ペンタブレット『Intuos Small TCTL4100WL』を紹介
デジタルのイラストを制作している方たちの間で、高い人気を誇っているのが、Wacomのペンタブレットです。
Wacomのペンタブレットの人気が高いのは、知名度が高い事も関係していますが、品質が高い事も大きく関係しているのです。
しかし、Wacomのペンタブレットは値段が高い機種が多いので、簡単に購入できない方は多いでしょう。
ところが『Intuos Small TCTL4100WL』は、Wacomのペンタブレットでも、それほど値段が高くないので、その魅力に迫ってみましょう。
Intuos Small TCTL4100WLの魅力
本製品には、魅力的なポイントが3つあって、それが、サイズ・筆圧感知・コードレスです。
そこで、このペンタブレットを詳しく知りたい方のために、この3つのポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
コンパクトなサイズ
ペンタブレットは、本体に専用ペンを引いていく事によって、デジタルのイラストを制作できるので、大型サイズのほうを購入したくなる方は多いかもしれません。
しかし、ペンタブレット本体のサイズが大きすぎたら、パソコンのキーボードやマウスを設置する事が難しくなってしまうので、注意しなければいけません。
ところが、本製品は、コンパクトなサイズになっていて、幅200×奥行160mmしかないのです。
そのため、パソコンデスクがあまり広くなくても、設置しやすくなっています。
筆圧感知
イメージ通りのデジタルのイラストを制作するためには『筆圧感度』が優れているペンタブレットを購入する事が、重要になります。
なぜなら、筆圧感度が優れていなければ、線や色の太さの幅が狭くなってしまうので、イメージ通りの線や色の太さを引けなくなってしまうからです。
ところが、本製品の筆圧感度は『4096レベル（最高値）』もあります。
そのため、極細から極太まで描き分ける事ができるのです。
そのような事を考えたら、デジタルのイラストを効率よく制作したい方には、本製品はおすすめです。
コードレス
ペンタブレットは、上位機種であれば、パソコンを併用しなくても、デジタルのイラストを制作する事ができる物もあります。
しかし、そのような機種は、値段が100,000円以上になってしまう物が多いのです。
しかし、パソコンとペンタブレットを併用しようとすれば、コードを接続する必要があります。
その時に、コードを手に引っ掛けてしまえば、ペンタブレットを落としてしまう可能性があります。
ところが、本製品はコードレスタイプが販売されているので、そのような心配がありません（ペンタブレットに手が当たったら落下するので注意）。
注意すべきポイント
本製品は、魅力的なポイントが多いペンタブレットですが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
そこで、本製品を購入してから、後悔しないように、どのような所を注意すれば良いのか紹介しましょう。
効率性
本製品を購入したら、付属品として専用ペンが付いてきます。
しかし、この専用ペンには消しゴム機能が搭載されていないので、注意しなければいけません。
なぜなら、専用ペンに消しゴム機能が搭載されていたら、面倒な作業をしなくても、修正したい所を消す事ができるからです。
そのため、本製品は線や色の太さを描き分ける事ができても、修正する機能はあまり優れていないので注意して下さい。
線のズレ
ペンタブレットは『液タブ』と『板タブ』があります。
液タブは、ペンタブレット本体に搭載されている液晶画面に、イラストが映し出されるので、専用ペンを引いても、線のズレが生じづらくなっています。
それに引き換え、本製品は板タブなので、イラストがパソコンの液晶画面に映し出されるのです。
そのため、本製品でイラストを制作しようとしたら、線がズレやすいです。
そのような事になれば、イメージ通りのイラストを制作する事が難しくなるので、気を付ける必要があります。
製品情報の詳細
本製品の魅力や注意点を理解してもらえたところで、次に製品情報も紹介するので、このペンタブレットを詳しく知りたい方は、確認してみて下さい。
使用可能な環境
本製品は、パソコンと一緒に併用する必要があるので、このペンタブレットに対応可能なOSをパソコンにインストールする必要があります。
そして、本製品に対応可能なOSは、Windowsは7以降（10 Sを除くので注意）で、MacはOS X 10.11以降になっています。
ただし、このOSがなくてパソコンにインストールする場合には、必要なデータのバックアップを取っておいて下さい。
なぜなら、OSをインストールした後にデータがなくなってしまう場合があるからです。
カラーバリエーション
ペンタブレットは、デジタルのイラストを制作しやすいというメリットがありますが、豊富なカラーバリエーションを用意している機種が少ないというデメリットもあります。
ところが、本製品はペンタブレットの中では珍しく、豊富なカラーバリエーションを用意しているのです。
それで、どのようなカラーバリエーションがあるのかと言えば、ブラック・ピスタチオグリーン・ベリーピンクなどがあります。
全体的にブラックカラーになっていますが、ピスタチオグリーンとベリーピンクが外側にラインが走っているカラーになります。
そのため、全てのカラーが落ち着いたデザインになっているので、シックなデザインが好きな方には、おすすめのペンタブレットです。
コストパフォーマンス
Wacomのペンタブレットの中には、100,000円を超えてしまう機種がいくつもあります。
しかし、本製品はWacomのペンタブなのに、Amazonでは、送料無料で税込価格13,824円で購入する事ができるのです（2018年4月8日時点）。
そのため、Wacomのペンタブレットが欲しい方で、値段が安いほうの機種を探している方には、本製品はおすすめです。
本製品のレビュー
本製品はWacomの中では低価格な機種ですが、その他のペンタブレットの中には、10,000円以下で販売している機種もあります。
そのため、本製品を購入するべきか悩んでしまう方もいるかもしれないので、本製品のレビューを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的なレビュー
本製品を購入した方たちの中には、コンパクトなサイズになっていて、満足している方がいました。
実際にペンタブレットのサイズがコンパクトになっていたら、イラストを制作するための資料もパソコンデスクに設置しやすいので、効率よく作業を進められます。
さらに外出先にも、簡単に持ち運べるようになっているので、自宅の他に学校もしくは会社で利用したい方には魅力的なポイントです。
そして、コードレスになっているので、作業しやすくて満足している方もいました。
否定的なレビュー
本製品を利用しようとしたら、付属の説明書では理解する事が難しくて、不満を抱いている方がいました。
そのため、ペンタブレットの扱いに慣れている方であれば問題はないかもしれませんが、扱いに慣れていない方は苦労する可能性があるので注意して下さい。
そして、専用ペンに少し力を入れてしまえば、プラスチックが擦れてしまうような感じがして、不満を抱いている方もいたので気を付けて下さい。
まとめ
本製品は、Wacomのペンタブレットでも、値段が安いほうの機種なので、その品質を心配してしまう方は多いかもしれません。
しかし、本製品はコンパクトなサイズになっているのに、筆圧感度が優れています。
そのため、本製品を利用すれば、イメージ通りのイラストを制作しやすくなっているのです。
ただし、板タブなので線がズレやすい事から、慣れるまで時間をかける可能性があるので注意して下さい。