ペンタブレット『Bamboo CTE-650/W1』の魅力を紹介
Wacomのペンタブレットは、知名度が高い事から、多くの方たちが購入したくなる機種でしょう。
しかし、Wacomのペンタブレットは高額な機種が多いので、簡単に購入できない方も多いはずです。
所が、その中には『Bamboo CTE-650/W1』のように、低価格な機種もあるのです。
このペンタブレットは、筆圧機能は低くなっていますが、操作しやすい機能がいくつか搭載されているので、詳しく紹介しましょう。
Bamboo CTE-650/W1の特徴
本製品は筆圧機能が低くても、効率よくデジタルのイラストを製作しやすい機能があります。
そこで、本製品の特徴を紹介するので、このペンタブレットを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
筆圧機能
筆圧機能は、線や色の太さを調整する事ができるので、筆圧のレベルによって、ペンタブレットの機能の高さを左右すると言っても過言ではありません。
所が、本製品の筆圧は『512レベル』しかありません。
実は、日本で販売されているペンタブの中には、1024レベル以上になっている製品は多くあるので、512レベルの製品になっているほうが少ないのが実情です。
それを考えたら、本製品は筆圧レベルが低いほうなので、線や色の強弱を付けやすいペンタブレットを探している方は注意して下さい。
消しゴム機能
本製品は筆圧レベルが低くなっているのは大きなデメリットですが、この機種の付属品『専用ペン』には『消しゴム機能』が搭載されています。
その使用方法は、専用ペンをひっくり返して、ペンタブレット本体に引いていけば、線や色を消す事ができるのです。
さらに、消しゴム機能を利用している時には、線を引く時と同じように、筆圧を加える事ができるので、消す強さをコントロールする事ができます。
そのため、消しゴム機能を上手く活用すれば、多彩なタッチが可能になるので、筆圧レベルが低くても魅力的なペンタブレットになっているのです。
タッチホイール
本製品の本体部分には『タッチホイール』が搭載されていて、画像ファイルの拡大や縮小を行う事ができます。
実際に画像を拡大できれば、細かい部分を見る事ができるので、視力が低い方でも画像を確認しやすくなっているのです。
さらにタッチホイールは『スクロール』させる事もできるので、マウスを利用しなくても、画像の見たい所へ簡単に移動させる事ができるのです。
ファンクションキー
本製品はタッチホイールだけではなく『ファンクションキー』も搭載されています。
このファンクションキーも本体部分に搭載されている事からワンタッチ操作で行う事ができる上に、カスタマイズする事が可能です。
そのため、あなたがよく行う作業をファンクションキーで行えるようにしておけば、効率よく作業を進められます。
そのため、本製品のタッチホイールとファンクションキーを上手く併用していけば、短時間で多くのイラストを完成させる事も可能です。
おすすめのソフト
本製品と併用できるソフトで『Bamboo Fun』と『Bamboo Art Master』があります。
この2つのソフトは、別売りとなっていますが、便利な機能が搭載されているので、その魅力に迫ってみましょう。
Bamboo Fun
Bamboo Funは、デジタルカメラで撮影した写真画像に文字を書き入れたり、色を補正したりできます。
さらに、様々な絵筆機能が搭載されているので、写真加工するだけではなく、イラスト風に作成する事も可能です。
さらに本製品は、ファンクションキーやタッチホイールなどを併用できます。
実際に、ファンクションキーやタッチホイールなどを併用できなければ、専用ペンからマウスに切り替えてクリックしていかなければいけません。
それを考えたら、Bamboo Funが様々な機能を活用できるのは魅力的なポイントです。
Bamboo Art Master
Bamboo Art Masterは、イラストとして製作できるだけではなく、本格的な絵画を作成する事もできます。
このような事を聞いたら、多くの方たちは「デジタルで絵画作品など描けるのだろうか」と思ってしまうでしょう。
実は、デジタルの絵画作品を作成している方は何人もいて、デジタルのイラストの画集を販売している方までいるほどです。
そのため、水彩絵の具や油絵の具などを利用しても、イメージ通りの絵画を描けない方は、本製品を試してみる価値はあります。
製品情報の詳細
ペンタブレットを購入する方たちの中には、付属品や価格などが気になる方もいるでしょう。
そこで、このペンタブレットの製品情報も紹介するので、見ていきましょう。
ペンスタンド
本製品は、ペンタブレット本体の他に、専用ペン（Bamboo Funペン）・ペンスタンド・USB接続ケーブル・ドライバCD-ROM・アプリケーションCD-ROMなど数多くの付属品がセットになっています。
この中でも注目すべき付属品が『ペンスタンド』です。
なぜなら、専用ペンには芯をセットしなければいけないのですが、この芯は摩耗していくのです。
さらに、専用ペンがパソコンデスクから落下したら、その芯が折れてしまうので注意しなければいけません。
そのため、本製品のようにペンスタンドが付いていれば、専用ペンが落下しづらくなるので、利用しやすくなっています。
リーズナブルな価格
本製品は筆圧機能が低くなっていても、利便性が優れている機能がいくつも搭載されています。
そのため、値段が高くなっているように感じてしまう方は多いかもしれませんが、Amazonでは中古品になりますが、送料無料で税込価格5,900円で購入する事ができるのです（2018年5月2日時点）。
実は、数多くあるペンタブレットの中には、200,000円を超えてしまう製品はいくつもあります。
それを考えたら、本製品は値段の高い機種に比べて、33分の1以下の値段になっているので、コストパフォーマンスの高い製品になっているのです。
利用者たちの満足度
本製品はペンタブレットとしては値段が安くなっているので、本当にデジタルのイラストを製作しやすくなっているのか、心配になってしまった方も多いでしょう。
そこで、本製品を利用している方たちの口コミも紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品はイラストを製作できる機能は、ある程度まで搭載されているので、パソコンでイラストを製作できて、満足している方がいました。
そのため、本格的なイラストを製作する方よりも、遊び感覚でイラストを製作したい方に合う機種になっています。
さらに、本製品を利用している方たちの中には、値段が安くなっている割に、機能が優れている所を気に入っている方もいました。
そのため、高機能なペンタブレットよりも、低価格になっているほうのペンタブレットを探している方は、本製品を検討してみる価値があります。
否定的な口コミ
本製品の専用ペンの消しゴム機能が反応しても、線を引くほうの機能が反応しづらくなっていて、不満を抱いている方がいました。
この辺りは本製品の筆圧が、512レベルしかない事が大きく関係しています。
そのため、筆圧にこだわる方は、本製品を購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。
さらに本製品の本体の表面がザリザリとしていて、描きづらい所を気になってしまう方がいました。
実際にペンタブレット本体の表面が、なめらかになっていなければ、専用ペンが引っかかってしまうので注意する必要はあります。
まとめ
本製品は利便性が優れている機能がいくつも搭載されているので、短時間でイラストを完成させる事ができます。
ただし、筆圧機能が低くなっている上に、ペンタブレット本体の表面がザリザリとしているので、利用しづらく感じてしまう可能性があります。
そのような問題点はありますが、利用していくうちに慣れる事はできるので、値段の安いペンタブレットを探している方には、本製品はおすすめです。