液タブ『Wacom Cintiq12WX』は利便性が高い?

ペンタブ, 液タブ

液タブは、アナログに近い環境でイラストを描ける事から、デジタルのイラストを製作している方たちから高い人気を集めています。

そのため、これからデジタルのイラストを製作しようと考えている方は、液タブを購入しようと考えている方もいるでしょう。

その際には、多くの方が液タブの機能に注目したくなるかもしれませんが、利便性が高くなければ、操作しづらくなるので注意しなければいけません。

所が、液タブの中には『Wacom Cintiq12WX』のように、利便性と機能を両立している機種もあるので、詳しく紹介しましょう。




Wacom Cintiq12WXの利便性

本製品は、様々な状況に対応できるような設計になっているので、多くの方たちが利用しやすくなっています。

そこで、これから液タブを購入しようと考えている方のために、本製品の利便性が高くなっているポイントについて紹介するので、確認してみて下さい。

コンパクトなサイズ

ペンタブには液晶を採用している液タブと、液晶を搭載していない板タブがあります。

液タブは、板タブとは違って、液晶画面にイラストが映し出されるようになっています。

そのため、大型サイズになっている液タブのほうが、イラストを確認しやすくなっているので、多くの方たちが大型サイズの液タブを購入したくなるかもしれません。

しかし大型サイズの液タブを設置するためには、大きめのパソコンデスクが必要になります。

実は、本製品は12.1型の液タブなのでコンパクトなボディサイズになっているのです。

そのため、パソコンデスクが小さくても、本製品であれば設置しやすくなっています。

角度を調節

液タブは本体の液晶画面にイラストが映し出される事から、液タブを見ながらイラストを製作する事になります。

このような環境になっている事から、アナログに近い状況なので、今までペンタブを利用した事がない方でも、短期間で慣れる事ができるのです。

ただし液タブは、パソコンデスクに寝かせて設置する事になるので、パソコンよりも低い位置になってしまいます。

そのような低い位置にある液タブを見ようとしたら、頭を傾かせなければいけないので、肩や首に大きな負担をかけてしまうのです。

所が、本製品は角度を調整する事ができるので、肩や首にかかる負担を軽減する事ができます。

ファンクションキー

デジタルのイラストを製作する時に、同じ作業を続けている場合には手間暇をかける事はありませんが、違う作業に移ろうとしたら、いくつか手順を踏まなければいけません。

そのため、様々な作業をするたびに、いくつか手順を踏んでいたら、イラストを効率よく製作する事が難しくなってしまうのです。

そこで本製品は『ファンクションキー』を搭載する事によって、ショートカットを設定する事ができるので、ワンタッチで様々な作業を行う事ができます。

そのため、イラストを効率よく作業できる液タブを探している場合には、本製品はおすすめです。




本製品の機能

本製品には注目すべき機能が2つあって、それが『筆圧機能』と『傾き検出機能』です。

この2つの機能は、どちらともデジタルのイラストを製作する上では、重要な機能になるので詳しく紹介しましょう。

筆圧機能

以前までなら、デジタルのイラストを製作する際には『マウス』を利用していました。

所が、マウスでは、なめらかな線を引く事が難しくなっている上に、線や色の太さを変更するだけでも手間暇をかけていたのです。

それに引き換え、ペンタブの『筆圧機能』は専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さを簡単に変更する事ができます。

そして本製品の筆圧機能は、1024レベルもあるので、線や色の太さの幅が広くなっているのです。

傾き検出機能

ペンタブは、マウスに比べれば、なめらかな線を引く事ができます。

それでもペンタブを利用しようとしたら、線にズレが生じてしまうケースがあるので、注意しなければいけません。

このように線のズレが生じてしまう原因はいくつかありますが、そのうちの一つとして『専用ペンの傾き』が挙げられます。

実際に下位機種の液タブを利用していたら、専用ペンが傾いた状態で線を引こうとしたら、ズレが生じてしまう事があるのです。

しかし本製品は『傾き検出機能』が搭載されているので、あまり線のズレが生じづらくなっています。

本製品の詳細

本製品の魅力を紹介してきましたが、本製品を購入するべきか悩んでしまう方もいるでしょう。

そこで本製品の商品情報も紹介するので、この液タブを購入するべきか参考にしてみて下さい。

1677万色カラー

液タブを利用する際に、美しいイラストが映し出されなかったら、創作意欲をかきたてる事は難しいでしょう。

そこで本製品は『1677万色』を出力できるようになっているので、美しいイラストを映し出せるようになっているのです。

そのため、本製品を利用していたら、イラスト製作に集中する事ができるのです。

ただし本製品の液晶画面は小さくなっている事から、視力が低い場合にはイラストが見えづらいので、デザインを製作するソフトの拡大・縮小機能を活用するようにして下さい。

視野角

液晶を搭載している家電製品は精密機器になっていますが、違う角度から見たら色彩が変わって見える事があります。

このような事態を避けたい場合には『視野角』が広くなっている家電製品を購入する事が重要です。

なぜなら視野角が広くなっていれば、違う角度から見ても、色彩があまり変わらないように見えるからです。

そして本製品の視野角は170度もあるので、違う角度から見ても、あまり色彩が変わらないように見えるので、利用しやすくなっています。

コストパフォーマンス

本製品は魅力的なポイントが多い液タブですが、コンパクトなサイズになっている事もあって、低価格で販売されています。

実際にAmazonでは、税込価格38,700円で販売されています(2018年2月9日時点)。

所が、数多くある液タブの中には、200,000円前後になっている機種はいくつも販売されていて、高額な機種になれば300,000円以上になるものまであるのです。

そのため、低価格な液タブを探している方にも、本製品はおすすめです。

利用者たちの満足度

本製品は魅力的なポイントが多い液タブですが、利用者たちの中には、意外にも不満を抱いている方もいるのです。

そのため、何も知らないで本製品を購入したら後悔する可能性もあり得るので、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。

好意的な口コミ

本製品を利用している方たちの中には、適度な大きさになっている所を気に入っているケースがありました。

実際に液タブのサイズの好みは、利用者によって違いがあるので注意する必要はありますが、パソコンデスクに設置しやすいのは魅力的なポイントです。

実際にコンパクトなサイズの液タブを設置している場合には、イラストに関係する資料を置くスペースを確保しやすいので、イラストを効率よく製作できます。

そして性能の割には、低価格になっている所を気に入っている方もいました。

否定的な口コミ

本製品は筆圧機能のレベルが高くなっていますが、利用している最中に、筆圧感知が作動しないケースがありました。

そのため、スムーズにイラストを製作できない場合もあるので、注意する必要はあります。

その他に本製品の内部にゴミが入り込んでしまうケースがあって、そのゴミが気になってしまう方もいました。

そのため、本製品を利用する際には、ホコリやゴミが入り込まないように注意して下さい。

まとめ

本製品は筆圧機能が1024レベルもありますが、実は上位機種の液タブの中には、2048レベルのものは多く販売されているのです。

しかし1024レベルでも、満足している方は多くいたので、性能より値段を重視したい方には、本製品は購入してみる価値があります。

さらに本製品は利便性が高くなっているので、短時間でイラストを製作する事も可能なので、仕事でイラストを製作している方にも、おすすめの機種です。






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