朝起きるために!寝る前の注意点と目覚まし時計の上手な使い方
朝起きるのが苦手という方は意外と多くいます。
朝、決まった時間に起きることができないと、仕事や学校に行く準備をする時間がなくなり困りますよね。
そこでここでは、朝しっかり起きるための寝る前の注意点と、目覚まし時計の上手な使い方を説明していきます。
朝、気持ちよく起きることができない方や、寝過ごすことが多い方は参考にしてみてください。
目次
注意点1.カフェインは控えること
カフェインには覚醒作用があり、カフェインを摂ると眠気がなくなってしまう可能性があります。
そのため、寝る前にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなる可能性があり、寝つきが悪くなると朝スッキリ起きることは難しくなります。
カフェインはコーヒーの他にも、ココアや紅茶、玉露などにも含まれているので、寝る前にそれらを飲まないようにしましょう。
また、多くの栄養ドリンクにもカフェインは含まれているので、寝る前に栄養ドリンクを飲みたい場合は、カフェインが含まれているのかチェックし、カフェインが含まれていないものを飲むようにしてください。
カフェインが効きやすい方は、寝る前や夜にカフェインを避けるのではなく、夕方から摂らないようにした方が良いでしょう。
注意点2.アルコールも控えること
寝つきを良くして朝スッキリ起きるには、カフェインだけでなくアルコールも避けた方が良いです。
アルコールを飲むと良い気分になり、ウトウトしやすくなりますが、アルコールを摂ると睡眠の質が低下する可能性があります。
お酒を飲んで体内にアルコールが入ると、身体はアルコールを分解しようとしますが、その際アセトアルデヒドが発生してしまいます。
そのアセトアルデヒドが睡眠の質を低下させてしまうため、睡眠の質を高めて朝気持ちよく起きるにはアルコールは控えた方が良いのです。
また、アルコールには利尿作用があるため、睡眠中に目が覚めやすくなります。
睡眠中にトイレに行くたくなると、当然睡眠の質は低下してしまい、肉体や精神の疲れは取れにくくなってしまいます。
注意点3.寝る前に冷たいものを飲まないこと
人間は睡眠中たくさんの汗をかくため、寝る前に水分補給をすることは身体に良いことですが、飲む物には注意が必要です。
前述した通り、寝る前のカフェインやアルコールは避けた方が良いですが、冷たい飲み物も避けた方が良いです。
冷たい飲み物をとると胃腸に負担がかかりやすくなります。
また、身体が冷えることで血流が悪くなり、胃腸に負担がかかることや血流が悪くなることによって睡眠の質が低下する可能性があるので、寝る前の冷たい飲み物は避けることをおすすめします。
寝る前に水分補給をする場合は、常温の水やぬるま湯が良いでしょう。
ですが、飲み過ぎには注意する必要があり、寝る前に飲み過ぎるとトイレが近くなったり、お腹が苦しくなったりして、寝つきが悪くなる可能性があります。
注意点4.パソコンやスマートフォンの使用
人間は、太陽が沈んで暗くなり、就寝時間が近づくにつれて入眠しやすくなりますが、肉体的にも精神的にもリラックスしていないと、寝つきは悪くなりがちになります。
寝る前にパソコンやスマートフォン、テレビなどを使用していると、身体に刺激を与えてしまい、身体がリラックスすることは難しくなります。
また、それらの画面からはブルーライトが発せられており、ブルーライトを浴びることで睡眠の質が低下しやすくなります。
朝気持ちよく起きるには寝つきを良くすることが大切なため、寝る前のパソコンやスマートフォン、テレビなどの使用は避けるようにしましょう。
注意点5.就寝前の運動
就寝前に運動をすると、寝つきが悪くなる可能性があります。
運動をすると深部体温が上がり、深部体温が高い状態のまま布団に入ると入眠モードに入りにくくなります。
人間は、深部体温が下がることにより入眠しやすくなるため、深部体温を上げてしまう運動は、睡眠前には行わない方が良いのです。
また、運動をすると交感神経を刺激してしまうため、入眠を妨げてしまいます。
朝すっきり起きるためや睡眠の質を高めるためにも、就寝前の運動も避けるようにしましょう。
注意点6.寝る前の入浴も避けましょう
寝る前の入浴も睡眠の質を低下させる原因になるため、朝気持ちよく起きたいのなら避けた方が良いでしょう。
では、なぜ寝る前の入浴が睡眠の質を低下させる原因になるのかというと、深部体温が上がってしまうからです。
寝る前の運動と同じように、深部体温が上がったまま布団に入ると睡眠の質は低下しやすくなります。
入浴をするなら就寝90分前に入浴をすませると良く、就寝90分前に入浴をすませることで、布団に入るころには入眠しやすいくらい深部体温が下がります。
冬の寒い時期は、入浴して身体を温めて布団に入りたくなりますが、寝る直前に入浴しないようにしましょう。
朝起きるための目覚まし時計の上手な使い方
ここまで、予定した時間に起きるための、寝る前の注意点について説明してきました。
次は、目覚まし時計の上手な使い方を説明していきます。
なぜ、そのことを説明するのかというと、予定した時間にしっかり起きるには、目覚まし時計を上手に使うことも大切だからです。
目覚まし時計を布団からある程度離して置く
朝しっかり起きるには、目覚まし時計を布団からある程度離して置くと効果的です。
無意識で目覚まし時計を止めてしまうと、セットした時間に起きることは困難になります。
目覚まし時計を布団からある程度離して置いておけば、目覚ましを止めるのに身体をある程度動かすことになります。
ある程度身体を動かすことで、肉体的にも精神的にも目覚めやすくなり、しっかり起きることができることでしょう。
では、どのくらい離して置くと良いのかというと、2mか3mくらいで十分です。
そのくらい離して置いておけば、目覚ましを止めるために2、3m身体を動かすことになり、目が覚めやすくなります。
2、3mでも起きることができないという方は、もっと離して置いておくと良いでしょう。
目覚まし時計を2、3個使う
朝、予定した時間に起きる自信がない方には、目覚まし時計を2、3個使うことをおすすめします。
2、3個目覚ましを置いておくことで、1個の目覚ましを完全に止めたとしても、2個目の目覚ましがなって、起きなくてはいけないことに気が付きやすくなります。
スヌーズ機能を使用していても、完全に止めてしまうとスヌーズ機能は作動しなくなるため、セットした時間に起きる自信がない方は目覚まし時計を複数セットすると良いです。
複数置いておけば、1つ目覚ましが壊れたとしても問題ありません。
枕元に水を用意しておくのも良い
枕元に水を用意しておけば、朝起きた時すぐに水を飲むことができます。
朝起きた時すぐに水を飲むことで、身体が目覚めやすくなります。
睡眠中は汗を多くかくので、朝起きてからすぐに水を飲むのはとても良いことです。
朝起きてからすぐに水を飲むことで、腸を適度に刺激することができ、排便しやすくなる効果も期待することができます。
ですから、枕元に水を置いておくことは、とてもおすすめです。
まとめ
寝つきを良くして、朝気持ちよく起きるには、寝る前に食事をしないことも大切です。
寝る前に食事をすると胃腸に負担をかけてしまい、睡眠の質が低下してしまうので注意しましょう。
目覚まし時計の使い方としては、目覚まし時計にスヌーズ機能がついている場合は、必ずスヌーズ機能を使いましょう。
完全に止めない限り、1度止めてもまた鳴るので、「起きられなかった」ということを防ぎやすくなります。