液タブ『Mobile Studio Pro 16』は最高クラス?
液タブは高機能な周辺機器という事もあって、値段の高い機種が多かったのですが、最近では値段の安い機種も多くなってきました。
しかし、デジタルのイラストを製作する方たちの中には、値段よりも機能を優先したい方もいるでしょう。
そのような方におすすめしたいのが『Mobile Studio Pro 16』です。
この液タブは、2018年時点では最高クラスに近い機能を誇っているので、詳しく紹介しましょう。
Mobile Studio Pro 16の注目点
本製品は、高機能な液タブなので、デジタルのイラストを製作しやすいだけではなく、無駄な設定をする必要もありません。
そこで本製品の注目すべきポイントをいくつか紹介するので、この液タブを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
パソコンが不要
デジタルのイラストを製作した方なら分かるかと思いますが、液タブだけではイラストを製作できない機種が多くあります。
しかし、本製品には『Windows10』が搭載されているので、パソコンを併用しなくても、デジタルのイラストを製作する事ができるのです。
実際にイラストを製作する事が得意な方でも、パソコンの操作や設定が苦手な場合には、液タブに対応可能なパソコンと併用する事は簡単ではありません。
そのため、パソコンの設定が苦手な方には、液タブ単体でイラストを製作できる本製品は、おすすめです。
適度なサイズ
液タブは、板タブとは違って、ペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されます。
そのため、液タブを購入しようと考えている方は、大型サイズの機種を購入したくなるでしょう。
確かに大型サイズであれば、イラストを確認しやすくなりますがが、広めのパソコンデスクを用意する必要があるので、注意しなければいけません。
しかし小さいサイズの液タブを選んでしまえば、イラストが見えづらくなってしまいますし、線を勢いよく引く事もできません。
所が、本製品は15.6インチになっているので、大きすぎず小さすぎないサイズなので、利用しやすくなっています。
優れた操作性
デジタルのイラストを製作する場合には、専用ソフトの鉛筆ツール・ペンツール・塗りつぶしツール・ズームツールなどを利用する必要があります(ソフトによって名称が違う場合があるので注意)。
このようなツールを利用する場合には、違う作業へ切り替える場合には、マウスでツールをクリックする必要があるのです。
そのような事をしていたら、イラストを完成させるまでに時間をかけてしまうので、注意しなければいけません。
所が、本製品には、エクスプレスキーとリングキーが搭載されているので、ワンタッチで作業を切り替える事ができるのです。
液タブ単体で操作できるメリット
本製品はパソコンが不要なので、液タブ単体で利用する事によって、いくつかメリットを得る事ができます。
そこで、今まで液タブ単体で利用した事がない方のために、どのようなメリットがあるのか紹介するので、見ていきましょう。
OSのインスールが不要
液タブとパソコンを併用するためには、液タブに対応可能なOSをパソコンにインストールする必要があります。
しかしOSをパソコンにインストールしようとしたら、データがなくなってしまう場合があるのです。
このような不測の事態に備えるために、データのバックアックを取ってから、OSをインストールする必要があります。
さらにパソコンの種類によっては、新しいOSをインストールしてから、動作が遅くなってしまうケースもあるのです。
そのような事を考えたら、液タブ単体でイラストを製作できるのは、大きなメリットがあります。
操作できる場所
数多くある液タブの中には、小型サイズになっている機種が多くありますが、そのような機種を利用していても、外出先で操作する事は簡単ではありません。
なぜならパソコンと液タブを併用する必要があれば、小型サイズのノートパソコンと液タブを持ち運ぶ必要があるので、大きな荷物になってしまうからです。
さらにパソコンと液タブを接続するコードの事も考えたら、自宅の他でセッティングするだけでも簡単ではありません。
しかし本製品のように液タブ単体で操作できる場合には、どのような所でも利用しやすくなっているので、外出先でもイラストを製作したい方には魅力的なポイントです。
空きスペースを確保
パソコンと液タブを併用する場合には、自宅でもイラストを製作しづらい場合があります。
なぜなら、パソコンを利用する場合には、多くの機種がディスプレイ・キーボード・マウスなどを必要としているです。
それに液タブも加えてしまえば、広めのパソコンデスクを用意していても、イラストの資料として必要な写真や書籍を置くスペースが限られてしまいます。
しかし本製品のように液タブだけを置く場合には、パソコンデスクの空きスペースを確保しやすくなってるのです。
最高レベルに近い機能
本製品は、2018年時点では、解像度や筆圧レベルが最高クラスに近い事もあって、Amazonでは税込価格が200,000円を超えてしまいます。
しかし値段よりも機能を重視している方にとって、最高クラスに近い機能になっているのは魅力的に感じると思うので、その機能について詳しく紹介しましょう。
高解像度
最近の日本では、美しい映像を映し出せる4Kの液晶テレビが大きな注目を集めています。
実は、本製品は液タブなのに、4Kディスプレイを実現できました。
その解像度は、驚異の3840×2160を誇っているのです。
横方向の解像度が2000を超える液タブが少ないのに、それが4000近い数値を誇っているのは、注目すべきポイントです。
そのため、美しいイラストを映し出せる液タブを探している方は、本製品を検討してみる価値があります。
筆圧レベル
ペンタブは専用ペンにかける力の入れ具合で、細い線から太い線まで描き分けるようになっています。
それを可能にしているのが、筆圧レベルですが、そのレベルが低かったら、線や色の太さの幅が狭いので注意しなければいけません。
それでは本製品の筆圧はどうなのかと言えば、実は8192レベルを誇っているのです。
実は上位機種の液タブでも、2048レベルが多いので、それを考えたら、8192レベルもあるのは本製品の大きな魅力です。
利用者たちの満足度
本製品は高機能な液タブですが、値段に見合うほどの価値があるのか知りたい方もいるでしょう。
そこで本製品を利用している方たちの満足度を紹介するので、それが分かれば、本製品が値段相応の価値があるのか分かるはずです。
好意的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、適度なサイズになっている所を気に入っている方がいました。
ただし全ての方が、適度な大きさに感じる訳ではないので、注意する必要があります。
実際に本製品のサイズは、横418×奥行261mmになっているので、このサイズが好みに合うのか把握してから、購入したほうが良いです。
さらに本製品に搭載されているファンクションキーが搭載されている所を気に入っている方もいたので、操作性が優れているのも本製品の大きな魅力です。
否定的な口コミ
本製品を1ヶ月ほど利用していたら、専用ペンやサイドボタンの動画が停止してしまうケースがありました。
そのため、本製品の取り扱いに注意しなければ、故障する可能性があるので、外出先へ持ち運ぶ時には丁寧に運んだほうが良いです。
その他にも、本製品を操作している最中に、電源が落ちてしまうケースもありました。
このようなケースがある事を考えたら、定期的にイラスト画像を保存しておいたほうが良いです。
まとめ
本製品は、2018年時点では最高クラスに近い液タブですが、ペンタブは日進月歩の勢いで進化を続けています。
そのため、月日が流れたら、本製品よりも高機能な液タブが発売される可能性は高いです。
それでも環境の良い状態で、デジタルのイラストを製作したい方にとって、最高クラスに近い機能を誇っている本製品は、購入してみる価値があります。