液タブ『Yiynova MSP19U+ 19インチ』の魅力や活用法
デジタルのイラストを製作する場合には、アナログのイラストに比べて、作業を効率化できます。
そのため、今までアナログのイラストを製作してきた方は、デジタルのイラストへ移行するべきか検討している方もいるでしょう。
そのような方におすすめしたいのが『Yiynova MSP19U+ 19インチ』という液タブです。
この液タブはデジタルのイラストを製作する機器として優れているのです。
そこで本製品の魅力や活用法などを紹介するので、デジタルのイラストの製作を検討している方は参考にしてみて下さい。
Yiynova MSP19U+ 19インチの魅力
本製品はデジタルのイラストを製作しやすいポイントが4つあって、それが、作業領域・高解像度・ショートカットキー・描き心地です。
そこで本製品を詳しく知りたい方のために、この4つのポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
作業領域
ペンタブレットには、板タブと液タブの2種類があって、本製品は液タブになります。
液タブは、ペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されて、そこに専用ペンを引いていきます。
それに引き換え、板タブはパソコンのディスプレイにイラストが映し出されてしまうのです。
そのため、液タブのほうがアナログのイラストを製作する環境に近いのです。
そのため液タブを製作する際には、大きなサイズになっているほうが、イラストを製作しやすくなっています。
そして本製品のサイズは19インチもあるので、作業領域も広くなっているので、イラストを製作しやすくなっています。
高解像度
液タブを選ぶ際には解像度が重要になっていきます。
この解像度とは美しいイラストを映し出せるのか、把握する事ができる機能です。
なぜなら解像度はドットの集まりで、1つのドットには1つの色を映し出せるからです。
そのため、解像度が高くなっていれば、多くのドットが備えられているので、なめらかな線や美しいグラデーションの色彩を映し出せます。
そして本製品の解像度は、1400×900もあるので、美しいイラストを映し出せる液タブを探している方には、本製品はおすすめです。
ショートカットキー
デジタルのイラストは、アナログとは違って、イラストを拡大できたり縮小できたりします。
さらに線を引くツールや、色を塗るツールなどが用意されていますが、このように作業を切り替える際にはツールをクリックする必要があるのです。
ただし、デジタルのイラストを製作する際に、作業を切り替えるたびにツールをクリックしていたら、手間暇をかけてしまいます。
そこで本製品は、ショートカットキーを搭載する事によって、ワンタッチ操作で作業を切り替りかえる事を実現しました。
描き心地
液タブを操作する際には、液晶画面に専用ペンを引いていく必要があるので、段差があったら操作しづらくなってしまいます。
そこで本製品はフラットな液晶画面を可能にしました。
そのため、本製品を操作する際には、専用ペンが引っかからないので、勢いよく線を引く事ができるのです。
そのため、手首で線を引くのではなく、肘を使って線を引く事が可能です。
本製品を活用したテクニック
本製品は筆圧レベルが高くなっている上に、解像度が高くなっている事から、この2つの機能を活用すれば、イメージ通りのイラストを完成させる事も可能です。
そこで、本製品の機能を活用したテクニックを紹介するので、見ていきましょう。
線画を効率化
イラストを製作する際には、まず線画を製作する事は、デジタルでも違いはありません(線画がいらないイラストもあるので注意)。
ただし線画を製作する際には、細い線だけでは単調なイラストになってしまいます。
そこで重要になるのが、本製品の筆圧レベルです。
この筆圧レベルとは、専用ペンにかける力の入れ具合によって、細い線から太い線まで描き分けるようになっています。
そのため、本製品の筆圧レベルを活用したら、表現力が豊かな線画を完成させる事が可能です。
色彩を重ねる効果
アナログのイラストを製作している方たちの中には、透明水彩やアクリル絵の具のような重ね塗りが好きな方もいるでしょう。
確かに透明な色彩を重ね合わせたイラストは、美しい作品になります。
所が、デジタルのイラストを製作する際でも、専用ソフトのレイヤーを活用したら、透明な色彩を重ね合わせる事が可能です。
そこで本製品の高い解像度を活用すれば、美しい色彩を把握する事ができるのです。
そのため、本製品でも透明水彩やアクリル絵具のような技法を使用できます。
製品情報の詳細
本製品の魅力やテクニックを理解してもらえた所で、次に製品情報も紹介するので、この液タブを購入するべきか悩んでいる方は確認してみて下さい。
スタンド
液タブは、ペンタブ本体にイラストが映し出せるので、今までアナログのイラストしか製作してこなかった方でも描きやすくなっているのは、大きな魅力です。
ただし液タブは、パソコンデスクに寝かせて利用する事になるので、頭を傾かせて操作する事になってしまいます。
そのような事になれば、首や肩に大きな負担をかけてしまうのです。
そこで本製品はスタンドの角度を調整できるようになっているので、ある程度まで液タブを立てる事を実現できました。
そのため、本製品を利用すれば、液タブなのに首や肩にかかる負担を軽減できます。
コストパフォーマンス
本製品は魅力的なポイントが多い液タブなので、高額なイメージを抱いた方は多いでしょう。
確かに液タブは高額な機種が多くて、200,000円を超えてしまう機種は多く販売されているのです。
所が、本製品は意外にも低価格な液タブになっていて、Amazonでは送料別で税込価格54,800円にしかなりません(2018年3月6日時点)。
そのため、値段が安くなっている液タブを探している方にも、本製品はおすすめです。
利用者たちの満足度
本製品は高機能な液タブで、コストパフォーマンスも高い機種です。
所が、本製品を利用している方たちの中には、満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいるのです。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
液タブはデジタルのイラストを製作しやすい機種ですが、実は熱を発しやすいので、夏場の季節には利用しづらいというデメリットがあります。
所が、本製品を利用してみたら、熱があまり放出しなくて、満足している方がいました。
そのため、暑がりの方でも、本製品であれば利用しやすいです。
さらに本製品は、あまり音がしない所を気に入っているケースもあったのです。
このように熱や音があまり出ない液タブなので、イラスト製作に集中する事ができます。
否定的な口コミ
本製品を1ヶ月ほど利用していたら、専用ペンが反応しないケースがありました。
このようなケースが起きてしまうので、取り扱いに注意しなければ、故障する可能性もあるので注意して下さい。
その他にショートカットキーを活用する際に使うボタンが効かないケースもあったのです。
このように本製品は、耐久性があまり優れていない可能性が高いのですが、値段が安い事を考えたら仕方のない部分です。
まとめ
本製品は耐久性があまり優れていないので、取り扱いに注意する必要があります。
そのため、液タブ本体に衝撃を与えないように使用する事が重要です。
ただし、本製品は高機能な液タブになっているので、デジタルのイラストを製作しやすくなっています。
そのため、アナログのイラストを製作する際に使用していた技法を、本製品でも活用する事ができる場合もあるのです。
そのような特徴がある液タブなので、今までアナログのイラストしか製作してこなかった方にも、本製品はおすすめの商品です。