液タブを安く買うなら中古がおすすめ?選ぶときの4つの注意点

ペンタブ, 液タブ

液タブが欲しいと考えている場合、気になる点のひとつに、値段があります。

あまり予算がないときは、できるだけ安い商品を購入したいものですが、新品を買うとなれば、どうしても出費は多くなりがちです。

そんなときは、中古品の購入を検討してみましょう。

では、液タブを中古で買うときのポイントについて、詳しく説明していきます。




安く済ませるなら中古を

液タブの購入で出費を抑えたいなら、中古品に注目するのは、おすすめの方法になります。

昔と比べれば安い商品も出てきたとはいえ、基本的に液タブは高い商品です。

そのため、それなりの値段の商品を買おうと思えば、かなりの出費になってしまうこともあります。

しかし、中古品であれば、お手頃な値段で購入できるものが多く、液タブをなるべく安く買うためには、とても便利なのです。

あまり値段が高いと、最初は液タブを購入するつもりでも、より安い板タブに変更しなければならないこともあります。

そんなときも、中古品から選ぶようにすれば、限られた予算内で液タブを買うこともできるのです。

初心者なら液タブにしよう

値段の安さを優先した場合、液タブよりも板タブの方を選びたくなることも多いですが、もし初心者なら、できれば液タブをおすすめします。

というのも、液タブでの作業は、紙に絵を描く感覚に近いものだからです。

液タブは、ペンを動かす場所と線を表示する画面が一体になっている商品であり、ペンを動かしたら、その場に線が引かれていきます。

つまり、紙にペンを入れるときと同じであり、それまで紙で描いていた人には、かなり馴染みやすくなっているのです。

一方、板タブは安さが魅力ですが、初心者向けの商品ではありません。

板タブは、ペンを動かす場所と線を表示する場所が別々になっており、ペンを動かしたら、別の画面で線を確認することになります。

そのため、手元を見ないで作業するような場合も多く、紙に描く感覚とのギャップが大きすぎて、初めての人は、なかなか慣れることができません。

そのデメリットを考えると、初心者なら、やはり最初は液タブを選んでおくべきです。

値段の高さがネックになっているなら、ぜひ中古を検討してみてください。

中古であれば、液タブを安い値段で購入でき、慣れるまでのスピードも早くなります。




劣化具合をチェックしよう

液タブは、中古であれば、かなり安く購入することができるため、予算が少ない人でも安心です。

しかし、中古を選ぶときは、その商品の状態をよく見ておかなければなりません。

あまりに劣化の激しい商品は、購入を避けるべきです。

新品の場合は、そのようなチェックをしなくても、きれいな状態の商品を確実に購入することができますが、以前に他の人が使用していた商品である中古の場合、かなり使い込まれて劣化が進んでいることもあるのです。

多少の使用感は、中古であれば目をつぶるべき点になりますが、あまり傷や汚れがひどいようなら、やはり警戒しておきましょう。

特に、画面の傷には注意してください。

液タブは、画面に直接ペンを走らせることになるので、筆圧が強かったりすると、細かい傷がつくこともあります。

少しくらいなら問題にはなりませんが、中古の場合は、線が見づらくなるほど傷が多くなった商品に当たる可能性もあるのです。

中古とはいえ、できるだけ状態のよいものを選んで、快適に作業ができるようにしましょう。

修理代で出費が増える

液タブは、それなりに頑丈な商品ではありますが、劣化の具合がひどいものは、すぐに故障してしまうこともあります。

その場合、すぐに買い替えるのではなく、修理して使う方法もありますが、液タブの修理は基本的にメーカーで行うものです。

すると、数万円の修理代がかかることも多く、せっかく安価な中古品を買っても、結局は大きな出費になってしまいます。

それでも、修理して使えるようになれば、まだよい方です。

あまり古い型の商品だと、修理すら困難なものもあるので、その場合は買い替えなければなりません。

しかし、すぐに別の商品を買うというのも、出費を抑えるなら避けたいところです。

こうしたデメリットを考えても、あまり安すぎる商品は選ばないようにしましょう。

状態が悪いものは、それだけ値段も下がる傾向にありますが、安さばかりに気を取られていると、失敗してしまいます。

中古でもしっかりした商品を選んで、本当の意味で出費を抑えるようにしてください。

付属品は揃っているか

液タブを中古で買うときは、ケーブルなどの付属品がきちんと揃っているかどうか、必ず確認しておかなければなりません。

もし欠けているものがあったら、すぐには使用できないこともあります。

新品で買う場合には、最初から付属しているはずのものであっても、中古で買うとなれば、必要なものがしっかり揃っているとは限りません。

もちろん、買ったときのまま、すべて完璧な状態で売りに出されている商品もありますが、中には、本体以外が適当になっている場合もあるのです。

そのため、必要なものが揃っているか、選ぶ段階でよく見ておくようにしましょう。

電源ケーブルの他、USBケーブルと映像ケーブルも付属していれば、問題なく使い始めることができます。

パソコンの端子も忘れずに

液タブの付属ケーブルを確認するのであれば、パソコンの側がどうなっているかも、事前に確かめておきましょう。

特に重要なのが、映像ケーブルに対応する端子があるかどうかです。

映像ケーブルは、商品によってHDMIだったりDVIだったりしますが、パソコンの側にそれを接続できなければ、液タブを使用することはできません。

いくらケーブルが揃っていても、それを接続できるパソコンがなければ、意味がなくなってしまうのです。

そのため、付属品と自分のパソコンをどちらも確認して、間違いなく使用できる商品を選んでください。

ペンがないこともある

液タブの中古品を探していると、ペンが付属していない商品があったりします。

絵を描くための商品なのにペンが付属していないと、少し戸惑ってしまうこともありますが、慌てる必要はありません。

液タブのペンは、割と劣化しやすいものであり、中古のペンだけが売られていることは、よくあるのです。

したがって、もしペンのない液タブがあっても、別売りのペンを購入すれば、特に問題はありません。

まずは落ち着いて、使えそうな中古のペンを探してみましょう。

ネットよりも実店舗で探そう

液タブを中古で購入するときは、店舗まで出向いて探す方法と、ネットで購入する方法があります。

ネットでの買い物は、時間も場所も選ぶ必要がないため、とても便利なものですが、中古の液タブを買うのであれば、実店舗の方がおすすめです。

なぜなら、実店舗の方が実物を確認しやすいからです。

先述したように、中古で液タブを買うなら、商品の状態や付属品の有無など、詳しくチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

それらをしっかり確認するには、実物を手に取ることができないネットでの買い物は、あまり向いてないのです。

実店舗なら、細かい点までよく確かめてから購入できるため、失敗は少なくなります。

近くに店舗がないならともかく、もし利用できる店があるなら、いきなりネットで買うのではなく、まずは足を運んでみてください。

まとめ

液タブは便利な商品ですが、板タブよりも高いため、予算の関係で躊躇してしまうことがあります。

しかし、安価な中古品であれば、値段で悩む必要はありません。

ここで紹介したようなポイントを意識して、適切な商品を見極めることができれば、液タブを安く購入することもできるのです。

自分に合った使いやすい商品を見つけて、普段の作業をより快適にしていきましょう。






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