目覚まし時計で確実に起きる睡眠のコツは?よく眠るためのポイント11選
目覚まし時計は、朝にしっかり起きるための便利なアイテムです。
しかし、目覚ましを使っていても、起きられないことはあるものです。
その原因のひとつには、睡眠不足があります。
睡眠が圧倒的に足りていない状態だと、どんなに大音量を鳴らしても、なかなか起きることができません。
では、起きやすくなる睡眠のコツを紹介していきましょう。
目次
ブルーライトを浴びない
ブルーライトというのは、スマートフォンやパソコンの画面から出る光であり、睡眠の邪魔になるものです。
この光には、睡眠のためのホルモンを抑える働きがあるため、寝つきが悪くなります。
そのため、寝る前にスマートフォンなどを見るのはやめてください。
液晶画面があるものは大抵ブルーライトを出しているので、携帯ゲーム機にも要注意です。
とにかく光る画面を遠ざけ、ホルモンを普通に分泌させるようにしてください。
そうしておけば、寝つきがよくなり、朝もしっかり起きられるようになります。
快適な寝具を選ぶ
寝具は、睡眠の質を上げるための重要なアイテムです。
自分に合わないものを使っていると、うまく眠ることができません。
例えば、使っているマットレスが硬すぎると、体の出っ張った部分がやたらと圧迫され、痛くなってきます。
柔らかすぎるものは、沈みすぎて体が曲がるため、腰を痛める可能性があります。
また、枕も重要なポイントです。
高さが合わないものを使うと、首や肩に余計な負担をかけることになります。
そうしたマイナス要素を排除するためにも、寝具選びは慎重に行ってください。
店頭で試してみて、本当にリラックスできるものを見極めれば、よく眠れるようになります。
布団は寝るときだけ使う
寝るための寝具を寝るときに使うのは当然のようですが、実は軽視できないポイントになります。
布団にくるまって読書やゲームをする時間が長いと、いざ寝ようとしたとき、スムーズに入眠できなくなってしまうのです。
これは、布団に入ったまま何かすることに体が慣れるためです。
布団に入っても起きていることが当たり前になるため、本当に睡眠が必要なタイミングでも、なかなか眠ることができません。
そのような事態を避けるためには、布団を寝るときだけに使う専用アイテムにしてください。
寝るときだけにすれば、「布団に入る=就寝」ということを脳が覚えるため、すんなり眠れるようになります。
パジャマを着る
よく眠れないとき、もし部屋着のまま布団に入っているなら、パジャマを使ってみてください。
通常の部屋着でもある程度リラックスすることはできますが、最も楽なのは、睡眠専用のアイテムであるパジャマになります。
パジャマは、通気性や保湿性に優れた素材を使っているため、睡眠をしっかりサポートしてくれます。
肌触りが良いものも多いため、気持ちよく眠るには最適です。
ぬるめのお湯につかる
ぐっすりと眠るためには、いったん体温を上げて下げる方法もおすすめです。
体温が下がると眠くなってくるので、体を少し温めておくと、スムーズに入眠できるようになります。
そのためには、ぬるめのお風呂に入ってみましょう。
入浴で適度に体を温めれば、そのあとに体温が下がるタイミングで、スッと眠りに落ちることができます。
お湯につかるとリラックス効果もあるので、より気持ちよく眠ることができるのです。
湯船に入るのが面倒なときはシャワーでも構わないので、なるべく体温を上げておきましょう。
直前に食事をしない
食事をすると、消化のために内臓を働かせる必要があります。
つまり、寝る直前に晩ご飯を食べた場合、布団に入っていても、内臓を休めることができなくなるわけです。
そうなると、熟睡することができません。
自分では寝るつもりでも、体の中で消化が行われていると、どうしても眠りが浅くなってしまいます。
すると、朝になっても疲れがとないため、目覚まし時計が大音量で鳴っても、簡単には起きられなくなるのです。
ぐっすり寝てすっきり起きるなら、就寝の3時間前には食べ終わるようにしてください。
布団に入るときに消化が終わっていれば、深く眠ることができます。
胃を空にしない
直前の食事はなるべく避けるべきですが、あまりにも空腹の状態だと、それはそれで眠りを妨げてしまいます。
お腹が減って眠れないようなときは、軽く何かつまんでから寝ることも大切なのです。
あまりしっかり食べるのはよくありませんが、少しだけならそれほど影響はありません。
ただし、糖分や炭水化物は太りやすいので、寝る前は避けるようにしてください。
食べるなら、ヨーグルトやピーナッツなど、トリプトファンを含むものをおすすめします。
トリプトファンを摂取するとリラックスしやすいので、寝るときにはぴったりです。
温かいものを飲む
温かいものを飲む方法は、入浴と同じように、体を温めることができます。
ただし、カフェインは眠気を覚ましてしまうので、コーヒーはNGです。
カフェインには利尿作用もあるので、トイレのために起きたくないときは、なるべく飲まないようにしてください。
また、アルコールにも注意が必要です。
アルコールは眠くなるので、一見すると効果的なように思えますが、実際には眠りが浅くなってしまいます。
一応眠ることはできても、熟睡にはならないため、すんなり起きられなくなるのです。
カフェインと同じく利尿作用もあるので、寝酒は控えるようにしましょう。
体を温めるために飲むなら、デメリットが少ないものにしてください。
白湯には余計なものが含まれていないため、寝る前でも安心して飲むことができます。
音楽でリラックスする
ゆったりした静かな音楽は、副交感神経を優位にしてくれるため、心地よく眠れるようになります。
ヒーリングミュージックやクラシックなどを聴くと、かなりリラックスできるのです。
音楽以外にも、水が流れる音などは気分を落ち着かせてくれるので、寝るときはぜひ試してみてください。
日中の運動量を増やす
体を動かすと疲れるので、夜になれば自然と眠くなるものです。
そのため、熟睡するためには、日中に運動をすることも大切です。
動いてエネルギーを使えば、休んで回復する時間がどうしても必要になります。
それをうまく利用すれば、しっかりと深く眠ることができるのです。
軽い運動でも構わないので、普段より少し多めに動いてみてください。
疲労による眠気が強くなれば、途中で起きることなく、ぐっすりと眠れるようになります。
それなら、朝も起きやすくなるため、目覚ましの音できちんと覚醒することができるのです。
生活リズムを整える
休日になると、つい夜更かしをしてしまったり、昼近くまで寝てしまったりするものです。
遅刻の心配がないため、気がゆるんでしまい、普段とは違った生活になってしまいます。
しかし、そうした不規則な生活は、目覚ましの効果を弱める原因のひとつです。
休みだからといって普段のリズムを乱すと、うまく戻すことができず、寝坊しやすくなってしまいますす。
それを防ぐためには、休日でもなるべく同じようなリズムで生活するようにしましょう。
極端に変えたりせず、リズムをしっかり維持していれば、すんなり起きられるようになります。
まとめ
目覚まし時計でうまく起きられないときは、「とにかく音が大きいタイプを使おう」と考えたりもしますが、それだけでは不十分です。
よく眠れていない状態だと、いったんは起きても、また眠ってしまう可能性が高くなります。
確実に起きるためには、まず良質な睡眠をとることが大切なのです。
ここで紹介したポイントをチェックして、夜はしっかり熟睡しましょう。