XP-Pen Artist10S V2はお買い得な液タブ?
液タブは、板タブとは違って、ペンタブ本体にイラストが表示される事から、アナログのイラスト制作に慣れていた方でも、短期間で液タブの操作に慣れる事ができます。
しかし、そのように優れた液タブは高額な機種が多いので、専用ソフトまで購入したら、お金をかけてしまうので注意しなければいけません。
所が『XP-Pen Artist10S V2』であれば、キャンペーン期間であれば専用ソフト付きで購入する事ができるので、詳しく紹介しましょう。
XP-Pen Artist10S V2の特徴
本製品は、専用ソフトが付いているだけではなく、操作性や視認性(見やすさ)まで優れています。
そのため、多くの方たちが満足できる液タブになっているので、どのような特徴がるのか紹介するので、確認してみて下さい。
無料ソフト付き
本製品は、7月19までの間であれば、専用ソフト『OpenCanvas』が付いてきます(2018年7月13日時点)。
このソフトは、パッケージで付いてこなくて『シリアルナンバー』を手に入れる事ができる訳ですが、本来であれば専用ソフトはお金をかける必要があるので、無料で使えるのは注目すべきポイントです(低い機能の無料ソフトは除きます)。
実際に、このOpenCanvasを利用すれば、デジタルのイラストを制作できるようになるので、本製品を購入するだけで、他の製品を購入する必要がないのです(パソコンは必要なので注意)。
エクスプレスキー
デジタルのイラストを制作した事がある方なら分かるかと思いますが、線を引いたり色を塗ったりする時には、専用ソフトのツールをクリックする必要があります。
しかし、作業を切り替えるたびに、ツールをクリックしていたら、手間暇をかけてしまうので注意しなければいけません。
そこで、本製品はペンタブ本体に、6個もの『エクスプレスキー』を搭載する事によって、指でワンタッチ操作して操作を切り替えられるようになっています。
エクスプレスキーが6個なので、作業を切り替えられる種類には限界がありますが、6種類の作業をワンタッチ操作で切り替えられたら、作業を効率化する事が可能です。
解像度
本製品は、OpenCanvasが付いてくるので、その他の機能は低くなっているようなイメージを抱く方は多いかもしれません。
所が、本製品の解像度は『1280×800ドッド』もあります。
上位機種の液タブに比べたら、高解像度という訳ではありませんが、デジタルのイラストを表示できるほどの解像度を誇っているのです。
実際に、横方向に1280個のドットと、縦方向に800個ものドットが表示できれば、なめらかな線やグラデーションなどを表示する事ができるので創作意欲をかきたてられます。
視野角
日本で販売されている家電製品の中には、見る角度を変える事によって、色彩が変化してしまう物があります。
このようなケースが起きてしまうのは『視野角』が関係しています。
実は視野角が狭い液晶関連の家電製品は、見る角度を変えたら、色彩が変化しているように見えてしまうのです。
所が、本製品の視野角の水平と垂直は178度にもなっているのです。
そのため、見る角度を少し変えても色彩が変化しづらくなっているので、画像を遠くから確認する事もできます。
利用できる専用ソフト
本製品には、OpenCanvasを利用する事はできますが、他の専用ソフトを利用してみたい方もいるでしょう。
実は、本製品は『Photoshop』や『Illustrator』なども対応可能になっているのです。
しかし、これらの専用ソフトについて詳しく知らない方も多いと思うので、詳しく紹介しましょう。
Photoshop
Photoshopは、画像を編集する専用ソフトとして有名ですが、実はデジタルのイラストを制作する方たちの間では、人気の高いソフトでもあります。
なぜなら、Photoshopにはデジタルのイラストを制作できるツールが豊富に搭載されているからです。
そのため、Photoshopを購入すれば、イラストを制作できるだけではなく、完成したイラストを編集する事もできます。
さらに写真撮影した画像を編集する事もできるので、様々な趣味に活用する事も可能です。
Illustrator
Photoshopは、様々な機能が搭載されている専用ソフトなので、今までデジタルのイラストを制作してこなかった方にしてみれば、覚えなくてはいけない事が数多くあります。
それに引き換え、Illustratorであれば、デジタルのイラストを制作する機能が集中的に搭載されているので、操作方法が少なくなっているので覚えやすくなっています。
さらに、ペンツールの機能が優れているので、本製品とIllustratorを連携させて制作した下描きをもとに、ゆるキャラのような簡易的なキャラクターを完成させる事も容易です。
本製品の基本情報
本製品の特徴や、利用可能な専用ソフトを理解してもらえた所で、次に本製品の基本情報も紹介するので、この液タブを詳しく知りたい方は見ていきましょう。
対応可能なOS
本製品とパソコンを併用する際には、この液タブに対応可能なOSをパソコンにインストールする必要があります。
その対応可能なOSとは、Windowsが10・8・7で、Macは10.8以降になっています。
ただし、OSをインストールする際に、大事なデータがなくなってしまうケースがあるので、事前にデータのバックアップを取ってからOSをインストールして下さい。
そして、旧型のパソコンの場合には新しいOSをインストールする事によって、動作が遅くなってしまう場合もあるので注意して下さい。
低価格な液タブ
本製品は、10.1インチのサイズになっているので、デジタルのイラストが見やすくなっています。
さらに、専用ソフトであるOpenCanvasが付いてくるのに、Amazonでは送料無料で税込価格27,982円で購入する事ができるのです(2018年7月13日時点)。
実は、数多くある液タブの中には、200,000円を超えてしまう高額な液タブまであります。
それを考えたら、本製品はコストパフォーマンスが優れているほうの液タブなので、お買い得な製品です。
利用者たちの満足度
本製品は、お買い得な液タブですが、利用者たちの中には満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいました。
そのため、全ての方が満足できるという訳ではないので、利用者たちの口コミを紹介するので、購入するほどの価値があるのか参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品を購入している方たちの中には、値段が安くなっていたのに、OpenCanvasを利用できる所を気に入っている方がいました。
そのため、デジタルのイラストを制作する機器のために、お金をあまりかけられない方には、本製品はおすすめの製品です。
そして、本製品の筆圧感度が2048レベルもあって、満足しているケースもありました。
実際に、筆圧感度が2048レベルもあれば、線や色の太さを調整する事ができるので、短時間でデジタルのイラストを完成させる事も可能です。
否定的な口コミ
本製品を利用しようとして、ドライバをインストールしようとしたら、上手く設定できない方がいました。
このようなケースが起きてしまうのは、設定方法が間違っている場合と、パソコンのOSが対応不可能な場合があります。
そのため、まずは対応可能なOSが入ってる事を確認する事が重要です。
そして、パソコンの設定方法が苦手な方は、可能であればパソコンに詳しい知人に見てもらって下さい。
その他に、本製品に表示されるイラストが少し黄み寄りのカラーになっている所を不満に抱いている方がいましたが、この辺りは低価格な液タブなので仕方のない部分です。
まとめ
本製品は、キャンペーン期間限定とは言え、あのOpenCanvasがセットで付いてくるので、お買い得な液タブになっています。
実際に液タブを購入しても、専用ペンの芯は摩耗品なので、ある程度は維持費をかける必要があるのです。
それを考えたら、専用ソフトが無料で付いてくれば、デジタルのイラスト関連の書籍を購入するのに、お金をかけやすくなります。