主な体重計メーカーの紹介と目的に合わせた体重計の選び方

体重計

タニタ 体重 体組成計 日本製 BC-705N WH 自動認識機能付き/測定者をピタリと当てる

現在までに発売されている体重計は、体重を計測するだけではなく様々な機能がありますので、使う人のニーズに合わせて選び方があるのですが、豊富な機能性は商品選びを迷わせてしまう場合もありますので、メーカーで選ぶ方法や使用目的で選んだ方が分かりやすいと思います。

そこで、この記事では体重計を販売している主なメーカーや目的に合わせて必要な測定できる項目について紹介していきます。




体重計を販売している人気メーカーの特徴

体重計を購入しようと考えている場合、機能性や操作性などを基準に選ぶのは勿論なのですが、製品の品質や信頼性においてはメーカーで選ぶ方法もあります。

そのため、数多くあるメーカーの中で比較するためにも、まずは人気の高いメーカーにはどんな特徴があるのか知っておきたいところだと思いますので、ここからは体重計メーカーの中でも知名度の高い4つのメーカーの特徴などを紹介していきます。

タニタの体重計の特徴

タニタ 体重 体組成計 日本製 BC-705N WH 自動認識機能付き/測定者をピタリと当てる

体重計メーカーとして有名な企業であるタニタですが、低カロリー料理を提案するタニタ食堂に注目が集まることによってタニタの名前がさらに広まりました。

また、タニタは家庭用の体重計を初めて製造して販売した企業となっており、体脂肪率や体組成計を手掛けたのは世界で初めての企業となっています。

さらに、現在では当たり前のように使われている「体脂肪」という言葉を生み出したのもタニタとなっています。

そんなタニタの体重計は、50g単位で計測することができる機能が搭載されていますので、より高度な計測ができるようになっていますし、見やすくて分かりやすい表示でどなたでも使いやすい作りになっていて、さらにダイエットなどで体重管理を毎日続けることを手助けしてくれる「マイサポ機能」も備わっていますので、体重計を使う上で利用者に寄り添った工夫が施されているのですが、価格設定は購入しやすい低価格の商品が多く揃っているのがタニタの特徴の一つとなっています。

オムロンの体重計の特徴

オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ホワイト HBF-214-W

大手の電気機器メーカーで健康機器を扱っていることで有名なオムロンは、品質の高さから世界に誇るブランドとして海外でも有名となっています。

そんなオムロンの体重計は、体格や体型の情報を事前に登録し、登録した番号を選択することで前に計測したデータと比較などもできますし、計測結果が4秒で表示される高速測定となっていますので、毎日の体重管理には嬉しい時短に繋がる工夫が各所に施されています。

また、体組成計などの体重以外の測定を行う場合、小さい子供だと測れないものが多くあるのですが、オムロンには「子供アルゴリズム」という機能が搭載されている機種があり、6歳から測定できて子供の肥満を予防することもできます。

さらに、スマートフォンなどと連携して測定データを転送し、データを管理することができる便利な機能が搭載されている機種など、利用者のニーズに応える利便性が備わった商品が揃っています。

パナソニックの体重計の特徴

パナソニック 体重・体組成計 ホワイト EW-FA13-W

家電業界では国内シェアNo.1を誇り、世界でもベスト5に入る大手電機メーカーのパナソニックは、無理なくダイエットを続けられるようにサポートする簡単測定が採用されていたり、目標に定めた体重まで減量した数値をもとにカウントダウン表示をしてくれる機能なども備わっているものがありますし、前回よりも減量していた場合にはキラキラマークが表示されるなど、体重管理する気持ちを前向きにしてくれる嬉しい機能が充実しています。

また、スマホアプリを使ってスマートフォンと連携させることで測定データを簡単に転送することができ、データ管理をしながら計画的にダイエットを行えますし、アドバイスなども見ることができますので、そういった部分でもダイエットに励む方のモチベーションを維持させてくれるような様々な工夫が施されています。

ノキアの体重計の特徴

Withings/Nokia スマート体重計 Body Cardio ホワイト Wi-Fi/Bluetooth対応 心臓の健康チェック&体組成計 【日本正規代理店品】

フィンランドの通信機器会社であるノキアは、携帯電話の端末や通信設備の分野において世界的に有数のシェアがあり、インターネット接続製品を扱う会社であるウィジンクズと2016年に統合し、ウィジンクズが手掛けるスタイリッシュなデザインの体重計が販売され、さらに機能的な進化によって人気が高まっています。

そんなノキアの体重計は、登録することで最大8人まで自動認識してくれる機能や、体重計のスクリーンに直近8回分の測定結果をグラフで表示してくれるなど、便利な機能が揃っています。

また、Wi-FiやBluetoothでスマホアプリへ自動的に同期して測定結果を転送し、効率的に体重管理をしてダイエットに役立つ機能などが搭載されている機種もありますので、ノキアの体重計はデザイン性と機能性を両方で人気の高いメーカーとなっています。




目的に合わせて必要な測定できる項目

体重計を利用する目的は、使う人によって様々となっていますし、体重計も機種によって得意分野や機能性などが異なっています。

そのため、機能性だけを重視して購入してしまうと無駄に高額なものを選んでしまう場合もありますし、逆に低価格な製品を中心に選んでしまうと機能性に不満を感じてしまう可能性があります。

そこで、自分に合った体重計を求める場合は、どんな目的で使用するのかによって選ぶ方法もありますので、ここからは3つのケースに分けて必要な測定項目などをチェックしていきたいと思います。

ダイエット目的に合わせた測定項目

ダイエット目的には、体の部位別で体脂肪率のデータが測定できる機能が搭載されたものが便利となっており、キレイな体作りを目指すなら体重の減少だけを気にするのではなく、体脂肪を効率良く減らしていくことが重要です。

そのため、全身の体脂肪を確認するだけではなく、両腕や両足、体幹部などの体脂肪率が分かる部位別に測定することができる体重計を使うことにより、体脂肪が気になる部位を狙ってアプローチするなどダイエットの効率化が図れます。

トレーニング目的に合わせた測定項目

トレーニング用に使用する場合、筋肉量を測定できる機能が搭載されたものがおすすめとなっており、ベスト記録を目指すアスリートや、スポーツを始めようと考えている方にもおすすめとなっています。

このような体組成計の中には、1,000人以上のアスリートからデータを収集し、そのデータと照らし合わせることによって自身の筋肉量や筋肉の特性などを把握することができます。

また、筋肉量の測定機能はトレーニングが目的で役立つのではなく、年齢を重ねることによって変化していく筋肉の状態を常に確認することができますので、スタイルが気になる女性や高齢者などにも役立つ機能となっていますし、運動に対するモチベーションにも繋がります。

健康管理の目的に合わせた測定項目

健康管理が目的で使用する場合、基本的な情報が分かるシンプルな作りのエントリーモデルでも十分な役割を果たしてくれますし、コストパフォーマンス的にも不必要な機能を省いた体重計がおすすめとなっています。

ただし、健康を管理するためには体重の変化だけではなく、体脂肪率や内臓脂肪レベル、BMI(肥満指数)などが分かる機能は備わっていたほうが良いと思いますし、最近の体重計はこれらの数値が測れるものが定番化していますので、エントリーモデルといっても健康管理が目的で使用する場合でも機能性に物足りなさを感じることは少なくなっています。

また、健康管理に使う場合は長期間に渡って使い続けることが想定されますので、操作しやすいモデルや表示がみやすいモデル、自宅に置いても邪魔にならない薄型モデル、部屋のインテリアを邪魔しないデザイン性があるモデルなど、操作性やデザイン性にもこだわりを持つことで日課として健康管理を行うことができます。

まとめ

昔ながらのアナログな体重計とは違い、現在発売されている主な体重計は精密機器の一つとなっており、耐久性などはメーカーや機種によって異なっていますので、長く愛用したい場合は信頼の置けるメーカーから購入した方が安心感があると思います。

また、大手メーカーの方が体重計に関するノウハウがしっかりしている場合が大いにありますので、総合的に考慮してもメーカーで選ぶ方法をおすすめしたいと思います。






体重計