体重計はどう選ぶ?初めて買うときにチェックすべき7つのポイント

体重計

タニタ 体重 体組成計 日本製 BC-705N WH 自動認識機能付き/測定者をピタリと当てる

体重計は、自分の体重を知るための便利なアイテムであり、健康維持のためにはとても役立つものです。

しかし、初めて買うときは、「どれにすればいいの?」と戸惑ってしまうこともあります。

ひとくちに体重計といってもいろいろあるので、漠然と眺めているだけでは、なかなか決められないのです。

ここでは、選ぶときに注目すべきポイントについて、詳しく説明していきます。




タイプの違いを知る

体重計に種類があるといっても、始めて選ぶときは、「体重を量るだけなのにどこが違うの?」という疑問が湧いたりするものです。

確かに、体重計のバリーションというのは少し想像しにくいものですが、それぞれの違いを知っておくと選ぶときに役立つので、しっかりチェックしておきましょう。

一般的に体重計と呼ばれるものは、3つのタイプに分けることができます。

それが、通常の体重計と体脂肪計、そして体組成計です。

では、3つの特徴を簡単に紹介していきましょう。

体重計の特徴

体重計は、本当に体重を量るだけのシンプルなものであり、昔からあるお馴染みのアイテムです。

主な目的が体重測定だけなら、このタイプで十分に事足ります。

体重を量ることに重点を置き、その他の機能を削ぎ落しているものも多く、1,000円代の安価なものがあったりするので、お金をかけたくないときにもおすすめです。

体脂肪計の特徴

体脂肪計は、体重を量るだけでなく、体脂肪率も計測することができます。

そのため、体重の管理以外にも、糖尿病や高血圧といった病気の対策をするときに役立ちます。

自分の体脂肪率を把握して減らすための工夫をしていけば、より健康な体をつくることができるのです。

体組成計の特徴

体重計が体重を、体脂肪計が体脂肪率を計測することは容易に想像できますが、体組成というのは聞き慣れない単語であり、「いったい何を測るものなの?」という疑問が最も大きいタイプになります。

体組成というのは、要するに体を構成するもののことです。

筋肉の量や骨の量、体内の水分の量など、いろいろと細かく計測できることが、体組成計の特徴になります。

体重計や体脂肪計だと、そこまで詳細な計測はできないので、自分の体について詳しく知りたい人は、迷わず体組成計を選んでください。




体重以外に計測できるもの

体重計と体脂肪計は、体組成計ほどできることは多くありませんが、最近はなかなか高性能なものもあります。

メインとなる体重や体脂肪率の他にも、体組成計で測るような項目が含まれていたりするのです。

そのため、「計測可能なもので選ぶ」という方法もおすすめです。

体重の他にも知りたいことがあるなら、それを計測する機能を備えた製品を探してください。

では、よくある機能をいくつか紹介しましょう。

基礎代謝の計測

基礎代謝は、生きるために必要となる基本的なエネルギーの消費のことです。

呼吸や体温の管理といった重要な働きで起こる消費は、多いほど脂肪の燃焼を促進させてくれます。

ダイエットに取り組むときは、ただ走るだけでなく、筋トレで基礎代謝を上げ、燃焼効果を高める方法もあるのです。

そのため、体重を落として健康な体を維持するには、とても助かる機能になります。

内臓脂肪の計測

内臓に蓄積された脂肪を減らすことは、ダイエットや生活習慣病予防のために重要となるポイントです。

そうした目的がある場合は、内臓脂肪を計測する機能に注目してください。

どれくらいたまっているのか明確にわかるようになれば、効果的な対策を立てやすくなります。

体内年齢の計測

実際の年齢ではなく、体の年齢が知りたい場合には、この機能がおすすめです。

中年の人でも、体の年齢が若ければ、それだけ健康な体を維持できているということです。

体の年齢を知るのは少し怖く感じたりもしますが、徹底して健康管理をしていきたいなら、この機能を備えたものを選んでおきましょう。

どうやって計測するか

体重計選びでは、計測の方法に注目して選ぶ方法もあります。

一般的には足を乗せるタイプが有名なので、選択肢はひとつしかないように思われがちですが、実はもうひとつのタイプがあるのです。

それが、手でつかむことで計測する体重計です。

バーを両手で握って計測するという珍しいタイプですが、かつては割とよく見かけるものでした。

手を使うことで、体組成をより詳しく計測できるようになるため、複数の項目に対応した製品には、以外と多く採用されていたのです。

最近は足でもかなり詳細なことがわかるようになってきたので、数は減ってきましたが、「できるだけ正確に計測したい」という人は、手のタイプを選ぶこともあります。

どちらが自分に合っているか、よく考えて決めるようにしてください。

それほど強いこだわりがなく、「普通に使えるなら問題はない」という人なら、足の方がおすすめです。

データの登録人数

体重計には、計測したデータを登録することができるタイプもありますが、そうした製品を選ぶときは、人数の確認が重要になってきます。

自分だけで使うなら特に問題はありませんが、家族全員で使うような場合は、登録可能な人数が少ないと、少し不便になってしまうのです。

10人までなら余裕で登録できる製品もあるので、「何人でどのように使うのか」ということを考慮して、適切なものを選ぶようにしましょう。

通信機能はあるか

最近の製品は、スマートフォンと連動させることで、計測したデータを簡単に管理できるタイプが多くなってきました。

以前は手書きで記録していくのが当たり前でしたが、アプリで管理する方法なら、ダイエットや健康管理がよりスムーズにできるようになります。

通信機能があるかしっかりチェックして、なるべく使いやすいものを選んでください。

アプリの有無も

データの管理には、専用のアプリを使うものもあるので、選ぶときは忘れずにチェックしておいてください。

便利な体重管理アプリなどがあると、ダイエットをするときはとても役立ちます。

成功しやすくするためにも、積極的に利用していきましょう。

値段

体重計を購入するときは、値段もよく考えて選ぶようにしましょう。

本当に体重だけ量るものだと、1,000円以下の安いものもあったりしますが、正確さにこだわるなら、あまり安すぎるものはおすすめできません。

やたらと安い体重計は、値段相応の性能になっていることも多いので、正確さの面ではあまり期待できないのです。

できる限り精度の高い計測を重視するなら、それなりの値段を選ぶようにしましょう。

高いものだと10,000円くらいのものもありますが、そこまで高額でなくても、5,000円前後であれば、十分に正確な計測が可能になります。

デザイン

少し意外なポイントではありますが、体重計を選ぶときは、デザインにも注目してみましょう。

最近の製品は、スタイリッシュなデザインになったものがあるので、その中からお気に入りのものを選ぶようにすると、「見て楽しむ」というメリットを得ることができます。

ボディの光沢や電子文字などにこだわり、よくある普通の体重計とは一味違った魅力を備えたものも多いので、自分の好みに合うものを探してみましょう。

それを使えば、体重や体脂肪率を計測する時間を、少し楽しいものにできるのです。

まとめ

情報が少ない状態で体重計を選ぼうとしても、どれが自分に合っているのかわからず、いつまでも決められなくなってしまいます。

それを防ぐためには、ここで紹介したポイントをしっかり頭に入れておきましょう。

選ぶときに重要となるポイントがどこなのかわかっていれば、そこを丁寧にチェックしていくことで、ぴったりな体重計が見つかります。






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