Cintiq13HD DTH-1300/K0はコスパが高い液タブ
ペンタブは、板タブと液タブの2タイプがあって、板タブよりも液タブのほうが高額な値段になっています。
そのため、液タブを購入したい方たちの中には、値段に見合う機能を搭載している機種を購入したいと思うでしょう。
そこで、おすすめしたいのが、Wacomの液タブ『Cintiq13HD DTH-1300/K0』です。
この機種は、液タブとしては値段が安くなっているのに、視認性(見やすさ)や機能が優れているので詳しく紹介しましょう。
Cintiq13HD DTH-1300/K0の視認性
本製品は、視認性が優れている事から、正しい色の情報を把握しやすくなっているので、イメージ通りのイラストを製作しやすくなっています。
そこで、本製品の視認性が優れている所を紹介するので、確認してみて下さい。
13.3フルHD液晶
本製品は、コンパクトなサイズになっていて、13.3型液晶を採用しています。
実際に大きめのサイズになっているほうが、視力が低い方でも見やすくなっていますが、パソコンのデスクが狭かったら液タブを設置しづらくなってしまいます。
そのため、本製品のようにコンパクトなサイズであれば、あまり広くないパソコンデスクでも設置しやすいです。
さらに、フルHD液晶を採用している事から、鮮やかな色彩が表示されるので、色味にこだわりたい方には、本製品はおすすめです。
解像度
液タブの視認性を重視している場合には『解像度』に注目する必要があります。
なぜなら、解像度が低かったら、色だけではなく線も粗くなってしまうからです。
この解像度は1ドットにつき、1つの色を表示できるので、ドット数が多くなっているほうが、多くの線や色を表示できるようになっています。
実際に、本製品の解像度は1920×1080ドットになっているので、横方向に1920個・縦方向に1080個の色を表示できます。
そのため、なめらかな線やグラデーションを表示する事が可能です。
表示色
液タブの解像度が高くなっていても『表示色』が少なくなっていれば、美しいグラデーションを表示する事は難しい場合もあります。
ところが、本製品の最大表示色は『1677万色』にもなります。
これほど多くの色を表示できる液タブなので、美しいグラデーションを表示できるだけではなく、淡い色彩から強弱の着いた色彩のイラストなどを製作する事が可能です。
本製品の機能
本製品は、デジタルのイラストを製作しやすい機能まで搭載されています。
そのため、短時間で作業を進める事ができるので、短時間で多くのイラストを完成させる事が可能です。
そこで、効率よく作業を進めたい方のために、本製品には、どのような機能が搭載されているのか紹介するので、見ていきましょう。
筆圧レベル
本製品には、線や色をコントロールできる『筆圧機能』が搭載されています。
そして、本製品の筆圧は2048レベルもあるので、極細から極太まで描き分ける事が可能です。
そのため、細い髪の毛から、太めの眉毛まで、ひと塗りで描いていく事ができます。
もしも、筆圧レベルが低い液タブを利用していたら、輪郭線を描いてから、色を塗らなければいけません。
そのような事を考えたら、本製品を利用すれば、専用ペンにかける力を加減する事によって、効率よく作業を進められます。
タッチ操作
筆圧が2048レベルになっている液タブであれば、いくつも販売されていますが、本製品は両手を使って操作を進める事ができます。
その方法は、片方の手の指を本製品の液晶画面に触れる事によって、イラストを拡大する事ができるのです。
その間に、もう片方の手で専用ペンを引いていけば、作業時間を短縮する事ができるので、多くのイラストを完成できます。
このような機能を搭載している液タブなので、コンパクトなサイズになっていても、それほど不便に感じる事がありません(個人差があるので注意)。
ショートカット
デジタルのイラストを製作する際には、専用ソフトのツールをクリックして、作業を切り替える必要があります。
しかし、液タブの専用ペンの操作に慣れていない方は、専用ペンからマウスに切り替えてツーツをクリックしなければいけません。
そのような事をしていたら、手間暇をかけてしまうので、注意する必要があります。
そこで、本製品は『ショートカット』機能を搭載している事によって、本体に搭載されているボタンを指で押す事によって、作業を切り替える事が可能になっています。
そのため、効率よく作業を切り替える事が可能です。
製品情報の内容
本製品は視認性や機能が優れているだけではなく、角度を調整する事もできます。
そこで、この液タブの製品情報も紹介するので、確認してみて下さい。
角度調整
液タブは、板タブとは違って、イラストが映り込む場所が、パソコンのディスプレイではなく、液タブ本体の液晶画面です。
そのため、アナログのイラストに近い環境になっているので、イラストを製作しやすくなっています。
しかし、液タブは低い位置にあるので、イラストを見るためには頭を傾ける必要があるので注意しなければいけません。
ところが、本製品は、平置きから、22度・35度・50度に角度調整する事ができます。
そのため、あまり頭を傾けなくてもイラストを見る事ができるので、首にかかる負担を軽減できるのです。
コストパフォーマンス
本製品は視認性や機能が優れているので、本当に値段が安いほうの液タブなのか、戸惑ってしまった方は多いかもしれません。
ところが、本製品は、Amazonでは送料無料で税込価格97,900円で購入する事ができるのです(2018年5月12日時点)。
この値段を聞いたら高く感じる方もいるかもしれませんが、液タブの中には200,000円を超えてしまう機種はいくつもあるのです。
そのため、コスパが高い液タブを探している方は、本製品を検討してみる価値があります。
利用者たちの口コミ
本製品はコスパが高い液タブですが、利用者たちの中には満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいます。
そこで、本製品を購入してから後悔する事がないように、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品は、液タブとしての機能が高くなっている上に、値段が安くなっていて、満足している方がいました。
そのため、コスパにこだわる方であれば、値段が100,000円近くになっていても、満足できる可能性は高いです。
さらに、指を軽く叩く事によって、イラストを拡大できる所を気に入っているケースもありました。
そのため、片手だけではなく、両手で作業したい方であれば、本製品を検討してみる価値があります。
否定的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、反応が遅くなっている所を気にしているケースがありました。
そのため、素早く作業を進められない可能性もあるので注意して下さい。
本製品はショートカット機能が搭載されていますが、カスタマイズできる数が少ないので、不満を抱いている方もいました。
そのため、数多くの作業をワンタッチで切り替えたい場合には、注意する必要があります。
そして、本製品は指が少し液晶画面に接した時でも、反応してしまうので、操作しづらく感じている方もいたので注意して下さい。
まとめ
本製品は、液タブとしては値段が安くなっているのに、視認性や機能が優れているので、デジタルのイラストを製作しやすくなっています。
ただし、視認性が優れているとは言え、目を酷使するほど作業をしていたら、視力が低下してしまう恐れがあります。
そのため、適度に目薬をさして、目の疲れを取りながら、本製品を利用したほうが良いです。