ペンタブレット『Intuos Art CTH-690』は利用しやすい?
デジタルデータのイラストは、様々な活用法がありますが、今までアナログのイラストばかりを制作してきた方は、デジタルへ移行する事に戸惑ってしまうでしょう。
実際に、デジタルのイラストを制作しやすい機種で『ペンタブレット』がありますが、高額な機種が多いので、簡単に購入できる物ではありません。
ところが、Wacomの『Intuos Art CTH-690』は低価格なのに高品質になっているので、気軽にデジタルのイラストを制作する事ができるので、詳しく紹介しましょう。
Intuos Art CTH-690の魅力
本製品はデジタルのイラストを制作しやすい機能が搭載されている上に、ソフトまで付けられています。
そのため、パソコンを持っている方であれば、本製品を購入したら、すぐにデジタルのイラストを制作できるようになっているのです。
そこで本製品の魅力的なポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
筆圧レベル
アナログのイラストであれば、簡単に線や色の太さを変える事はできます。
しかしデジタルのイラストの場合では、線や色の太さを変える事は簡単ではありませんでした。
ところが、ペンタブレットが登場する事によって、専用ペンにかける力の入れ具合を変えれば、簡単に線や色の太さを変更できるようになったのです。
それを可能にしているのが『筆圧レベル』というもので、本製品の筆圧は2048レベルもあるのです。
そのため、本製品の専用ペンを利用すれば、極細から極太まで描けるようになっています。
ショートカットキー
デジタルのイラストを製作する場合には、線を引いたり色を塗ったりするだけではなく、イラストの拡大・縮小などを行う事もできるのです。
ただし、デジタルのイラストを製作する際には、作業を切り替える時にはマウスを利用して『ツール』と呼ばれるものをクリックする必要があります。
そのため、デジタルのイラストを完成させるまでに、時間をかけてしまうのです。
そこで本製品は『ショートカットキー』機能を搭載する事によって、ワンタッチで作業を切り替えられるようになっています。
そのため、デジタルのイラストを効率よく製作したい場合には、本製品はおすすめのペンタブレットです。
Mサイズ
ペンタブレットで、デジタルのイラストを製作する際には、パソコンを併用する必要がります。
しかしパソコンデスクには、ディスプレイの他にキーボードやマウスなども置かなくてはいけないので、大きすぎるペンタブレットは起きづらいのです。
しかし小さすぎるペンタブレットを利用したら、デジタルのイラストを製作しづらいので、注意しなければいけません。
ところが、本製品はMサイズになっているので、大きすぎず小さすぎないサイズになっているのです。
そのサイズは、幅275.0×奥行217.2mmになっているので、それほど広くないパソコンデスクでも設置しやすくなっています。
ソフト付き
デジタルのイラストを製作するためには、ペンタブレットやパソコンだけではなく、専用のソフトも必要になります。
そのため、ペンタブレットを購入した後でも、お金をかける事になってしまうので、経済的にゆとりのない方は注意しなければいけません。
そこで本製品には、デジタルのイラストを製作できるソフトが付いてくるので、経済的にあまりゆとりのない方には魅力的なポイントです。
さらに、本製品に付いてくるソフトは、水彩画・油彩画・クレヨン画・鉛筆画のようなタッチのイラストを製作する事もできます。
本製品の活用法
ペンタブレットで、デジタルのイラストを制作した場合には、アナログのイラストでは、できなかった楽しみ方があります。
そこで、どのような楽しみ方があるのか紹介するので、今までアナログのイラストしか製作してこなかった方は参考にしてみて下さい。
デジタルデータ
デジタルのイラストを製作したら、そのイラストはデジタルのデータとしてパソコンに保存する事ができます。
そうすれば、パソコンが故障しない限りは、データの画質が悪化する事はないですし、なくなる事もありません(トラブルが起きた場合にはデータがなくなる可能性があるので注意)。
それに引き換え、アナログのイラストの場合には、ある程度の時間が経過したらイラストの保存状態が悪くなる場合がありますし、なくしてしまう事もあります。
そしてデジタルデータの場合には、セブンイレブンに設置してあるマルチコピー機を利用すれば、写真にプリントアウトする事も可能です。
日用品の製造
デジタルのイラストは写真にプリントアウトするだけではなく、マグカップやTシャツにプリントアウトする事も可能です。
実際に、日本ではマグカップやTシャツにデジタルのイラストを印刷してくれるサービスを提供している所があります。
もしもマグカップにイラストを印刷できれば、良い記念品になるでしょう。
さらにTシャツにイラストをプリントアウトしたら、それをインターネットで販売する事もできます。
このようにデジタルデータは、様々な楽しみ方があるので、アナログのイラストだけを製作してきた方でも、本製品を利用してみる価値はあります。
製品情報の詳細
本製品の魅力や活用法を分かってもらえたところで、次に製品情報も紹介するので、このペンタブレットを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
デザイン性
本製品はツーンとカラーになっていて、シアン(水色)とブラックになっています。
シアンは外側で、作業領域の所がブラックになっているのです。
この作業領域というのは、専用ペンが反応できるエリアの事です。
多くのペンタブレットは全体的に同じカラーになっている商品が多いので、ツートンカラーのデザインが好きな方は、本製品を検討してみる価値があります。
コストパフォーマンス
ペンタブレットには『板タブ』と『液タブ』があって、本製品は板タブのほうになります。
板タブは液タブほど高機能ではありませんが、値段が安い機種が多いです。
そのため、板タブの中には、5,000円前後で販売されている機種がいくつもあるのです。
ところが、本製品は板タブなのに、Amazonでは、関東地方は送料無料ですが税込価格13,856円もするので注意して下さい(2018年3月2日時点)。
利用者たちの満足度
本製品は利便性の高いペンタブレットですが、板タブの中では、値段が少し高くなっているので、購入するべきか悩んでしまった方は多いでしょう。
そこで本製品を利用している方たちの満足度を紹介するので、このペンタブレットは購入するほど価値があるのか、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品はワイヤレスに対応しているペンタブレットなので、利用しやすくて、満足している方がいました。
ただし、ワイヤレスで利用しようとしたら、ペンタブレットの反応が悪くなってしまうケースもあったので、注意する必要はあります。
さらに本製品のシートは肌触りがよくなっている所を気に入っている方もいたので、手のひらが本製品に接しても、心地よく利用する事ができます(個人差があるので注意)。
否定的な口コミ
本製品には『液晶保護フィルム』を貼る事ができますが、このフィルムを貼らなければ、専用ペンが滑りやすくて、不満を抱いている方がいました。
しかしシートを貼ってみたら、そのシートが厚くなっている所を気になってしまう方もいたので、注意する必要があります。
その他に、本製品のサイズが少し小さいように感じてしまう方もいたので、大きめのサイズのペンタブレットを探している方は注意して下さい。
まとめ
本製品は板タブの中では値段が高いほうですが、実はWacomは数多くあるペンタブの中では、高い知名度を誇っているのです。
そのため、信頼性の高いペンタブレットとして有名なので、信頼できる製品を利用したい方は、本製品を検討してみる価値があります。
ただし本製品の液晶保護フィルムを貼っておかなければ、専用ペンが滑りやすくなるので、フィルムを貼りたくない方は注意したほうが良いです。