実際に使って比較!仮想通貨の取引所はどこを使うのが良い?
仮想通貨の取引所は、いろいろなところがあります。
そして実際に、それぞれの取引所によって微妙に特徴が違いますから、どこの取引所で取引をするべきか迷うものです。
なかなかどこで取引をするか決められない方もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、実際に使ってみた体験をもとに、どこを使うのが良いか見ていきたいと思います。
何かと話題になってしまったZaif
まずは、今や何かと話題の取引所となってしまったザイフから見ていきます。
ザイフには、取引手数料の安さというメリットがあります。
実際使用してみると、取引手数料がかかっているということすら忘れてしまうような手数料しかかかりません。
むしろビットコインの取引に関しては、取引をすればするほどに逆に手数料を貰えるという状態です。
なので、仮想通貨の中でも特にビットコインの取引をするというのであれば、ザイフは大いにおすすめできます。
また、ザイフにはもう一つメリットがあります。
扱っている仮想通貨が多い
日本の仮想通貨の取引所は、扱っている仮想通貨が多くないところがほとんどです。
しかしザイフは、扱っている仮想通貨が多いです。
ザイフにしかない仮想通貨もあるのです。
たとえば、カウンターパーティーやペペキャッシュ、そしてザイフ独自のトークンであるザイフトークン等々です。
あるいは他の取引所にあるような仮想通貨でも、モナコインやネム、そしてビットコインキャッシュ等、そちらも比較的に多めです。
だから、価格が下がりそうな仮想通貨から騰がりそうな仮想通貨にうまくまわしていくこともできます。
現状仮想通貨の価格はほとんど同じ動きをするので、それはなかなか出来ることではないですが、今後それぞれがしっかり独立して動くようになっていったら、そういう戦い方が可能になります。
それは一つの大きなメリットです。
デメリットはレスポンスの悪さ
では、ザイフのデメリットはどこでしょう?
ザイフのデメリットは、間違いなくレスポンスの悪さです。
ここでいうレスポンスの悪さというのは、サーバーのレスポンスのことです。
ザイフのサーバーのレスポンスは、悪い時にはとにかく悪いです。
市場が盛り上がっていない時には何の問題もありませんが、高騰し始めた時、あるいは下落しはじめた時には、注文を出してもまったく通らなくなります。
あるいは、通ったとしてもかなり遅れて通るようになります。
結果、大きく下げるまで、あるいは騰がりきるまで何もできなくなったりします。
金融庁の業務改善命令もあり、今後改善する可能性は高いですが、それでもまだ現状動きは重たいです。
はじめてのアドレスに送れないのも難点
またザイフには、初めて送るアドレスに仮想通貨を送れないという難点があります。
つまり、ザイフから初めてコインチェックに何らかの仮想通貨を送ろうとしても、できないのです。
ほとんどの場合、ザイフで買った仮想通貨はザイフでしか使えません。
あるいは売って日本円を出金して、日本円を別の取引所に入れて、その取引所で仮想通貨を買うというすごく面倒かつ手数料がもったいないことをしないとならなくなります。
それも、いざ取引を開始するとすごく厄介です。
事件でお馴染みのコインチェック
ザイフと同じく、いやそれ以上に大きな事件を起こしてしまい、今や日本中の人が知るところとなった取引所であるコインチェック。
コインチェックは、事件が起きる前まではすごく使いやすい取引所として有名でした。
確かにコインチェックの取引所は、スマホ画面からでもパソコンからでも非常に見やすく使いやすくありました。
それが新規参入にすごく人気だった理由です。
実際、使用してみても特にストレスに感じるところはありませんでした。
いまでこそセキュリティに難ありというイメージがありますが、それ以外に特にデメリットはないように思えました。
これから参入はアリか
事件後、コインチェックで取引をしようという方はほとんどいなくなったように思います。
実際私も今はコインチェックを全然使用していません。
しかし、今後セキュリティ対策に異常に力を入れることは間違いありません。
もう一度近しい事件を起こそうものならばいよいよ退場ものですから。
なので、これから仮想通貨に参入するという場合には、コインチェックで参入するのはアリです。
扱っている通貨も多くありますから。
おすすめはビットバンク
ビットバンクという取引所は、おすすめできる取引所です。
ビットバンクでは、キャンペーンで手数料が無料になったりします。
なので、何回トレードをしても、手数料を気にする必要はありません。
また、ザイフと違い、今のところでそこまでトレードに重さを感じることはありません。
ただ、現状ビットバンクにはそこまで利用者が多くいるわけではありません。
ザイフでの仮想通貨の出来高と比べるとはるかに少ないです。
そのおかげでトレードが軽いだけという可能性はあります。
これから多くの方がビットバンクに流れて来たら、その分重たくなるかもしれません。
ですが少なくとも現時点では、ビットバンクはすごく快適です。
トレードできる仮想通貨が多くないのが難点
ビットバンクの難点は、取引できる仮想通貨の少なさです。
主要な銘柄が少しだけあるというのが、ビットバンクです。
だから、コアな仮想通貨にあまり人気のない時点から投資しておいて、いつかそれが高値になるのを待つというようなスタイルの取引には向きません。
それよりも安心度の高い仮想通貨において、ボラリティを楽しむという使い方が適しています。
たとえば10万円を12万円にして、12万円を14万円にして、というような取引の仕方です。
もちろん長期保管しても良いですが、価値が10倍になったりする可能性はあまり高くはないです。
そうなる可能性がないわけではないですが。
海外取引所バイナンスはあまりおすすめしない
海外にもバイナンスという世界でもトップクラスの取引所があります。
そして日本にはそれを利用している方もたくさんいると言います。
私も、バイナンスは活用しました。
でも、それはあまりおすすめできません。
なぜなら、日本円でのチャートがないからです。
金銭感覚がつかみづらい
日本円でのチャートがないと、いまその仮想通貨がいくらなのかわかりづらいです。
だいたいの場合、ビットコイン建てかイーサリアム建てで購入することになるでしょうが、それらはいずれも10万円あるいは100万円クラスの仮想通貨です。
だから、バイナンスで仮想通貨を買う際には、その仮想通貨一つが、0.00004258BTCというようになったりするのです。
これではそれが今いくらかまったくわかりません。
もちろんそれを簡単に表示してくれるサイトやアプリもあったりはしますが、いちいちそれを使うのも面倒です。
だから、バイナンスはあまりおすすめできないのです。
メリットも大きい
ただ、その使いづらさの分メリットも大きいです。
手数料の安さはもちろんのこと、取り扱う仮想通貨の量は極めて多いです。
その中にはもしかしたら価値が100倍になるようなものもあるかもしれません。
それを考えると、使ってみるのもアリではあります。
まとめ
仮想通貨の取引をするならば、初心者には特にビットバンクがおすすめになります。
仮想通貨の中ではそこまで高くないボラリティでの勝負でも、こつこつと勝ちを積み重ねれば、それなりの儲けは出せます。
レスポンスの悪さで損をするのはとくにストレスも大きいですから、やはりそういうところはおすすめできません。
もちろん勝負するスタイルにもよるので一概には言えませんが、まずはビットバンクからはじめてみてはいかがでしょうか?