猫背になった気が…液タブで姿勢が悪くなることを防ぐ方法ってある?

ペンタブ, 液タブ

液タブを使用している人に良く見られる悩みで、液タブを使用してから姿勢が悪くなってしまったというものがあります。

確かに液タブを使用する時には、下をのぞき込むような姿勢で使用することが多いです。

そういう姿勢で長時間作業していたら、まず間違いなく次第に猫背のようになってしまいます。

では、それはどうすれば防げるでしょうか?




液タブを立てて使用する

液タブを使用していて猫背になってしまうのは、まず間違いなく下をのぞき込むような姿勢で使用するからです。

確かに、別にのぞき込まないで使用することもできます。

たとえば普通にパソコンのモニターを見ながら作業をするという方法。

ただこれではそれが液タブである必要はなくなってしまいます。

液タブは液晶に直接画を描いていくことができるからこそ価値があります。

その液晶を見ないで板タブのように使用するのであれば、当然そもそも板タブを買えばよかったということになってしまいます。

板タブと液タブの価格が全然違わないのであれば、それでも良いです。

でも板タブと液タブには、大きな価格差があります。

だから、板タブのように液タブを使用するのはおすすめできません。

液タブを使用するならば、やはりそのメリットは生かさないとならないのです。

でも、のぞき込むと姿勢が悪くなる。

それにはどう対処すればよいのでしょうか?

それは、液タブを立てて使用することで対処できます。

角度が付くのでのぞき込むことがなくなる

液タブを立てて使用すれば、当然その液タブに角度が付くことになります。

それはいうなれば、パソコンの液晶モニターのようになるということです。

そうなればまずのぞき込むことはなくなります。

パソコンの液晶モニターをのぞき込むことはまずありません。

少しだけ目線を下げればちょうどよく見えることが多いです。

液タブでもそうなるのです。

そして実際、液タブには、それ自身で角度をつけることができるものが多いです。

もしそうでなくとも、液タブに角度をつけるためのアイテムはたくさんありますから、それに困ることはまずありません。

なのでぜひまずは角度をつけてみてください。

多少描きづらくなることもある

ただ液タブにそうして角度をつけていくことによって、その分多少描きづらくなることもあります。

逆に描きやすくなるところもでてきますが、やはり液タブの下のほうなどはすごく描きづらくなることが多いので、その点が難点です。




立って作業するのもあり

液タブをすごく高い位置において、立って作業をするというのも一つの解決策です。

もちろんその際にも角度はつけないと結局のぞき込むことにはなってしまうので、角度は必須ですが、立って作業をすると腰が曲がることがなくなります。

だから、姿勢が悪くなりづらくなるのです。

また立って作業をすることにはもう一つ利点があります。

それが、立てた液タブの下のほうも描きやすくなるという点です。

上記の通り、液タブを立てることには下の方が描きづらくなるというデメリットがありました。

でもこうして立って作業をすることによって、そのデメリットを帳消しにすることができるのです。

なので、この方法には二つのメリットがあることになります。

デメリットはつかれること

ただ当然この方法にもデメリットがあります。

それが、疲れてしまうということです。

それはそうです。

立って作業をしていたら、次第に足が疲れて痛くなってきてしまうのは当然です。

本来は座り仕事なはずなのに、立ち仕事のような疲労感を感じることになるのです。

だからあまり長時間の作業はできないと思った方が良いです。

ただ、実は座っている姿勢よりは立っている姿勢のほうが人の体にとっては楽な体勢になるのです。

なので、筋肉は疲れるかもしれませんが、腰などに嫌な疲労感を感じることは少なくなる可能性が高いです。

うまく立って作業をすることも織り交ぜながら作業をしていくのが理想です。

ほぐしながら作業をすることもポイント

作業中の姿勢に関しては、こうして時折立って作業をしたり、あるいはしっかりと液タブを立てて作業をしたりすることがポイントになりますが、液タブで姿勢を悪くしないためには、姿勢以外にも気を付けるべきポイントがあります。

その一つが、しっかりと体をほぐしながら作業をするということです。

どんな姿勢であっても、ずっと同じ姿勢でいたら人の体はすぐに痛くなってしまいます。

だんだんと筋肉が固まっていくわけですから、次第に痛くなるのは仕方ないのです。

そうしてだんだん体が痛くなったら、当然少しでもその痛みを感じない姿勢になろうと思ってしまうでしょう。

それが、猫背のような姿勢なのです。

あるいは、変な風に体をひねって、それで痛みを回避する人もいます。

ただいずれにしても、それが良い姿勢でないことは明白です。

それが常態化したら、それで姿勢が悪くなってしまうこともあるのです。

それを防ぐためには、ほぐしながら作業をするしかありません。

適度に休憩をはさむ

では体をほぐしながら作業をするにはどうしたらよいでしょうか?

まずは適度に休憩をはさむことです。

液タブでの作業は、すごく集中してしまうこともあります。

それ自体は別に悪いことではありませんが、集中しすぎてしまうとそのせいでずっと同じ姿勢で過ごすことになるのです。

だからそれを防ぐためにも、適度に休憩をはさむようにしていってください。

最低でも1時間に1回くらいは休憩をしておきたいところです。

そしてその休憩中に、ラジオ体操などでよくあるように腰を回し上げるのです。

そうすることによって、固まり気味だった体の筋肉もしっかりとほぐしてあげることができるようになります。

そうすれば、液タブを使用していて姿勢が悪くなることを防ぐことができるようになるのです。

椅子を下げるのはおすすめしない

液タブを立てて作業すると下の方が描きづらいのですから、少しでもそれを改善しようと思って、椅子を下げてしまう人もいます。

確かに、液タブの位置を高くして、立って作業をすることで下のほうも描きやすくなるのですから、逆に自分の位置を下げれば描きやすくなることは間違いありません。

でもそれはおすすめしないのです。

そうして椅子を下げることによって、座っている間に腰にかかる負担はすごく高くなっていきます。

ある程度椅子が高ければ、足のほうにも体重を分散していけますが、それができなくなってしまうのです。

その分腰に負担が来ます。

だから、だんだんと腰が痛くなっていく可能性はすごく高いです。

腰が痛くなると姿勢も悪くなる

腰が痛くなると、それをかばおうと思って変な姿勢で過ごすようになります。

変な姿勢で過ごす時間が長くなれば、次第にそれが普通の姿勢になってしまうのです。

だから、実は腰に負担がかからないようにするということもすごく大切なことなのです。

腰に痛みがないということに越したことはありませんから、できればしっかりと腰もケアしながら作業をするようにしていってください。

そのためにも、椅子を下げるのは避けましょう。

まとめ

液タブを使用して姿勢が悪くなってしまう人は、まず角度をつけて、そしてそれを時折高い位置において立って作業をしてください。

さらに適度に休憩を設けて、体の筋肉をほぐしていきましょう。

そうすれば、液タブを使用していても姿勢が悪くなることを防ぐことができます。

姿勢が悪いのは、やはり大人としては印象が良くないですから、防ぐに越したことはありません。






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