電子レンジを断捨離した場合の生活のメリットと注意点について

電子レンジ・オーブンレンジ

日本では電子レンジを所有していない家庭を探すことは楽ではありません。

しかし、一方で電子レンジを断捨離することで快適な生活を手に入れている人達もいます。

電子レンジが無い場合、食事や調理はどのようにしているのかについて紹介をします。

断捨離に興味があるのならば自分の生活に本当に電子レンジが必要なのかどうかをもう一度考えてみましょう。




大半の家にある電子レンジ

日本の家庭の実に90%以上は電子レンジを保有しています。

電子レンジは現代日本ではなくてはならない家電の1つと考えている人も多くいます。

しかし、本当に電子レンジは必要なのでしょうか?

電子レンジがあることで、逆に生活が窮屈になっていたり、無駄がふえていたりするのではないでしょうか?

電子レンジが当たり前のようにない時代もありました。

断捨離に興味があるのならば電子レンジについても検討をしてみることをおすすめします。




電子レンジを断捨離するメリット

電子レンジを断捨離することで不便を感じるよりも逆に生活がしやすくなった、シンプルになったということもあります。

たとえば、電子レンジのためのスペースが空きます。

電子レンジは奥行きや高さもあり、キッチン家電の中でもかなり大きい部類です。

これがなくなることでキッチンが広くなります。

また、電子レンジは素早く調理をしてくれますが、電気代をそれなりに食います。

電子レンジを断捨離することで光熱費を押さえることが出来ます。

さらに、シリコンスチーマーや汎用性の少ない100円ショップのグッズなど、電子レンジのためのグッズがいらなくなります。

そして、電子レンジを掃除する必要がなくなります。

電子レンジはさまざまな食品を入れるので、中はとても汚れやすいです。

放置しておくと温まりにくくなったり、不衛生になったり、異臭の原因になることもあります。

電子レンジの裏は埃の巣窟にもなりやすいです。

電子レンジは意外と重いので地震対策をしないと万が一の時大けがの原因になることもありますが、最初から電子レンジが無いのならばそのような不安もありません。

電子レンジを断捨離するタイミング

電子レンジを断捨離するタイミングとしておすすめなのが、電子レンジが古くなったり、故障したりしたときです。

買い替えを少し待ってみて、電子レンジ無しの生活を体験してみましょう。

不便だと感じたのならば電子レンジを買えばいいだけです。

引っ越しの時にもおすすめです。

引っ越しのときに電子レンジが古くなっているのならば思い切って処分してしまいましょう。

逆に、電子レンジを断捨離するのにおすすめではないタイミングとして、家族が多くバラバラで食事を摂るしかないような生活パターンの時です。

電子レンジは少量を素早くあたためるのにとても便利が機械です。

仕事や学校、サークルの関係で家族が一緒の時間に食事を摂らないのならば電子レンジを無理に断捨離する必要はありません。

さらに、冷凍食品を日常的に多く使っている家庭も電子レンジを断捨離してしまうと手間が増えることが多くなるでしょう。

電子レンジが無い場合の冷凍ご飯について

ご飯をまとめて炊いておいて、お茶碗1杯分ずつ小分けにして冷凍をしていて食べる時に電子レンジで加熱するという人はとても多いです。

電子レンジが無い場合どうするかというと、おすすめは蒸し器です。

蒸し器にお椀に入れた冷凍ご飯を入れてしばらく蒸せば電子レンジとそん色なくホカホカのご飯を食べることが出来ます。

蒸し器が無い場合は普通の鍋と脚のついた落し蓋があれば同様の効果を得ることが出来ます。

また、メニューを工夫するのもおすすめです。

翌日や翌々日くらいに食べる予定のご飯はおにぎりにして冷凍せずに保存します。

そして、おにぎりとしてたべても良いですし、暖かい状態で食べたいのならばおにぎり茶漬けにします。

もちろん焼きおにぎりもおすすめです。

チャーハン、焼き飯、お粥、リゾット、雑炊などのメニューならば電子レンジはいりません。

鍋やフライパン1つで出来るので片づけも楽です。

電子レンジが無い場合の飲み物について

ホットミルクなど温かい飲み物が飲みたい時も電子レンジがあると便利です。

電子レンジが無い場合に使うのがミルクパンです。

ただし、コップ1杯分だけあたためたい場合、ミルクパンに直接液体を入れて火にかけるよりもおすすめの方法があります。

ミルクパンに水を入れて火にかけます。

そしてその中にあたためたい飲み物を入れたコップを入れます。

いわゆる湯煎状態です。

湯煎ならば突沸してしまうことはほとんどありませんし、したとしても、ミルクパンを1つ洗えばそれでおしまいです。

ホットミルクを作ろうとして加熱し過ぎて電子レンジが物凄く汚れて掃除に苦労をしたという話はよくありますが、湯煎ではそのようなことはありません。

普通に温めるだけならばミルクパンは軽く洗うだけで充分です。

温かい飲み物だけでなく、茹で卵やレトルトパウチなども一緒に温めることも可能です。

電子レンジが無い場合の冷凍食品

電子レンジが無い場合の冷凍食品は炊いての場合、蒸し器で解決します。

冷凍のコロッケ、フライ、空揚げなどの場合はフライパン、魚焼きグリル、トースターなどがおすすめです。

とくに、トースターや魚焼きグリルはカリッとした仕上げにすることが出来ます。

電子レンジが無い場合の肉の解凍について

肉を大量に購入して、使わない分を小分けにして冷凍をしておく人は多いです。

本格的に調理をする前にした味をつけたり、切り分けたり、均等に熱を通したりするために解凍をする必要があります。

電子レンジで行う人が多いですが、電子レンジがなくても簡単に行うことが出来ます。

1つは氷水解凍です。

肉をビニール袋などに密封して氷水の中に入れます。

均一に解凍されるので、ドリップが少なく、美味しい解凍ができます。

ただ常温や冷蔵庫などで回答するよりも早く解凍するというメリットもあります。

これは肉だけでなく、魚にもおすすめの方法です。

もう1つおすすめなのがフライパンを使った回答方法です。

フライパンに肉と水70ミリリットルを入れて、蓋をして3分程強火で加熱をします。

その後、火を消して蓋をしたまま余熱で1分ほど待ちます。

蒸気の効果でしっとりふっくら解凍をすることができます。

このまま調理に移ることもできるので手際が良く料理をすることができます。

小さくてシンプルな電子レンジに買い替えもアリ

電子レンジが全くない生活は少し不安だったり不便だったりするけれど、今ある電子レンジは断捨離したいという場合におすすめなのが、小型でシンプルな電子レンジに買い替えることです。

電子レンジの中には大型でたくさんの機能がついたものもあります。

しかし、その電子レンジのたくさんある機能をつかいこなしていないのならばとても無駄です。

ただあたためるだけに特化したシンプルな電子レンジは使い方も簡単で場所も取りません。

価格もかなり安いです。

いきなり電子レンジの無い生活は無理だと言う人は無理をせず、このような電子レンジを使ってみましょう。

まとめ

電子レンジを日々使っている人にとって、電子レンジの無い生活はさぞかし不便だと考えるかもしれません。

しかし、蒸し器やトースター、フライパンなどを使うことでほとんどのことは解決をします。

電子レンジが壊れてしまった、引っ越しをするなどというときにすぐに新しい電子レンジを購入するのではなく、しばらく電子レンジの無い生活を体験してみてはいかがでしょうか。