必要なのは体重計だけ。 体重計乗るだけダイエットについて。

体重計

女子の家なら必ずあるものといえば体重計といえます。

ダイエットを現在実施中という方も、そうでないという方も週に一度は体重計に乗るという方は少なくないでしょう。

でも乗るだけでは体重は減りません。

どのような方法が適切な体重計の使い方で、どのような方法で体重計に乗るだけでダイエットすることができるのでしょうか。




体重計でいつ体重をはかるべきか

体重計で闇雲に体重を測っているという人、多いのではないでしょうか。

乗りたくなったら測ってみるという人、シャワーを浴びたら体重計に乗ってみるという人、人それぞれ体重を測るタイミングはあると思います。

でも実際のところは、体重計に乗るのに適切なタイミングというのがあるのです。

闇雲に体重を測りまくっていても、減量に繋がらなかったり、全く乗る意味がない場合ももちろんあります。

推奨されている体重計の乗る時間帯

では、いつ測れば実際の体重を導き出すことができるのでしょうか。

推奨されているのは朝とされています。

朝起きて、トイレに行ったあとの朝食をとる前のタイミングが、真の体重を測るのにベストのタイミングといえます。

夜、シャワーを浴びた後も同じではないかと思うかもしれませんが、シャワーの後は代謝が上がり、体内から水分が少し抜けている状態です。

微妙な違いかもしれませんが、本当の自分の体重は今何キロなのか確認したいという場合は、ぜひ朝起きてトイレに行った後に、体重計に乗ってみてください。

その体重が現時点での本当の体重といえます。

体重計で測っても意味がない測り方

体重計に乗りまくっても意味がないというわけではありませんが、神経質になるほど一日に何回も体重計に乗る必要はありません。

算数の話になりますが、自分自身の体重が今50キロだとします。

2リットルの水を飲み干したら、もちろん計算上は52キロになります。

これと同じ原理で、飲み会や食事会などでたくさん食べ、たくさん飲めばそのぶん体重は一時的に増えます。

それで、体重計に乗り、増えてしまった体重計を見て、太ってしまったと食べ過ぎたことを後悔したりしていませんか。

体重が増えたことに嫌悪感を抱くかもしれませんが、それも一時的なものです。

トイレに行って水分を出せばその分もちろんマイナスになります。

継続して食べ続けていない限りは、飲み会での食べ過ぎは、プラスマイナスゼロになっていくのです。

体重計に乗ることで、健康管理として体重を気をつけるのは良い心がけといえます。

しかし、せっかくの美味しい食事をした後に、食べ過ぎたと後悔することや、食べたことに嫌悪感を抱くことは、精神的にも良くありません。

このように神経質に体重を気にしてしまうことが、無理なダイエットとして体調を崩す原因となってしまいます。




体重計を使って上手にダイエットをするには

ではうまく体重計を使ってダイエットをするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

推奨されている朝毎日ちゃんと体重を測れば良いのでしょうか。

朝とプラスで夜の2回体重計に乗ることです。

一日2回測ることで自分の体重をインプットする

では、一日2回体重を測ることのメリットはなんなのでしょうか。

体重計に乗るということが習慣化されていない方は、よく自分の体重を忘れてしまうことがありませんか。

ダイエットをするにあたり、一番重要なことはグラム単位で自分の体重を把握することです。

体重は今何キロですか。

と聞かれた時に、だいたい〇〇キロです。

と答えている方は、体重増加予備軍です。

もちろん、体重を測るベストの時間帯として朝だけでも構いませんが、自分の体をグラム単位で把握できることがベストな状態といえます。

頻繁に計りすぎるのも良くない

朝と夜の二回、体重計に乗り、体重を把握することが一番重要とお伝えしましたが、だからと言って頻繁に体重を測りすぎることは良くありません。

頻繁に体重計に乗り、さっき食べたご飯のせいで〇〇グラム太ってしまった、などと考えるようになってしまうと、ダイエットで精神を病んでしまいます。

すでにお伝えした通り、これを食べたら何グラム体重が増える、これを飲んだら体重が増えそう、と言った不安を常に抱くようになってしまうと、ダイエットもうまくいきません。

あくまでも健康管理の一環として、体重計を使い、自分の体重を把握できるようになることがダイエットの大きな一歩といえます。

体重で神経質になり過ぎてしまうと、ダイエットもうまくいかなくなってしまいます。

適度に体重を測ることで健康管理に最適

体重計に乗ることが習慣化されてくると、自分の体調が面白いくらいわかるようになってきます。

今体調がこんな状況だから、体重が増えたかもしれない。

今体が軽い感じがするから、少し体重が減ってきたかも、という具合に体の様子が理解できるようになってきます。

体調がわかってきたら、自分の体調が隅々まで把握できるようになった証拠です。

このようなコンディションになると、体重が増えたかもと感じた時は、飲み会などで少しセーブしながら食事をすればいいですし、体が軽く、代謝がいいようなコンディションの時は、少し自分にご褒美という感じで、美味しいものを食べに行くというのもありです。

いつも太らないようにと心がけるのもダイエットには良い方法ですが、少し息抜きがダイエットを長続きさせる方法といえます。

自分自身のカラダと向き合えるようになる

体の様子から、今食べ過ぎていて体重が増えていることや、今体が動きやすくて、痩せやすい時期かもとわかるようになってくると、自分自身の体調管理ができているということです。

このようなコンディションになれば、ダイエットもしやすくなります。

女性の場合、生理前や生理中に痩せにくい状態になることも体重を測っていることでわかりやすくなるので、無理な減量などをしなくなります。

闇雲に体重計に乗るのではなく、体調や体の様子を理解しながら、体重を測るということが重要なのです。

乗りたくなる体重計を買おう

よし、体重計を新しく買おうと思った方、ぜひ自分が乗りたくなるような体重計を買うようにしましょう。

デザインが可愛い体重計でもよし、体脂肪や水分量まで測定できるハイテクな体重計でもよし、重要なのは、自分が毎日体重を測りたくなるような体重計であることです。

体脂肪などまで毎日測ることができる体重計を使うことで、体脂肪が増えてしまったと毎日一喜一憂してしまうようだと、悪影響です。

逆に、体重計が可愛いデザイン過ぎて、細かく何キロなのかわかりにくようですと、減量のモチベーションにも繋がりません。

毎日体調管理ができ、体重計に乗ることで、ダイエットの励みになるような素敵な体重計を選んでみてください。

また持ち運びができる小さくて軽い体重計も販売されています。

旅行や出張などで体重が測れないことが気になるという方は、小さな本くらいの大きさの体重計も販売されているので、小さな体重計を持ち運び、健康管理に使われるのも良い方法といえます。

まとめ

体重計は女子には欠かせないアイテムです。

だからと言って、体重計に一日に何回も何回も乗る必要はないのです。

適切なタイミングで体重計に乗り、自分の体重を把握し、健康管理に役立てることが体重計の役割といえます。

そして、体重計を使って自分の体調を把握することが、ダイエットを成功させる最重要ポイントと言えるのです。






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