく早く買い替えて、電気代などを上手く節約していくというのが一番おすすめです。
そんなにきわめて高額という商品でもありませんから、適切な頻度で買い替えていくと良いでしょう。
そして快適かつ上手く使用していってください。