電子レンジを使ってジャガイモを美味しく食べる方法について

電子レンジ・オーブンレンジ

ジャガイモは1年を通して安定した品質と値段で手に入れることのできる食材です。

常温でもそれなりに保存がききます。

しかし、食べる時には必ず加熱をしなければならないのがネックです。

茹でるとなるとそれなりに時間がかかりますし、光熱費もかかります。

でも電子レンジを使えばとても簡単においしくジャガイモを調理することができます。




ジャガイモはとても便利な食材です

ジャガイモは1年を通して安定した価格で手に入れることが出来ます。

常温である程度保存もききます。

ポテトサラダやポテトグラタン、コロッケ、煮物、じゃが餅などさまざまな料理にもなります。

洋風、和風、どんな味付けにも向いています。

しかし、ジャガイモは食べる時に必ず、加熱をしなければならない食材です。




電子レンジがおすすめ

ジャガイモを加熱する方法としてオーブンで焼いたり、フライパンで焼いたり、鍋にお湯をはって茹でたりする方法があります。

それぞれの調理法にメリット、デメリットがありますが、ジャガイモを茹でたり、蒸したりして加熱をするのならば、お鍋で茹でるよりも電子レンジでの加熱がおすすめです。

お鍋でジャガイモを茹でたり蒸したりするよりも電子レンジで加熱した方が、短時間で熱が通りますし、光熱費の節約にもなります。

お鍋や蒸し器を出したり洗ったり仕舞ったりといった手間もかかりません。

ジャガイモが水っぽくなってしまうこともないですし、栄養も逃げません。

大量のジャガイモを1度に調理するのでなければ、電子レンジを利用してみましょう。

カレーやシチューの下茹でにもおすすめ

カレーやシチューを作る時、他の野菜や肉と一緒にジャガイモを鍋に入れて煮てしまうと煮崩れてしまうことがあります。

煮崩れてしまうことを防ぐためには別茹でをするのが良いとされますが、それだと手間がかかってしまいます。

このような時にも電子レンジはとても便利です。

電子レンジで加熱をして、頃合いを見計らって、カレーやシチューの鍋に入れれば完成です。

電子レンジでジャガイモを加熱する時間

電子レンジでジャガイモを加熱するときは目安の時間を知っておきましょう。

目安の時間が分かっていれば、好みの火の通りに調整することができます。

150グラムのジャガイモ1個に対して、600ワットで3分程度です。

ジャガイモ2個を同時に加熱し、大きいジャガイモを加熱するのならば6分くらいがちょうどよいです。

根菜機能があったら利用しましょう

電子レンジに根菜機能がついているのならばそれを利用するのもおすすめです。

丸ごとのジャガイモを加熱する方法について

丸ごとのジャガイモを加熱する場合、まずはジャガイモをよく洗います。

洗ったら水気をふき取らずにそのままラップに包みます。

水気をふき取ってしまうとパサパサしてしまったり、固くなってしまったりします。

そして、ジャガイモの量に合わせて電子レンジで加熱させます。

もしも、ほくほくとした食感のジャガイモにしたいのならば、電子レンジで加熱をしたあとに、乾いた布巾やタオルなどでつつんで粗熱が取れるまで放置しておきます。

そうすると余熱でジャガイモの加熱のムラが無くなります。

大量のジャガイモを同時に加熱する場合

4個以上のジャガイモを同時に電子レンジで加熱をするのならば、加熱の途中で電子レンジの扉を開けて、ジャガイモの上下を逆にするのがおすすめです。

こうすることで加熱のムラを減らすことが出来ます。

上下を逆にする場合には火傷に注意をしましょう。

カットしたジャガイモを電子レンジで加熱する場合について

ジャガイモを丸ごと電子レンジで調理をするのはとても簡単ですが、加熱が終わった後、皮を剥くのがやや大変です。

気をつけないと火傷をしてしまうこともあります。

あらかじめジャガイモの皮を剥き、カットしてから電子レンジで加熱をすればその手間を省くことが出来ます。

カットしたジャガイモは表面積が大きいので、加熱のし過ぎには注意が必要です。

逆に言えば短時間でジャガイモを柔らかくすることができるので時間と光熱費の節約にもなります。

カットしたジャガイモの場合、100グラムあたり600ワットで2分くらいです。

カットしたジャガイモは耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをかけます。

ジャガイモは均等な大きさにカットをすること、重ねずに耐熱容器に入れることがポイントです。

大量のジャガイモを1度に加熱をする場合には加熱の途中で電子レンジの扉を開けてジャガイモをかき混ぜましょう。

こうすることで加熱のムラを防ぐことが出来ます。

ジャガイモを電子レンジで蒸かす場合

ジャガイモをただ柔らかくするだけでなく、ほくほくとした食感を出したいのならば、蒸した状態を目指しましょう。

この場合は水分が多い状態でジャガイモを加熱するのがおすすめです。

耐熱容器に少量の水とジャガイモを入れます。

そしれて、ラップかフタをして電子レンジで加熱をします。

加熱が終わってもフタをとらずに少しそのままにしておくと余熱でほくほくとした仕上がりになります。

電子レンジで加熱したジャガイモの皮を剥く方法

電子レンジでジャガイモを丸ごと過熱してから皮を剥くのは気をつけないと火傷のリスクがあります。

しかし、冷めるまで待っていると、ジャガイモと皮がくっついてしまい、むきにくくなってしまいます。

アツアツのジャガイモを剥くのはコツがあります。

電子レンジに入れる前にジャガイモに切れ目を入れる

電子レンジにジャガイモを入れる前に、ジャガイモに包丁で切れ目を入れておくのがおすすめの方法の1つです。

じゃがいもを一周するように包丁で浅く切れ目を入れます。

縦に一周、横に一周入れるのがおすすめです。

こうしておくと、ジャガイモを電子レンジで加熱をしたあと、切れ込みからつるんと皮がむけます。

キッチンペーパーを使う

電子レンジから出したばかりのジャガイモはとても熱いです。

素手で触るのはとても大変です。

このような場合、キッチンペーパーで包むようにしてジャガイモを持つと熱さが軽減されます。

さらに、ジャガイモの皮がキッチンペーパーに引っかかって、向きやすくなります。

手軽なほくほくジャガイモ

電子レンジでジャガイモをほくほくにしたら、そのまま潰したり、他の材料と混ぜたりして料理につかうこともできますが、何かをトッピングすればそれだけで立派なボリュームのある料理として食卓に並べることが出来ます。

おすすめなのはバター、塩、塩辛、チーズ、味噌ダレ、ケチャップ、バター醤油、塩コショウ、マヨネーズなどです。

ジャガイモと一緒に加熱も楽

カットしたジャガイモと一緒にいくつかの食材と一緒に加熱するのもおすすめです。

軽く混ぜて調味料を加えればジャガイモサラダをすぐに完成させることが出来ます。

一緒に加熱する材料によってはとても彩が良くなります。

味付けの調味料としておすすめのものは塩コショウ、マヨネーズ、カレー粉、醤油、麺つゆ、ケチャップ、ポン酢などです。

一緒に加熱するのでおすすめなのはソーセージ、コーン、ニンジン、グリンピースなどです。

まとめ

ジャガイモはとても便利な食材です。

電子レンジを使うことでとても手軽に調理をすることが出来ます。

ジャガイモを洗った後は水気をふき取らずにそのまま加熱をするようにしましょう。

蒸したいのならば、少量の水と一緒に加熱をして、さらに少し余熱を与えましょう。

加熱したばかりのジャガイモは熱いので、皮を剥くときにはコツがあります。