液タブに慣れていくにはまずは自分に合ったタイプをしっかり選ぶ
最近ではイラストを描くときには、液タブの使用が当たり前になってきました。
しかし、一口に液タブと言ってもさまざまな機能を持っているタイプがあります。
自分に合った液タブを時間をかけて選ぶことが重要なことであり、そうすることでデジタル機器に慣れていないイラストレーターでもすんなり液タブに慣れていくことができます。
液タブの使い方
イラストをもっと便利に描く
イラストを描くときには、昔であれば当たり前のように紙とペンと握っていました。
最もオーソドックスで確実な絵描き方でしたが、最近ではデジタルでの記載が当たり前のようになっています。
しかし、こうしたデジタルでの記載も一昔前であれば、ペンタブレットを利用していました。
ペンタブレットは、スピーディーにイメージ通りのイラストを描けることで人気を得ましたが、細かい部分まで詳細に描く場合には、やはり紙とペンの方が有利とされてきました。
とくに筆圧が必要になる細かい表現については、ペンタブレットでは限界があり、レベルの高いペンタブレットになればとても高額になってしまい、一般的に使用するレベルではなくなっていたのです。
しかし、こうした中注目を集めることになったのが液タブなのです。
液タブはイラストを描くために開発されたタブレットなので、まさにイラストレーターなどには最適なアイテムになっているのです。
ペンタブレットのような無駄な機能はHUBいていますので、スピーディーな操作性と手の甲届きやすい価格帯で販売されている魅力などは、ペンタブレットでは得ることができない魅力が多く詰まっています。
これからイラストを描いていきたいと考えている人は、間違いなく液タブを選ぶことをおすすめします。
まずは基本的な使い方を学ぶ
液タブは基本的には単体では動かすことができません。
モニター自体をパソコンナドニ繋ぐことにより、初めての液タブとしての機能を発揮させることができるようになるのです。
これでは不便だと感じるかもしれませんが、基本的には繋ぐパソコンなどはどのようなタイプでも問題はありません。
小型のノートパソコンでも十分な機能を発揮させることができますので、完全にモバイルを意識して使用するのであれば、小型のノートパソコンを用意しておくことをおすすめします。
ただし基本的には液タブをメインとして使用します。
液タブ自体に絵などを記載することになりますので、感覚としては紙にペンで絵を描くこととほとんど変わりません。
液タブのペンの使い方を学ぶ
液タブは基本的には専用のペンを使用して、多くの作業を行うことになります。
つまりこのペンの使い方を身につければ、ほとんどの届きやすい動作をマスターできたとも言えるのです。
ペンは絵を描くだけではなく、カーソルのポインターとしても活用することになります。
また、ペン先でパソコンのマウスのようにクリックをすることもできます。
こうした基本的な動作は必ず早目にマスターしておきましょう。
さらに、液タブのペンには筆圧機能が付いていることがほとんどです。
この筆圧機能こそが、液タブが本格的なイラストを描くことができる最大のポイントになりますが、強く当てると筆圧が強い状況を作り出すことができ、反対に軽く押せば筆圧が弱い状態を作り出すことができます。
初めて使用したときには、この筆圧機能のレベルの高さに間違いなく驚きます。
しかし、本格的なイラストを目指しているときには、やはりレベルの高い液タブを購入することをおすすめします。
多くの人は、この液タブの筆圧機能を重視して選んでいる傾向にありますので、こうしたメインの機能については必ずしっかり確認をして選びましょう。
液タブの隠れた機能もマスターする
ファンクションキーの活用
液タブは、とてもシンプルな機能であることが使いやすいメリットでもありますが、隠れた機能もしっかりマスターすることでより便利に、よりスピーディーに作業を行うことができます。
さまざまな機能の中でもファンクションキーの活用は、必ず身につけておくようにしましょう。
ファンクションキーは、多くの液タブでは画面の横の部分に配置されています。
このボタンを利用すれば、ショートカットを割り当てることができますので、普段よく利用する機能をスピーディーに呼び出すことができるようになります。
わざわざメニュー画面から操作を行う必要がありませんので、とくに仕事で液タブを利用している人は活用することが重要です。
おすすめの液タブ3選
HUION液タブGT-191
HUION液タブGT-191は、筆圧8192レベル対応で、プロのイラストレーターでも納得できる機能性を誇っています。
また、液晶19.5インチサイズで、フルHD解像度と言う素晴らしいスペックを持っていますので、液タブに慣れている人でも間違いなく使いやすいと感じることができます。
さらにHUION液タブGT-191は、他のこれだけのスペックを持っている液タブに比べるとリーズナブルとも言える価格であり、初めて液タブを購入する場合でも無理なく購入することができます。
多くの場面で活用することができますので、HUION液タブGT-191は最高におすすめです。
CintiqPro
CintiqProは、今まで液タブではどうしても必要とされていたパソコンなどの機器を必要としないで、単体で機能させることができる液タブです。
単体でスムーズな操作を行うことができますので、完全にモバイル機器としてさまざまな仕事などの場面で活用していきたいと考えている人にはおすすめです。
スムーズな筆圧機能は、今まで紙とペンで描いていた人でも、すんなりこの液タブに移行させることができます。
ワコムCintiq13HDDTK-1301
ワコムのCintiq13HDDTK-1301は、画面サイズはそれほど大きいと感じることはなく、むしろ少し小さいと感じる13.3インチを採用しています。
しかし、このくらいのサイズがモバイルとしてはちょうど良いと感じることができるサイズです。
ワコムしかない機能性をしっかり持っていますので、機能性についての心配はありません。
外出先ですぐに作業をしたいと言うときには、このサイズのワコムのCintiq13HDDTK-1301はおすすめです。
液タブの注意点も理解しておく
液タブは目が疲れやすい
今まで紙とペンで絵を描いていた人は、どうしても液タブでは目が疲れると感じる場面が多くなってしまいます。
暗い場所でも、液晶モニターの機能により描くことができますが、長時間の記載は目への負担が大きくなってしまうことは理解しておきましょう。
数時間使用した後は、目を休めるなどの使用方法を心がければ、液タブでも問題なく慣れていきます。
また、液タブの使用はできるだけ机で使用することをおすすめします。
机に置き、専用の台などを使用して描けばイメージ通りのイラストが描きやすくなっていきます。
まずは、液タブにしっかり慣れていくようにしましょう。
まとめ
液タブを使用することで、今まで紙とペンを使用してイラストを描いていたように描くことができます。
しかし、さまざまな機能性を持っている液タブは、まずは操作などに慣れることが一番です。
操作に慣れていけば、液タブでも簡単にイメージ通りのイラストを描くことができるようになりますので、まずは何度も練習して慣れていきましょう。