一人暮らしを始めるならオーブンレンジは必需品?合ったほうが便利だけど実はあなたの生活習慣次第かも
今やどんな家庭にも1台はあるオーブンレンジですが、一人暮らしを始めるにあたっても1台は欲しいものです。
とは言っても、家庭用と一人暮らし用ではやはり違うものを選ぶのがいいのか、それともたいして変わらないのか迷う人も多いですね。
実は一人で使用するか家族での使用かよりも、もっと選ぶにあたって考えておかなくてはならないことがあるのです。
まずはオーブンレンジと言う名前での注意を
家電量販店でもネット通販でも、多くの種類のオーブンレンジが販売されています。
どれにしようか、お値段はこのくらいでとあれこれ見て回る時に、ちょっと注意しておいたほうがいいことがあります。
それは、電子レンジ機能がついているかどうかなのです。
電子レンジ機能がついてないオーブンレンジってあるの、と思う人もいるでしょうが、このオーブンレンジという名前は実はオーブンと同じ意味で使用されているのです。
なので購入時には、電子レンジ機能付きを確認するか、コンビネーションレンジであるかを確認してください。
大体は心配なく、電子レンジ機能がついているものを、オーブンレンジの名前で出していますが、専門的に言うとそういうことになりますので心に留めておいてください。
一人暮らしの場合何より必要になるのが、電子レンジ機能ですね。
オーブンレンジを購入したら、オーブン機能だけだったということにならないように、予め確認はしておいたほうがよろしいです。
一人暮らしの場合のオーブンレンジはどうやって選ぶ
一人暮らしが初めての人の場合、量販店や専門店でスタッフの意見を聞くのがおすすめなのは当たり前です。
しかしここで、機能の説明などあまりに細かくされても、素人には混乱を招くだけです。
また多くの機能の付いた品を進められるままに購入しても、結果使わずに終わってしまうこともあります。
ここは近くの専門家、家族の調理担当者に相談しておくのが一番無難です。
当人の家事のレベルなど最も知っているのは、家の家事担当者です。
普段から料理などこまめにしていると知っているなら、それなりの機能のものを勧めてくれますし、そうでないなら基本的なものを勧めてくれます。
近場の専門家への相談も、忘れないようにしておくと、自分に合った性能と値段のものが選べます。
またお値段的にも単体の電子レンジとオーブンレンジでは、かなりの差があります。
お財布との相談も、しておくのがおすすめです。
どんな品が一人暮らしには向いている?
さてでは、どう言った機能のものが一人暮らしに向いているオーブンレンジなのでしょうか。
筆者の経験も加えて、ご紹介していきます。
オーブンレンジを選ぶ前にまず自分の調理経験
このオーブンレンジ、あると大変に便利な品です。
特に温めるための機能である電子レンジ機能は、手抜き調理にもまたご馳走作りにも役立ってくれます。
一人暮らしには大変に有用な機能です。
しかしここで、オーブン機能はと言いますと、付いていたほうがいいのか無くてもいいのか、悩むところですね。
この点についてはそれまでもの経緯も計算に入れて、単体の電子レンジだけのものにするか、オーブンレンジにするか決めるのがベストです。
非常に簡単な話、自炊を多くするだろう人の場合はオーブンレンジ機能の付いたものを、あまりやらないだろうと最初からわかっている人には電子レンジをおすすめしたいです。
自炊とはほとんど縁がないだろう人の場合、温め機能だけあればお弁当などの温めに充分です。
しかし毎日自炊をする予定で、しかもお弁当も作って持っていきたいなどの希望があれば、オーブン機能もついている製品が使い勝手がいいことになります。
なので、自分が自炊派なのかそうでないかをまず、きっちり確認しておいてください。
サイズはどんな程度のものを
家庭用は勿論、数人の食べ物を扱うので、ならば一人暮らしの場合小さいものでもいいかなと思いますね。
しかしここでも、自炊派かどうかが肝になってきます。
自炊派の人の場合、幾つかの素材を同時に暖めたり加熱したりしますので、自然そこそこの容量のものが必要になります。
つまり殆ど家庭用のサイズと同じものを選んでも、充分に使いこなせるということです。
ターンテーブルタイプかフラットタイプか
電子レンジの場合、ターンテーブルの付いたものと、そのまま動かずに温めるものの2種類があります。
ターンテーブル機能のものはその名の通り、スイッチを入れるとゆっくりと回りつつ暖めを開始します。
フラットタイプのものの場合は、そのまま動きません。
どちらがいいのか迷うところですし、どんな差があるのかもちょっと謎ですね。
機種によっては1方向から加熱するので、回さないと温め方にむらができてしまうのです。
その為内部のお皿を回してむらができないように温めるのが、ターンテーブルタイプですつまりフラットタイプのもののほうが、そのままでも均等に温めが出来ると考えて差し支えありません。
特にあまり自炊をしない人の場合、持ち帰りのお弁当の温めなど多いはずです。
このお弁当が、ターンテーブルの場合引っかかることもあります。
非自炊派の場合は特に、フラットタイプがおすすめですね。
オーブン機能は計算して使用
さてオーブン機能ですが、自炊しない人にとっては猫に小判になりかねません。
しかし自炊や、お休みの日にはケーキやお菓子を焼いたりしたい、など料理好きの人には不可欠の機能です。
暖めだけでなくしっかりと加熱ができますので、調理大好きの人は活用ができます。
そうでない人の場合、トーストを焼く程度しか使わないなどなら、別にトースターを購入するほうがおすすめです。
電気代にしろレンジ本体の金額にしろ、かなり違ってきますので自分の丈に合わせて機能のある無しも選んでください。
筆者の場合、オーブン機能の付いたレンジならトーストを焼くのにも便利だし、他にトースターは必要ないと思ってオーブンレンジを購入しました。
しかし普通のトースターに比べてオーブンレンジのオーブン機能だと、焼き上がりの時間もかかるのです。
当然電気代もかかります。
結果、トーストは小さなトースターを購入して、そちらを使用する結果になりました。
他にも機能がいっぱいなのが現在のオーブンレンジ
代表的な機能はオーブンと電子レンジですが、今販売されているオーブンレンジにはそれ以外の機能も充実しています。
例えばスチーム機能とかノンフライ機能ですね。
ついついこれらの機能が多くついた品を購入してしまいがちですが、そこは一人暮らし前提です。
使用するのかどうか、必要不可欠なのか、使い勝手はどうなのかも把握が必要です。
スチーム機能は蒸し物を作るのに便利ですが、オール電化でない場合は普通にコンロで蒸し器を使用したほうが、面倒も時間もかかりません。
もしくは、蒸し専用の容器を使用して、普通に電子レンジで蒸すことも可能です。
そういうやり方のほうが、実は光熱費も安く済みます。
一人暮らしの場合は、特に必要ないと言って過言ではありませんね。
またノンフライ機能も、一人で暮らしているぶんには早々使用する機会もありません。
揚げ物を多くする、あまり油を摂りたくないなどの希望があるならあったほうがいいですが、それ以外なら特に必要ないですね。
こちらも普通に揚げるか、もしくは一人なら冷凍食品を温めるほうが手間がないのも事実です。
まとめ
一人暮らしに電子レンジはある意味不可欠です。
それにオーブン機能の付いたオーブンレンジはと言うと、これは使用者の使用頻度に関わっているということになります。
ご自分の食事の自炊の程度など把握の上、製品を選んでください。
お値段もピンからキリまでになりますので、使わない機能の付いた品に惑わされずに、充分に長く使用できる一品を選びたいものですね。