液タブ『Wacom CintiqPro15.6』の魅力とは?
ペンタブには『板タブ』と『液タブ』がありますが、板タブより液タブのほうが、デジタルのイラストを製作しやすくなっていて、プロのイラストレーターたちも利用しているほどの周辺機器です。
しかし、液タブは高額な機種が多いので、購入するべきか戸惑ってしまう方が多いでしょう。
そこで、液タブの中でも、値段が高くても高機能になっている『Wacom CintiqPro15.6』を紹介するので、参考にしてみて下さい。
Wacom CintiqPro15.6の特徴
本製品は、値段が高い液タブですが、デジタルのイラストを製作しやすいように作られています。
そこで、どのような所が操作しやすくなっているのか紹介するので、見ていきましょう。
15.6型液晶
液タブは、イラストを拡大したり縮小したりできます。
そのため、視力が低い方でも、イラストを細かく丁寧に描き込む事が可能です。
ただし、何回もイラストを拡大したり縮小したりしていたら、手間暇をかけてしまうので注意しなければいけません。
所が、本製品は『15.6型液晶』を採用しているので、サイズが大きくなっているのです。
そのため、視力が低い方でも、それほどイラストを拡大したり縮小したりしなくても、描き込んでいく事ができます。
このような特徴がある液タブなので、作業時間を短縮する事ができるので、今までよりも多くのイラストを製作する事が可能です。
表示色
デジタルのイラストを製作する際に、液タブを操作する際には、イラストがしっかりと映し出されてなければいけません。
なぜなら、色彩の数が足りなかったりトーンがくすんでいたりしたら、正確なイラストの情報を知る事ができないからです。
そこで本製品は『1677万色(フルカラー)』を表示できるようになっていて、できるだけ正確なイラストの色彩を確認する事が可能になっています。
そのため、視認性(見やすさ)が優れている液タブを探している方には、本製品はおすすめです。
視野角
椅子に座って、液タブを近くにした状態でイラストを描いていたら、線が曲がっている事に気付けない事があります。
このような場合では椅子から立ち上がって、遠くからイラストを眺めて、線が曲がっているのか、確認する事も重要です。
所が、液晶画面から映し出されたイラストを見る際には、見る角度を変えたら、イラストの色彩が変わってしまう場合があるのです。
そこで、本製品は視野角を水平と垂直160度にする事によって、あまり色彩が変わらないようになっています。
筆圧レベル
本製品は視認性が優れているだけではなく『筆圧レベル』も優れていて、8192レベルもあります。
実際に筆圧レベルが優れていれば、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さを調整しやすくなるのです。
そのため、線を引き始める時は細く描いていき、途中から太くして、最後は線を細くして払う事も容易です。
このように優れた筆圧レベルを誇っている本製品を利用すれば『入り』や『抜き』も簡単に行えるので、イメージ通りの線画を製作する事もできます。
液タブと板タブの違い
本製品は高機能になっていますが、あまり値段が高いペンタブを購入したくない方もいるでしょう。
そこで、液タブと板タブの違いを紹介するので、参考にしてみて下さい。
液タブのメリット
液タブのメリットは何と言っても、アナログの環境に近い状態で、イラストを描ける事です。
実は、液タブはペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されます。
それに引き換え、板タブの場合にはパソコンのディスプレイにイラストが映し出されます。
そのため、今までデジタルのイラストを製作している経験が少ない場合には、アナログの環境に近い状態になっている液タブのほうがおすすめです。
板タブのメリット
板タブは、液タブに比べたら、アナログの環境と大きく異なっているのですが、あまり熱を発しないのです。
それに引き換え、液タブは熱を発してしまうので、夏場の季節には利用しづらくなっています。
そのため、夏場の季節には、液タブを利用する際に冷却ファンを利用している方もいるのです。
もしも、冷却ファンを利用していたら、熱を冷ます事はできるかもしれませんが、電気代をかけてしまいます。
そのような事を考えたら、暑がりの方や電気代が気になる方たちには、板タブのほうがおすすめです。
デジタルのメリット
本製品を利用すれば、デジタルのイラストを製作しやすくなるので、いくつかメリットを得る事ができます。
そこで、デジタルのイラストを製作する事によって、どのようなメリットを得る事ができるのか紹介するので、見ていきましょう。
イラストの修正や加工が容易
アナログのイラストを製作する場合には、誤った色を塗った場合には、その色が乾くまで待たなくてはいけません。
もしも、乾いていない色に、違う色を塗り重ねてしまえば、色がにごってしまいます。
それに引き換え、デジタルのイラストの場合には、色を塗った瞬間で乾いている状態になります。
そのため、着色を失敗しても、時間を待たないでも重ね塗りする事が可能です。
さらに、デジタルのイラストを製作するソフトの中には『フィルター機能』を搭載している物もあるので、簡単にイラストを加工できます。
インターネットで副業
アナログでイラストを製作した場合には、1枚の作品を製作したら、1枚までしか売れません。
それに引き換え、デジタルのイラストの場合には、写真やTシャツなどに加工していけば、何枚でも販売する事が可能です。
さらに、インターネットではクラウドソーシングを利用して、デジタルのイラストを応募している所で作品を提出して、副業する事も可能です。
そして、デジタルのイラストをプリントアウトした写真やTシャツなども、HPで紹介して、販売する事もできます。
そうすれば、今まで働いてきた会社の給料では、満足できない方でも、本製品を利用する事によって収入を増やす事も可能です。
製品情報の詳細
本製品の特徴やメリットなども紹介した所で、次に製品情報も紹介するので、この液タブを詳しく知りたい方は、参考にしてみて下さい。
角度調整
液タブは、パソコンのディスプレイではなく、ペンタブ本体にイラストが映し出されるので、作業しやすくなっています。
しかし、パソコンのディスプレイに比べて、液タブ本体のほうが低い位置にあるので、そのような低い位置にある物を見るためには、頭を傾かせる必要があるのです。
しかし、長い間に渡って、頭を傾かせていたら、首に大きな負担をかけてしまうので注意しなければいけません。
そこで、本製品はペンタブ本体の角度をある程度まで付ける事ができるので、首にかかる負担を軽減できます。
高額な液タブ
本製品は魅力的なポイントが多い液タブという事もって、コストをかけた製品になっています。
そのため、楽天市場では送料無料ですが、税込価格181,440円もするのです(2018年4月26日時点)。
実は、数多くある液タブの中には、100,000円以下で販売されている製品はいくつもあります。
そのため、コストパフォーマンスが高い液タブを探している方は、本製品を購入するべきか注意して下さい。
まとめ
本製品は値段が高くなっているので、購入するべきか悩んでしまった方は多いかもしれません。
しかし、機能が充実していない液タブを購入してしまえば、短時間でイラストを製作する事が難しくなります。
さらに視認性も優れていなければ、イメージ通りのイラストを製作する事も難しいので、本製品のように高機能な液タブを検討してみる価値があります。