液タブ『Wacom Cintiq Companion2』の魅力とは?
アナログのイラストを制作している環境に近い状態で、デジタルのイラストを制作できるのが『液タブ』です。
この液タブを利用すれば、デジタルのイラストを制作してこなかった方でも、短期間で慣れる事はできます。
しかし液タブの中には『Wacom Cintiq Companion2』のように高額な機種もあるので、購入するほど価値のあるものか、悩んでしまう方は多いでしょう。
そこで本製品の魅力について紹介するので、価格に見合うほどの価値があるのか確認してみて下さい。
Wacom Cintiq Companion2の性能
本製品は、快適にイラストを制作できるように作られているので、集中してイラストを描き込んでいく事ができます。
さらに優れた機能をいくつも搭載されているので、効率よくイラストを制作する事ができるので、この液タブを詳しく知りたい方のために、その性能について紹介するので参考にしてみて下さい。
1677万色
液タブは、液晶画面にイラストが映し出されていくので、表示色が少なかったら、美しい色彩のあるイラストを見る事ができません。
そこで、本製品は『1677万色』を表示できるようになっているのです。
そのため本製品を利用していれば、美しい色彩でイラストが映し出されるので、創作意欲をかき立ててくれます。
ただし美しい色を表示する事ができても、その機能を活かす事ができなければ、美しいイラストを完成させる事ができないので、注意する必要はあります。
2048レベル
現在ではペンタブを利用して、デジタルのイラストを制作している方は多くなってきましたが、以前はマウスを利用して、デジタルのイラストを制作している方が多くいました。
しかし、ペンタブには、筆圧機能を搭載する事によって、専用ペンにかける力の入れ具合で、線や色の太さをコントロールできるようになったのです。
この機能はマウスにはないので、ペンタブは効率よくイラストを制作できるようになりました。
さらに本製品の筆圧機能は『2048レベル』もあるので、太い線から細い線までの幅が広くなっているので、イラストの入りや抜きも簡単に行う事ができます。
ショートカット
デジタルのイラストを制作した事がある方なら分かるかと思いますが、いくつか作業を行う時には、ある程度の作業を踏んでいく必要があります。
そのため、様々な作業を行なっている場合には、ツールをクリックする必要があるので、手間暇をかけてしまうので注意しなければいけません。
そこで本製品は『ショートカット』機能を搭載する事によって、液タブ本体にあるボタンを押すだけで、様々な作業を行う事ができるのです。
そのため、効率よくイラストを制作できる機種を探している方には、本製品はおすすめです。
指先にも対応
数多くあるペンタブは専用ペンに対応していますが、本製品は専用ペンだけではなく『指先』にも対応できるようになっています。
そのため、利き手で専用ペンを使用している時に、もう片方の手でイラストを拡大したり縮小したりできるのです。
さらに回転やドラッグなども、指先で行う事ができるので、本製品は両手を駆使する事によって、短時間でイラストを完成させる事ができるのです。
そのため、仕事でイラストを制作している方で、納期に追われている場合には本製品を利用してみる価値があります。
利便性の高いポイント
本製品は高性能になっているだけではなく、利便性も高くなっています。
そのため、長い間に渡って愛用する事ができるので、どのような所が利用しやすくなっているのか紹介しましょう。
角度を調整
液タブは液晶画面にイラストを映し出すので、アナログのイラストと同じように制作しようとすれば、液タブを見ながら、作業しなければいけません。
そこで問題になるのが、液タブの高さです。
パソコンのディスプレイであれば立たせている状態なので、頭部をそれほど傾ける必要はありませんが、液タブは寝かせて設置するので、低い位置にあります。
そのため、液タブを見るためには頭部を傾ける必要があるので、首や肩に大きな負担をかけてしまうので、注意しなければいけません。
しかし本製品は『角度を調整』する事ができるので、肩や首にかかる負担を軽減できます。
専用ペンの傾き検知
液タブを利用している方で、線がズレてしまう事があります。
このようなケースが起きてしまうのは、専用ペンを寝かせる事によって、ポインタがズレてしまう事が大きく関係しているのです。
所が、本製品は専用ペンの『傾き検知』機能を搭載しているので、専用ペンを少し傾かせても、ポインタがズレづらくなっています。
さらに本製品の傾き検知機能は、様々な筆跡を可能にしているので、表現力が豊かなイラストを制作する事もできるのです。
注意すべきポイント
本製品は魅力的なポイントが多くありますが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
そのため、何も知らないで本製品を購入したら、後悔する可能性があるので注意しなければいけません。
そこで、どのような所を注意すれば良いのか紹介するので、確認してみて下さい。
コンパクトなサイズ
本製品は美しい色彩を映し出せるようになっていますが、コンパクトなサイズになっていて『13インチ』になっているのです。
13インチになっていれば、それほど大きくないパソコンデスクでも設置しやすいというメリットがありますが、画面が小さくなっているので、視力が低い方は利用しづらくなっているのです。
そのため、イラストを拡大したり縮小したりする必要があるので、注意しなければいけません。
そのような特徴がある液タブなので、視力が低い方は本製品を購入するべきか、慎重に検討してみて下さい。
高額な液タブ
本製品は高機能になっていても、コンパクトなサイズになっているので、多くの方は「それほど高額ではない機種」と期待するかもしれません。
所が、Amazonでは一部の地域では送料別で、税込価格145,000円もするのです(2018年1月29日時点)。
実は、数多くある液タブの中には、50,000円前後で販売されている機種がいくつもあります。
そのため、あまりにも値段が高い機種を購入できない方は、注意したほうがいいです。
利用者たちの口コミ
本製品は魅力的なポイントだけではなく、注意すべきポイントもあったので、この液タブを購入するべきか悩んでしまったかもしれません。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、この液タブは購入するほど価値があるのか、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品は解像度や精度が高くなっていて、その高性能な所を満足している方がいました。
そのため、解像度や精度が低くなっているペンタブを利用していた方は、本製品を検討してみる価値があります。
さらに本製品を利用している時に、線がズレづらくなっている所を気に入っているケースもありました。
この辺りは、本製品がペンの傾き検知機能を搭載している事が大きく関係しています。
さらに板タブに比べて、操作しやすくなっている所を満足している方もいました。
悪い口コミ
本製品を注文したら、不具合が生じてしまって、メーカーに連絡したら「1週間以内でなければ、初期不良扱いにならない」と言われてしまうケースがありました。
そのため本製品を注文して、不具合が生じたら、素早くメーカーに連絡したほうが良いです。
さらに本製品の画面がブラックアウトするケースもあったので、注意しなければいけません。
このように様々な不具合が生じるケースがあるので、Amazonを利用する際には中古品ではなく、新品を購入したほうが良いです。
ただし新品の場合には、さらに値段が高くなってしまうので注意して下さい。
まとめ
本製品は、表示色が多い上に筆圧機能が優れているので、快適にイラストを制作する事ができる液タブです。
しかし値段が高くなっているので、購入するべきか躊躇(ちゅうちょ)してしまう方は多いでしょう。
確かに本製品より値段の安い液タブはいくつもありますが、性能が低い機種を利用していたら、効率よくイラストを制作する事ができません。
そのため、納期に追われて、イラストを描く時間を確保する事が難しい方は本製品を購入する価値はあります。