ペットを飼っているという人の中には、毎回トリマーなどに頼むのは大変なので、可能なら自分で軽く毛を整えてあげたいという人もいるでしょう。ですがペット用のバリカンを使って毛を整えるのは、怪我などの危険性も大きいです。場合によってはペットに恐怖心を与えてしまいます。そこで今回は、自分でペット用バリカンを使ってペットの毛を整えたいという人に向けて、対処法を紹介していきます。

ペットの毛を自分でバリカンで整えたい。そんな人が知っておくべき6つの注意点

バリカン

ペットを飼っているという人の中には、毎回トリマーなどに頼むのは大変なので、可能なら自分で軽く毛を整えてあげたいという人もいるでしょう。ですがペット用のバリカンを使って毛を整えるのは、怪我などの危険性も大きいです。場合によってはペットに恐怖心を与えてしまいます。そこで今回は、自分でペット用バリカンを使ってペットの毛を整えたいという人に向けて、対処法を紹介していきます。

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ペット用バリカンを使う時の注意点

ここからは、ペット用バリカンを使って自分でペットのセルフカットをする時の注意点をいくつか紹介していきます。失敗してしまうと、見た目が悪くなるだけではなく、怪我に繋がることも多いので、きちんと知識を持って行うようにしましょう。

初心者は足裏から始める

ペットの毛を整えるという場合、胴体部分をやりたい、という人も多いでしょう。ですが胴体部分は毛の量も多いので時間がかかり、ペットが動いてしまう危険性も高くなります。そのため、胴体部分のカットは手早く行う必要があります。初心者の場合、それは難しいでしょう。そのためまずは、カットもしやすく怪我の危険性も少ない足裏から始めるようにしましょう。面積が小さく、丁寧な作業が必要となるのでバリカンなどに慣れるのにはちょうど良い場所です。また、足裏のカットもペットにとっては非常に重要です。イヌなどの場合、足裏には肉球があり、滑り止めの役割をしています。毛が延びてしまうとそんな肉球にかかってしまい、滑りやすくなってしまいます。また同時に、湿気などにより皮膚病になるリスクが高まります。そのため、定期的に足裏の毛を整えてあげる必要があるのです。

ミニバリカンを用意する

ミニバリカンはペンシルバリカンとも呼ばれることのある小さなバリカンです。ペットの毛を整える際には、足の裏や耳の周りなどの細かい部分を整えるのに使うことになります。ペットの毛を自分で整える人の中には、バリカンとハサミだけしか用意していないという人もいます。ですが、大きなバリカンだけで毛を整えようとすると、どうしても細かい部分を刈るのに高い技術が必要になってきます。専門の技術を学んでいない素人にそれは難しく、怪我のきっかけになったりもします。バリカンは確かに軽い力で毛を刈ることができるので便利ですが、少し力加減を間違えるだけで大切なペットに傷をつけてしまいます。そのため、より安全なカット環境を整えるためにも、ミニバリカンは非常に重要な役割を果たすのです。

急がずにゆっくり丁寧に

ペットの毛をバリカンで刈る人の中には、できるだけペットを拘束する時間を短くしたい、窮屈な思いをさせたくない、などといった理由から、急いでバリカンを使おうとする人がいます。バリカンは確かに速く毛を刈ることができますが、自分の技術に合ったスピードで行わなければ、失敗の元になります。失敗や怪我のリスクを避けるためにも、安全性を重視し、バリカンはゆっくりと使用するようにしましょう。

ハサミも活用する

人の髪を切る時も同じですが、バリカンはどうしても広い部分などを一度に刈ったりするのには便利ですが、どうしても細かい調整が難しいです。そのため、バリカンだけでなくハサミも併用するのが大切になってきます。これはペットの毛を整える際にも同じです。通常のカットバサミや梳きバサミを用意しておくと、効率よく毛を整えることができます。この時の注意点として、きちんとカット専用のハサミを用意するようにしてください。まれにバリカンは用意したものの、ハサミの準備を忘れていたため、通常のハサミを使ってしまう人がいます。その場合、毛が切りにくく、切り口が汚くなったりして失敗する原因になります。

顔周りには使わない

ペットの毛を整える際に、顔周りの毛を切られるのを嫌がることが多いです。そのため、切ろうとすると顔を動かしてしまいます。顔には目や鼻といった重要な器官がたくさんあります。それらに万が一バリカンやハサミが当たってしまうと、大きな怪我になってしまいます。特にバリカンを使用する場合は、音も大きいので嫌がって逃げようとすることが非常に多いです。もし嫌がらなかったとしても、何かの拍子で動いてしまうと危険です。そのため、顔周りのカットには絶対にバリカンを使用しないようにしましょう。

最初にバリカンに慣れさせる

バリカンは使用時にどうしても大きな音がしてしまいます。そのため、使用し始めると音に驚いたり、音を嫌がったりしてペットが逃げようとしたり、動いてしまうことが多いです。また、音ではなくバリカンそのものを嫌がることもあります。まずはペットの近くにバリカンを置いておき、バリカン自体に慣れるための時間を作りましょう。音を鳴らした際の様子を見るために、一度動かしてみて怖がらないか様子を見てみるのもおすすめです。

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まとめ

ペットの毛をバリカンで整えるのは、非常に高い技術が必要になってきます。そのため、プロのトリマーは専門の技術を学んでいるのです。それを自分でやろうとすると、とにかく慎重さが求められます。失敗してしまった時に怪我をするのは、あなたではなくペットなのです。しっかりと事前に調べ、ゆっくりでも丁寧な作業をするようにしましょう。




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