シンプルで使い勝手の良い電子レンジが普段使いには一番!
電子レンジは今や、一人暮らしでも家族と一緒でも無くてはならない家電の一つになりました。
無ければないで、昔は暮らしていけたのですが、実際生活スタイルも仕事のスタイルも激変した現代です。
こうなると、まとめておかずもご飯も作っておいて、電子レンジで加熱して時短を図るのが効率的なのは事実です。
となるとこの電子レンジ、どう選んだら最も経済的で使い勝手が良いのでしょうか。
電子レンジはオーブンレンジやオーブン電子レンジとは一線を画す
電子レンジと言われた時に、まずどう言ったイメージを持ちますか。
食べ物を温めるために使用する家電、温め機能とオーブン機能を併せ持った家電、人によってそれぞれ違うイメージがあるはずです。
ただ普通に販売されている場合、電子レンジという名称は温め機能がメインの家電を指します。
オーブン機能がついた電子レンジの場合、オーブン機能付き電子レンジと称されます。
量販店で購入の場合もネットで購入の場合も、その辺りをしっかりチェックしてくださいね。
必要のない機能がついたものを、購入してしまってはお金の無駄遣いになってしまいますので、注意してください。
勿論と言っては何ですが、電子レンジよりもオーブン機能付き電子レンジのほうが高価なのは、自明の理です。
まずはどっちを購入するか
オーブン機能付きの電子レンジを購入するか、それともシンプルに電子レンジを購入するかでまず、悩む人は多いはずです。
おすすめとしては、電子レンジにオーブントースターの二品購入ですね。
お菓子作りが趣味だとか、しょっちゅうチキンの丸焼きを作るということでもない限り、殆どオーブン機能は普通の家庭では需要はあまりありません。
近頃ではシステムキッチンに、ビルトインコンロがある場合、オーブンもついていることがありますので、そうなればオーブン機能は無用になります。
それに加えて、単純な機械というのは故障も少ないのです。
複雑な機能の機械はどうしても、その機能の多彩さが災いして故障するケースが多いのです。
なので、電子レンジとオーブントースターという組み合わせなら、単純な機能の機械2台ということで故障が少なく安心して使用できます。
普段の生活でのオーブンの使用は、それこそトーストを焼くくらいですよね。
オーブントースターで充分ですし、電気代もこちらのほうがお得です。
電子レンジを購入するとした場合
さてその電子レンジを購入する時に、いくつか注意しておいたほうが良いこともあります。
勿論用途や個人の使い勝手もありますので、参考意見として読んで下さい。
多くの機能よりシンプルさを
オーブン機能なしのシンプルな電子レンジと言っても、今やスチーム機能など複雑な機能が搭載されているものがあります。
正直なところ、蒸したりするのは蒸し器があれば普通のコンロで出来ますし、レンジ専用の蒸し器もそれこそ100均でも購入ができます。
これは普通に使う分には、必要がない機能の代表ともいえますね。
電子レンジでなくては出来ないことを踏まえて、できるだけシンプルなものを選びたいものです。
つまり、手早くむら無く食品を温める機能です。
これがきちんとしていれば、電子レンジとして充分なのは言うまでもありません。
ターンテーブルにするかフラットケーブルにするか
この2種類のどちらにするかは、実に悩ましいところです。
お値段の面から言えば、ターンテーブルタイプの電子レンジの方に軍配が上がります。
しかしむら無く温めると行った場合、これはフラットテーブルが一番ですね。
と言うかこの2つどう違うの、と言う疑問を持っている方も多いはずです。
ターンテーブルとフラットテーブルの最も大きな違いは、何を対象にどう温めているかということです。
例えばおかずを温めるとした場合、お皿におかずを置いて庫内に入れます。
フラットテーブルの場合は、このおかずに焦点を当てて温めてきます。
しかしターンテーブルの場合は、おかずの重量プラスお皿の重量の合計を計って、温めようとするわけです。
ターンテーブルだと回っているので、温めにむらがないように感じますが、実はこの皿も含めて全体を温めようとする機能のため、むらができてしまうのです。
フラットテーブルの場合も、完全に温めむらと無関係というわけではありません。
フラットテーブルタイプの場合、加熱センサーが働いて温めむらの無いように見張ってくれるのですが、このセンサーにも感度は色々あります。
つまり、高額のものならセンサーの感度も高いので温めむらはあまり無くて済みますが、お値段重視で選んだ場合ちょっと残念なことにもならないとは限りません。
そのあたりは、使用者の気持ちの問題ですので、お財布とも相談の上購入を決めてください。
まあできれば、そこそこのお値段のフラットテーブルタイプのものが、おすすめですね。
出力はどのくらいを見ておけば
出力が高ければ、温め時間も短縮できます。
しかし出力が高いということは、電気消費量が大きくなるということです。
早く温めて時間短縮して労力も短縮、温め時間の少なさでその間の電気代を少なく、と考えるのが一つの手です。
が、いきなり大出力にして電気消費量をグンと上げないように調整、電気代をそこで抑えるというのもまた手段ですね。
これに関しては、どの程度の分量を毎日温めるかによって、違いが出てきます。
大家族で多くの食料を温める必要がある時には、大出力のものを使用したほうが時短という面でもエコになります。
一人暮らしの場合などは、それほど出力の高くない物で充分です。
標準的な出力は、解凍用も含めると200ワットから600ワット程度です。
温めで使用する場合は、500から600ワットを使用することになります。
700ワットのものがあればかなり早く温めが効きますが、もっとという人には1000ワットの製品も出ていますので、検討するのもおすすめです。
お値段に関してはどの程度を予想すれば
さて肝心のお値段です。
フラットテーブルタイプのものにしても、ターンテーブルタイプのものにしても機能によって値段の上下があるのは変わりありません。
基本的にフラットテーブルタイプの方が値段は高いのですが、機能によってはターンテーブルタイプのもののほうが値段がかさむこともあります。
例えば、加熱センサー付きのターンテーブルタイプのものだと、2万円近くになってしまいます。
正直、一人暮らしでコンビニ弁当など温めが中心の場合、このターンテーブルタイプはおすすめできないのです。
サイズに収まらずに、回らなくなることがあるからです。
これではセンサーが付いていても、無駄になってしまいますね。
実際、フラットテーブルタイプのものでも、シンプル機能のものなら1万円を切ってくることもあります。
おかずや弁当、冷凍食品の温めに使用するなら、このお値段のものでも充分に働いてくれます。
おおまかですが予算としては、1万円から3万円見ておけはよろしいですね。
高額のものだと10万円超えてくるものもありますが、普通に使用するだけなら勿論そこまでは必要ないのは事実です。
お財布と身の丈にあったレンジを選んでいってください。
まとめ
電子レンジを買い直そうと思ったら、あまりに多くの機能がついていて一体どう使えば良いのかわからない、と言う経験は誰でもあるはずです。
特に昔風の、シンプルな電子レンジを長く使用してきた人の場合、今の電子レンジの機能の多さに困ってしまうこともありますね。
また購入したは良いけれど、結局使いこなせないことも、絶対に無いとは言えません。
逆にシンプルな機能のものを探すのは難しくなった現代ですが、シンプルなものが使い勝手も故障の少なさも勝っているのは事実です。
ちょっと頑張って探してみませんか。