目覚まし時計をうまく利用して、少しでも朝楽に起きたいもの
どんな人でもやはり、朝起きる時というのはいささか布団になつきたくなるものです。
その後は気持ちよく起き上がれても、時間だよと知らせてくれる目覚まし時計には、ちょっと逆らいたくなることも無いではありません。
そういった意味も含めて、目覚まし時計の選択はこだわりを持って行う人が多いはずです、ではスッキリと決まった時間に起きるためには、どんな機能とセットが必要なのでしょうか。
目覚まし時計というものは
朝起きるのは辛いもの、目覚まし時計は敵だと認識している人、少なくありませんね。
筆者も勿論、時には恨めしく思うこともあります。
しかしこれがないと、起きなくてはいけない時間に起きられないので、無くてはならない道具の1つでもあります。
物の本によれば、目覚ましをかけなくても時間になったら起き上がれるのが、本当のいい睡眠だ、となっていました。
残念ながら、筆者的にはそれは叶いそうもない夢です。
なので毎朝、やはり目覚まし時計との戦いを経て、起き上がることになります。
とは言え、目覚まし時計の選択で、この戦いが少しでも楽になるなら、その点も重視して選んでいきたいものですね。
その昔の目覚まし時計の場合
今やデジタルの時代で、アナログの時計でも電池で動くのは当たり前になっています。
しかしその昔、といっても50年にもならない時代は、目覚まし時計だけでなく時計全般ねじ巻き式でした。
遅れたり進んだりは当たり前で、毎日ラジオの時報で時計の針を合わせる人も、多かったようですね。
目覚まし時計も同じで、これをしっかり合わせておかないと、それこそ遅刻の運命が待っていたのは今と同じです。
しっかりと毎日、時間を合わせて使っていたと言います。
この時代の目覚ましの音は、ベル音が普通でした。
かなりの音量で、寝ている人を叩き起こすと言った、そんな音でした。
今より壁の薄い家々の、あちこちから朝はこの大音量が聞こえてきたというのは、昔話になっています。
今の目覚まし時計の場合
それに比べると現在の目覚ましは、多種多様、色々な種類のものがあります。
デジタルの画面のもの、アナログのものなど時計自体も様々です。
アラーム音も、ベル音、電子音、音楽、ひいては誰かの声まで、これも好みで選ぶことが可能です。
起きた時の気持ちよさは少なくとも、ベル音一択だった昔よりはいいかもしれません。
仕事の日にはこれ、休みの日にはこっちと使い分けもできるのが嬉しいところです。
まあそれでも、起きるのが苦痛という点は、昔とそう変わっていないのも事実ですね。
目覚まし時計はこう使っていきたい
単に大きな音で強制的に目を覚まされては、それこそ目覚ましは敵になってしまいます。
ここは良い使い方を、覚えておきたいものですね。
近すぎる場所に置かない
目覚まし時計の置き場所として、最もポピュラーなのは枕元もしくはベッドサイドテーブルなどです。
実際そのあたりに置いておけば、その音量は耳を直撃、目が覚めやすいというのも事実です。
しかし一方では、直ぐに手の届く場所なので、無意識に止めてしまって二度寝、ということもあるのです。
それを防ぎたい場合、少し離れた場所に置いておくのがおすすめです。
音は少々小さくなってしまいますが、何とか目が覚めたらそれを消しに起き上がるので、仕方なくでもとにかくベッドから出ることになります。
そうなれば、後は何とか着替えて起き上がり終了まで持っていけますね。
スヌーズ機能は良し悪し
1回止めてもまた鳴り出してくれるのが、スヌーズ機能です。
元を止めない限り、しつこくまた鳴り始めます。
大変に便利な機能なのですが、人間は慣れてしまう動物です。
結果、まだ1回目のアラームだから大丈夫、とギリギリまで寝てしまうことにもなりかねません。
これを避けるには、早目の時間にセットしておくのがおすすめです。
しかし朝の10分位を細切れ睡眠で過ごし、結局ぼんやり起きるのなら、1回の大音量で起きてしまったほうが目覚めがいいということもあります。
ちなみに筆者の場合、スヌーズ機能がある時計でもしっかりと、元のストッパーを押してしまうので、全く意味をなさなかった過去があります。
アラーム音を選んでおく
大音量のベル音とかは、平日にしっかりと起きなくてはいけない時には、大変にお役立ちです。
しかし休みの日に、同じ大音量で叩き起こされるのは、1日の目覚めとしてちょっとつらいものがあります。
休みの日とかのアラーム音は、平日とは違うものにするのもまたおすすめです。
大好きな音楽とか、誰かの声で気分良く目覚める朝というのは、休みの日のスタートには最適ですね。
就寝時間から計算して目覚ましをセット
人間にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
これを寝ている間中、繰り返しているわけです。
これがだいたい1時間半周期で繰り返されるので、脳の覚醒が近いレム睡眠時に起きられるようにセット、というのも一つの手です。
覚醒に近い状態なら、目を開けるのにもそれほど苦労せずに済みます。
ちょっと面倒かもしれませんが、平日など特に仕事の日には、これを計算してなるようにセットしておくと、朝の目覚めがすっきりとします。
発光する目覚ましというのも
人間の生活サイクルというのは、自然に則っているはずです。
しかし世の中の目まぐるしさは、そのサイクルにも悪影響を及ぼしているのも、事実です。
必ずしも誰もが、朝起きて夜寝るという生活を、キープできるわけではありません。
またどうしても夜更かし癖が抜けない、夜遅くまで遊んでしまうという人も、勿論います。
そんな生活リズム、サイクルに狂いがある人におすすめなのが光を発する目覚ましです。
光で体内時計のズレを修正してくれるので、身体の目覚めのためだけでない機能の優れた目覚ましです。
目覚ましを選ぶ時に注意したいこと
目覚ましの場合、ある程度の音量がないと勿論目が覚めてくれません。
しかし隣にパートナーが居る、しかも生活時間が別なとの場合、その人まで叩き起こしてしまうことがあります。
また集合住宅などでも、隣に聞こえてしまうほどの大音量の目覚ましは、避けなくてはなりません。
ひょっとしたら隣人は、夜勤を終えて寝るところという可能性もあるのです。
生活環境も考えて、目覚まし時計のアラーム音も選ぶようにしてください。
音が問題になりそうな時には、前記の光を発する目覚ましやもしくは振動で起こしてくれる目覚ましなどがおすすめです。
筆者的に目覚ましに欲しい機能
これは本当に筆者だけかもしれませんが、目覚ましに本当に欲しいというか、できるだけしっかりついていて欲しい機能があります。
それはなんと言っても、丈夫さです。
昔のねじ巻き式の時計は、かなり荒っぽい使い方をしても、壊れることはあまりありませんでした。
壊れたとしても、分解して直してしまう人が結構いました。
しかし近年の目覚ましの場合、結構繊細にできています。
筆者は目覚ましをベッドヘッドの向こう側の棚においているのですが、止める時につい勢い余って落としてしまうことが多いのです。
もしくは手にとって止めて、置き直したつもりが棚から落ちるということが、非常に多いのです。
寝ぼけているのも事実ですが、かなりそそっかしいです。
昔の目覚ましを使っている間は良かったのですが、それが壊れて後デジタル式のものを使用して、いくつ壊したことか覚えていません。
できれば落下しても立ち直ってくれるような目覚ましを、希望したいところです。
まとめ
気持ちの良い目覚めは、気持ちのいい目覚まし時計の音から、ということになれば本当に朝も楽しくなること請け合いです。
しかしそれもなかなか難しいのもまた、事実です。
なので少しでも気持ちよく、意識もはっきり覚めるために、うまく目覚ましを使用していきたいですね。
ひょっとしたら次に出会うのは、もっと気分良く目覚めを迎えられる時計かもしれません。
充分に吟味して選んで、うまく使用してください。